http://www.asyura2.com/18/senkyo238/msg/187.html
Tweet |
シビリアンコントロール逸脱の張本人は安倍首相であるー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sqcvrt
7th Jan 2018 市村 悦延 · @hellotomhanks
私がまだ下っ端外務官僚だったころは、
少しでもシビリアンコントロールの逸脱とみなされる言動を見せた政治家や官僚が
あらわれたら、それだけで国会がストップするぐらいの大騒ぎになった。
ところが、いまではシビリアンコントロールなどという言葉は
死語同然になってしまった。
それどころか、首相みずからが率先してシビリアンコントロールを逸脱している。
そう思わせる記事をきょう1月7日の共同通信が配信し、
それを東京新聞が大きく転載した。
すなわち、ここにきて、日本の防衛力整備は
国家安全保障会議(NSC)主導で進められているというのだ。
私は国家安全保障会議の前身である内閣安全保障会議の審議官(課長級)として
外務省から出向していた時があった。
そこでの審議官の役割は、大蔵省(財務省)、外務省、通産省(経産省)が
防衛庁のつくる防衛計画大綱を、それぞれの省益の縄張り争いの下に、
承認するというものであった。
だから国家安全保障会議は、
各省が合意したものを時の政権が追認するセレモニーの場だった。
シビリアンコントロール逸脱の余地はなかった。
ところが、きょうの共同通信の記事を読むと、
いまでは我が国の安保政策の司令塔は国家安全保障会議で、
そこがトップダウンで戦闘機や戦車、
いや、いまではミサイル迎撃システムや宇宙、サイバー戦略まで決めているという。
その司令官とは、いうまでもなく安倍首相であり、
安倍首相の人事で決められる極めて限られた官僚たちである。
官僚はもちろん、安倍首相もまた、れっきとしてシビリアンである。
その意味で、形の上ではシビリアンコントロールは強化されている。
ところが安倍首相は、そのそもシビリアンコントロールとは真逆の、
軍人ばかりで固められたトランプ政権のいいなりだ。
しかも、安倍首相は自衛隊の権限強化と合憲化に熱心であり、
自衛隊の中でも親米タカ派をトップに置いている。
これを要するに、安倍首相はまさしくシビリアンコントロールを
率先して逸脱して恥じない、戦後の日本の首相の中の唯一の首相だ。
専守防衛を超えた防衛力整備が急速に進められようとしているはずだ。
このままいけば国民生活は危うい。
戦争で危ういのではない。
その前に、日々の生活が危うくなる。
やはりシビリアンコントロールの逸脱は許されないという事である。
防衛力整備、NSC主導に 陸海空自要求から変更
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201801/CK2018010702000114.html
2018年1月7日 東京新聞
政府は、戦闘機や戦車に代表される防衛力整備を巡り、安全保障政策の司令塔である国家安全保障会議(NSC)が主導し決定する方針を固めた。陸海空各自衛隊の要求に力点を置いてきた従来方式を見直し、トップダウンで効率的な予算配分を目指す。政府筋が六日明らかにした。新たな戦場と位置付ける宇宙、サイバー分野や、通信妨害を目的とする電子戦を重視し、予算を振り向ける狙いもある。NSCは内閣官房に事務局を置き、装備選定で官邸の意向が一層強まるのは確実だ。
今年末に決定する二〇一九年度以降の次期中期防衛力整備計画(中期防)から、NSC主導方式を導入する考え。NSC四大臣会合などで近く方針を共有する。陸海空の自衛隊が既に導入を決めた装備の調達計画についても、優先度が低いと判断されれば、後回しになる可能性がある。
五年ごとに自衛隊の主要装備の数量などを決める中期防は、これまで陸海空各幕僚監部の検討を基本に、財務省などとの調整を経て閣議決定してきた。
政府関係者は「各監部の『これがほしい』という声が重視されてきた」と説明する。このため政権内には「陸海空で予算が固定化する傾向がある」(官邸筋)との問題意識が広がっていた。
