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野党は憲法9条論争に巻き込まれてはいけない
http://kenpo9.com/archives/3191
2018-01-28 天木直人のブログ
いよいよあす29日から予算委員会が開かれる。
国会が始まったといっても、これまでは時間つぶしのようなものだった。
施政方針演説など作文を読み上げるだけであり、本会議の代表質問のやりとりは、歌舞伎のパフォーマンスのようなものだ。
与野党の真剣勝負は予算委員会から始まるのである。
ならば野党はそこで安倍首相を追いつめなければいけない。
どうすればいいか。
ズバリ、不毛な憲法9条論争に巻き込まれることなく、安倍夫妻の疑惑を徹底追及するのだ。
なぜ憲法9条論争に巻き込まれてはいけないのか。
それは憲法9条論争は安倍夫妻の疑惑追及隠しであるからだ。
何よりも、安倍自公政権案が出て来ないうちにあれこれ議論する事は無意味であるからだ。
あの安保法案の論争の時にも私は繰り返し書いた。
安倍自公政権の成案が出ないうちに野党のほうから議論を仕掛けては馬鹿を見ると。
「成案をはやく出せ」と迫るだけでいいのだと。
まさしく憲法9条論争もそうだ。
きのう27日の東京新聞が書いた。
どうやら安倍自民党政府は、公明党に配慮し、9条2項を残したうえで、つまり現行憲法の戦力不保持という大原則を維持しながら、自衛隊を明記するだけの改正案にまとまりそうだと。
こんな腰砕けで、自己矛盾の政府案など、笑いものである。
あの安保法案の時もそうだったが、安倍首相には本気で憲法9条を改憲する覚悟はない。
あの時は解釈改憲でごまかし、今度は文言でごまかす。
安倍首相の頭にあるのは、憲法9条を自分の手で変えたという実績づくりだけなのだ。
こんな案を自民党が丸呑みし、公明党が9条改憲に応じるなら、歴史に残る恥だ。
やれるものならやってみろと突き放すだけでいいのだ。
そして、万が一、そんな成案が出てくれば、その時こそ、国民にわかる形で、徹底的に矛盾を追及すればいいのだ。
繰り返して言う。
いまこちらから、安倍首相の考えを質したり、野党の方から案を出したりするのは愚の骨頂だ。
そんなことをするよりも、あらたな疑惑が続出し、もはや逃れられない安倍夫妻の森友学園疑惑を徹底追及すべきだ。
疑惑隠しとしての憲法9条改憲を逆手に取るのだ。
野党は国会質問を分担し、逃げ切れない形で追及し、安倍昭恵夫人の国会招致を迫るのだ。
安倍首相がそれに応じないなら国会審議をボイコットし、予算成立をストップさせるのだ。
いつまで疑惑追及をしているんだ、もっと重要な問題があるだろう。
そう批判する者は、安倍首相夫妻の身内か、政治に蒙昧で、権力の犠牲になっても気づかない、おめでたい国民だけである。
真面目に働いて正直に納税してる圧倒的多数の国民は、安倍夫妻の権力の私物化に怒っている。
野党は批判を恐れる必要はまったくない。
繰り返して言う。
明日から始まる予算委員会では、野党は森友疑惑や加計・スパコン疑惑について国会質問で野党共闘を行い、安倍首相を徹底追及するのだ。
そうすれば、やがて安倍首相は昭恵夫人の助言に従って辞めると言い出すに違いない。
日本の政治はそこから再出発すればいいのである(了)
9条2項残し自衛隊明記 自民方針 改憲案公明に配慮
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201801/CK2018012702000130.html
2018年1月27日 東京新聞
自民党は、今国会で衆参両院の憲法審査会に示す党の改憲案について、戦力不保持を定めた九条二項を維持した上で、自衛隊の存在を明記する方針を固めた。三月二十五日の党大会までに詳細を詰める。安倍晋三首相(党総裁)が二〇二〇年の新憲法施行を掲げていることを踏まえ、理解を得やすい案を優先した。複数の関係者が明らかにした。
党憲法改正推進本部は昨年十二月の論点整理で、九条一項と二項を維持して自衛隊の存在を書く案と、二項は削除する案の両論を併記。首相は昨年五月に二項維持案を提唱したが、石破茂元幹事長らは、一二年の党改憲草案に沿って二項削除を主張している。
