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日本の財政破たんのきっかけは「金持ち優遇」税制の導入!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_111.html
2018/01/14 13:03 半歩前へ
▼日本の財政破たんのきっかけは「金持ち優遇」税制の導入!
経済学の巨匠・伊東光晴京大名誉教授が、「日本政治の取りあえず主義」が「未来を食い潰す」と警告した。このままアベノミクスが続けば5年以内に財政破綻するとサンデー毎日で明言した。
日本の財政破たんのきっかけを作ったのは「金持ち優遇」税制を導入した中曽根政権の加藤寛政府税調会長(元慶大塾長)だった、と伊東光晴が指摘した。
示唆に富んだ貴重な発言を何回かに分けて掲載。 その2
警告!「取りあえず主義」が日本を食い潰す!
http://85280384.at.webry.info/201801/article_110.htmlの続き。
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それにしてもなぜここまで赤字が積み上がった?
「1980年代まで、歳出と歳入は同じようにパラレルに上昇してきた。それが90年代になると歳出は増加し、税収は減った。80年代に比べると、法人税が10兆、所得税が10兆減っている。こうして、日本は国債依存の体質になっていった」
歳出増は高齢化による社会保障費の自然増が主要因だ。一方、税収減はバブル崩壊後のGDPの伸び悩みが原因と言われる。
「それ以上のものとして税制の変更があった。80年代の後半の中曽根政権の時だ。加藤寛政府税調会長が行った一連の税制改革で、米国の税制をまねた」
「レーガンは所得税最高税率70%を81年に50%に、86年には28%に下げた」
金持ち優遇と言われた。
「米国が高い累進税率を実現したのは、ルーズベルト民主党政権のニューディール時代だ。第一段階で63%、第二段階で79%。これが所得再配分効果により世の中を変えた。
この政策は戦後共和党政権にも継承され、税率は一時91%にまで上がった。つまり、ニューディールの影響は70年代まで続いていた。米国の歴史には、そういう大きな流れがあった。
それを決定的に変えたのが80年代、レーガンだ。そして、この税を見習ったのが加藤税調だった。法人税も下げた。ここに日本が財政破たんに向かう大本の原因がある」
「さて、そこで安倍政権だ。異次元金融緩和の効果はどうか。安倍政権は、異次元緩和以外は何もやっていない。ちょうどうまい具合に、景気循環の上昇局面に差し掛かっただけだ」
「異次元緩和がある一定の影響を日本経済に与えたのは事実だ。1ドル=80円まで行った為替相場を110〜115円とした。円をばらまき、円安になった。これが輸出産業を好調にさせ、景気をけん引した」
「しかし、輸出産業主導型は全面的な景気上昇をもたらさない。輸出に依存する限り、低コスト、つまり、賃金抑制という圧力がかかるからだ。賃上げがないと消費が拡大しない。今の景気が景気上昇感を伴わない理由だ」
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