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2018年01月11日 「ジャーナリスト同盟」通信
<安倍内閣では解決しない日韓合意破たん>
2015年12月の従軍慰安婦問題での日韓政府の隠された合意が発覚、ご破算になってしまった。韓国政府の検証によって、肝心の被害者の声を聴かない、双方担当者の秘密交渉という、不当きわまりない事実が発覚したための、当然の帰結である。背後のワシントンの圧力で、渋々譲歩した東京とソウルだった。かくして「自発的な誠意ある謝罪が不可欠」と文在寅大統領が、1月10日の初の年頭記者会見で明らかにした。
<心からの謝罪が出来ない心臓>
「心臓は人間の心がない。日本人の多くが認識している」「官邸を犯罪の巣にしても平気。都合が悪くなれば、身内の日本会議の仲間の籠池夫妻を監獄に入れて、口が聞けないようにしてしまう」「TBS強姦魔のレイプ事件をチャラにする心臓」「誠意などこれっぽちもない長州人」と誰もが口にしている。
こうした心臓評価に心が痛む。なにしろ日本を代表する人物なのだから。
韓国政府も国民も、従軍慰安婦・性奴隷の許しがたい国辱に対して「心からの謝罪」を求めているが、悲しいかな100%、心臓内閣にその可能性はない。「なぜなら過去を正当化することに総力を挙げている心臓は、戦前の国家神道・靖国・伊勢・出雲に忠誠を尽くしている。皇軍たらしめた元凶は神社神道にあるためで、本来、従軍慰安婦問題はあってはならないことになっている。消したい心境であろう」というのである。ZOMBIE政治の赴くところだという。
<安倍内閣で解決できない従軍慰安婦問題>
確かに、戦前の国家神道がまとわりついている日本会議の心臓である。富岡八幡宮事件を追及していくと、よく見えてくるという。結果「心臓の心からの謝罪」は不可能なのだ。河野太郎発言が裏付けている。太郎は従軍慰安婦問題を処理した父親の洋平とは、思想的に水と油なのか。
結論を言うと、韓国政府としては、次期政権との外交交渉にかけるしか道はない。それが今年なのか、来年なのか。護憲リベラル政権が誕生して、日本会議・神社本庁のコントロールから抜け出せる政権でないと、本来なら、当たり前の「心からの謝罪」は無理なのだ。
<北京は「行動示せ」と突き放す>
経済問題で北京に急きょ、すり寄っている心臓内閣であるが、5年もの間、中国敵視外交をしてきた日中関係である。
よく来てくれました、と心から思うほど中国人の心は広くない。「いや、金で解決できる。韓国とは違う」と反論されそうだが、いまの中国は経済も軍事も強力である。欧米諸国はすべて北京を頼りにしている。
日本と台湾の軍拡に神経をとがらせている北京である。新年早々に、軍の第一線で檄を飛ばしている習近平の中国である。肝心の金も、昨今は中国が軽く上回っている。人当たりのいい中国人の誇りは、昔と違う。
「心臓の行動次第」と突き放している。「安倍三選に塩を送るような中国ではない」のだ。
<中国でも慰安婦映画>
ネットで確認させられたのだが、韓国と違って中国人の慰安婦問題は、これまでずっと隅に追いやられてきた、というのが、筆者の印象である。それが変化してきている。安倍効果である。
中国人の元慰安婦は、ほとんどが姿を隠して生きてきている。ごく一部が見つかっているだけだが、そのうちの一人の証言が映画になって、それが公開される。
これが多くの映画館やテレビで放映されるとどうなるのか。誰もが予測できない。
<愚かな野田聖子が比大統領に文句>
以前、一度だけ野田聖子に会ったことがある。感じは悪くない。森英介事務所の隣だった関係で、部屋をのぞいたのだが。しかし、最近は驚いた情報が流れた。彼女の夫がやくざというのである。国民の多くが腰を抜かしたことであろう。
いま彼女はフィリピン、話題のやくざ退治の大統領であるドゥテルテと会見した。そこで彼女、昨年マニラ湾沿いの慰安婦像設置に抗議をしたらしい。
彼女を旧三木派・リベラルと思い込んでいたので驚いてしまった。官邸入りして、心臓の毒気に当てられてしまったのか。自民党総裁候補?とんでもないことだ。
ドゥテルテ大統領人気は、入れ墨やくざ退治にある。抵抗するやくざを公然と打ち殺して、市民の喝さいを浴びている。マニラの観光環境は一変しているらしい。日本の入れ墨やくざも怖がって、マニラに近付けないという。
野田にいいたい。「安倍を打倒しないと、慰安婦像は世界にどんどん拡大する。14億人の中国を甘く見ては、日本の将来は危うい」と。
<悲しい現実>
昨日怖いテレビを見た。内戦に敗れた国民党の蒋介石軍が台湾に逃れた後、中国共産党と国民党の双方のスパイ確執戦争のような実録ドラマ。国民党内で活躍した共産党のスパイが、共産党の天下になっても、「国民党のスパイ」の汚名を着せられる。革命の怖さを紹介しつつ、そこでの文革中の紅衛兵暴力なる場面を見てしまったのだ。
せいぜい中学生レベルの紅衛兵が、そのころの党の幹部・金持ち・知識人をやり玉にあげて「お前は反革命分子」とレッテルを張って、白状しないと暴力で半殺しにするのである。自殺者も多かった。
<朝鮮慰安婦の運命>
「風筝」という題名の長編ドラマである。この映画を見ていて、ふと以前、話しに聞いた悲劇を思い出した。革命前後、上海で歯科医院を営んでいた半島出身の医師が、その後、中国に帰化して北京生活。その結果、文革で紅衛兵に資産を奪われ、その衝撃で夫妻とも自殺する。
一人娘は山西省に下放していて知らなかった。この医師のもとに一人の朝鮮族のお手伝いがいた。彼女こそ日本軍の従軍慰安婦を強いられた一人で、運よく命は助かったが、半島に帰ることはできない。帰れば身内親族に迷惑をかける。カエルに帰れないのだ。この辺の事情を、今日の人は理解できないのが悔しいのだが。
彼女は医師のお手伝いとして、隠れるようにして生きてきた。そんな彼女に、養子縁組の話が飛び込んできた。身寄りのない彼女に降ってわいた幸せである。幼子は、モンゴルの留学生と恋に落ちた美貌の朝鮮族女性の子供だった。
留学生は帰国すると、そこで家庭を持った。捨てられた女性も、その美貌ゆえに結婚した。一人娘はもう中年の、素敵な女性で、夫は医師である。元従軍慰安婦のもとに押し付けられた子供は、その後、単身アメリカに渡ったという。自殺した医師の娘もアメリカに移り、生活は安定したというが、二度と大陸の土は踏まないという。
元慰安婦はソウルの慰安婦施設に移ったという。生きていれば、文在寅大統領と会見したはずだ。60歳前後になるアメリカ在住の、美貌の女性の男性はどうしているか。
<9条死守は天命>
戦争の罪は万死に勝るものである。人間の運命を悲惨の文字で包み込んでしまう。
日本国憲法の平和主義のありがたさと、宗教の恐怖について、人間は無関心ではいられない。9条死守は、天命である。
2018年1月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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