推進本部は、自民党だけでは国会発議の要件である衆参両院三分の二以上の議席に届かず、特に公明党の賛成が不可欠な点を重視。公明党は以前、二項を維持した上で自衛隊の存在を書くと主張したことがあり、二項維持案なら「合意が実現する可能性が高い」(自民党幹部)と判断した。
戦力不保持を削除すれば、発議後の国民投票で否決される可能性が高くなると考慮した。高村正彦副総裁は最近の講演で「(削除すると)国民投票で困難」と訴えていた。党内には自衛隊ではなく自衛権を明記すべきだとの意見もある。
推進本部は二十六日の執行役員会で、党大会までの党の改憲案とりまとめを目指すことを確認。九条については二月上旬にも全体会合を開き、本格的な意見集約に入る。細田博之本部長は「多くの政党にとって合意しやすい案をつくることも大切だ」と語った。
一方、自民党が検討している改憲四項目のうち、緊急事態条項については、大災害時などに衆院議員の任期延長を認める特例に絞る方針。内閣の権限強化や私権制限の根拠を規定する案もあったが、公明党が「受け入れることは難しい」との意向を非公式に伝えた。
9条2項残し自衛隊明記 自民方針 改憲案、公明に配慮
— 東京新聞政治部 (@tokyoseijibu) 2018年1月26日
東京新聞今朝の1面トップ記事。3月にまとまる自民党改憲案を論じています。自衛隊を明記しても変わらない、という説明もありますが、やはり憲法に明記されれば性格が変質してしまう懸念は当然ありますhttps://t.co/aDtn9SutjF pic.twitter.com/3r6qvoRo7P
やはりこの線で公明党を抱き込む↓
— 安倍9条改憲NO!全国市民アクション (@no9kaikenno) 2018年1月27日
公明党は以前、二項を維持した上で自衛隊の存在を書くと主張したことがあり、二項維持案なら「合意が実現する可能性が高い」(自民党幹部)と判断した。
9条2項残し自衛隊明記
自民方針改憲案、公明に配慮https://t.co/z9DzGYVkrc
東京新聞:9条2項残し自衛隊明記 自民方針 改憲案、公明に配慮https://t.co/8gO9eBAMhb
— rima (@risa_mama117) 2018年1月27日
「自民党が、自衛隊を明記する改憲案で9条2項を残す方針を固めたのは、平和主義の転換と受け取られかねない二項削除案に比べて反発を招きづらく、改憲を実現する早道と計算したからだ。」朝刊1面 pic.twitter.com/qMFmqUTzQJ
東京新聞:9条2項残し自衛隊明記 自民方針 改憲案公明に配慮:政治(TOKYO Web) https://t.co/PbKfA01aT7
— ステイメン@打倒!凶人安倍! (@deskain) 2018年1月27日
「2020アベノ壊憲」の実現に燃える凶人安倍と不快な下僕どもだが、9条に3項を追加する事で「平和主義」を事実上形骸化させる事を優先し、「私権制限」は後回しにする事にしたようだ! pic.twitter.com/FshTGfpDff
9条2項残し自衛隊明記 自民方針 改憲案公明に配慮https://t.co/0g6rEIHqA0手段を選ばずなにがなんでも「壊憲」?どこに「この国の形、理想の姿を示す」があるの?日米地位協定に一言も言及しないで、独立国と言えるの?どんな国にしたいの?アベコベ晋三くん。 pic.twitter.com/wkFrVl5cDk
— oohira ataru (@ttammakko) 2018年1月27日
東京新聞:9条2項残し自衛隊明記 自民方針 改憲案公明に配慮:政治(TOKYO Web) https://t.co/WswtWhOjVi
— KOHAN (@0uc38510297337u) 2018年1月27日
こういう誤魔化しが将来に禍根を残す結果になるんだよな!
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