NSCは、朝鮮半島有事での自衛隊対応についてシミュレーションづくりに着手。安全保障関連法に基づく「事態」別に、米軍との連携の在り方を議論している。その検討結果や中国軍の軍拡の実態を考慮した上で、最適の装備を決める。護衛艦の増強や、弾道ミサイルを含むミサイル攻撃への対処など海空域での能力向上が焦点となる。
他国軍と比べて出遅れている宇宙やサイバー、電子戦対応では、政府は三分野の各専門部隊を統括する司令部を新設する方向。NSCは人員増強や最新武器の導入に向け、予算を手厚く配分したい考えだ。
安倍晋三首相は四日の年頭記者会見で、北朝鮮情勢を踏まえ「従来の延長線上でなく、国民を守るため真に必要な防衛力強化に取り組む」と強調した。
<国家安全保障会議(NSC)> 国家安全保障に関する重要事項を審議する政府機関。2013年12月に創設され、NSCで議論された基本方針の下で個別の外交・防衛政策が立案されている。首相を議長に官房長官、外相、防衛相による4大臣会合で、中長期的な国家安保戦略を議論する。朝鮮半島有事の自衛隊対応や邦人退避計画なども協議対象。NSCを恒常的に支える事務局として内閣官房に国家安全保障局が設置されており、外務、防衛両省などから官僚が出向している。
東京新聞:防衛力整備、NSC主導に 陸海空自要求から変更:政治(TOKYO Web) https://t.co/znJfuIzczB
— Yohgoh 大和写真家™©影向 (@yohgoh) 2018年1月6日
<NSCは内閣官房に事務局を置き、装備選定で官邸の意向が一層強まるのは確実だ。>
軍拡の話は生き生きとする我が首相!!
— 昭和おやじ 【打倒安倍政権】 (@syouwaoyaji) 2018年1月7日
防衛力整備、NSC主導に 陸海空自要求から変更
https://t.co/tM9HfV0LqV
統制すべくシビリアンの側が暴走してるようにみえる。防衛予算の過去最高額更新が今後も続くのかも→防衛力整備、NSC主導に 陸海空自要求から変更 https://t.co/VCwCFC262Z
— めぐみっくす (@megumix1972) 2018年1月7日
東京新聞:防衛力整備、NSC主導に 陸海空自要求から変更:政治(TOKYO Web)
— 平岡 (@hiraoka10) 2018年1月7日
利権を安倍晋三の手元へ持ってきただけ。NSCが本当に兵器の知識がるのか?安部・二階の高笑いが聞こえる!!!
https://t.co/w3EppigHXI
軍備も官邸主導。どんどん泥沼にはまって、軍事費は膨らむ一方?
— 佐桑信也 (@sakuwaocb) 2018年1月7日
早く政権を変えないと、日本は世界に名誉ある地位を築けなくなってしまう。
防衛力整備、NSC主導に 陸海空自要求から変更 https://t.co/eauszZdK3R #スマートニュース
防衛力整備、NSC主導に 陸海空自要求から変更https://t.co/JC3junoZJ1「真に必要な防衛力」ってなんですか?この性急な軍備増強には、違和感と不安を感じます。海外に税金をバラまきまくって、ろくな外交もしないで、軍備に頼る?国民の望まない方向へ、国の姿がどんどん変質して行きます。 pic.twitter.com/A6PTbpm0E1
— oohira ataru (@ttammakko) 2018年1月7日
〈NSCは内閣官房に事務局を置き、装備選定で官邸の意向が一層強まるのは確実〉
— ⛵️motty⛵️ (@novtnerico) 2018年1月7日
東京新聞:防衛力整備、NSC主導に 陸海空自要求から変更:政治(TOKYO Web) https://t.co/qNFnnVPELz
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK238掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK238掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。