http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/986.html
Tweet |
(回答先: 世にも奇妙な物語 _ もう一人の花嫁 投稿者 中川隆 日時 2019 年 2 月 14 日 19:44:11)
ルナティック・ラブ(豊川悦司)【世にも奇妙な物語】
第10話 1994年 ドラマ「ルナティック・ラヴ」
□ルナティック・ラヴ(世にも奇妙な物語 冬の特別編内):1994年1月6日放送
□製作局:フジテレビ
□監督:岩井俊二
□脚本:岩井俊二
□演出:岩井俊二
□出演者:豊川悦司/ちはる/中島ひろ子
日本映画専門チャンネルでの岩井俊二特集を見返したので、ここに。
1994年の「ルナティック・ラヴ」は「世にも奇妙な物語」が特番体制になってから4年でのエポックメイキング的作品。
放送当時の主演豊川悦司「NIGHT HEAD」と言ったら、霧原直人のイメージが未だ鮮明で、何でこのスタンスなのかの意外性が一点。今でこそ意外性のあるキャスティングが溢れていますが、当時としてはまだ手を触れては行けない不文律。
「ルナティック・ラヴ」は「世にも奇妙な物語」故に尺が極めて短く20分内でのサスペンス作品。注目すべきは溢れる程のイメージカットの多用でサスペンスを極限まで高めた事。本来なら映画並みのペース配分で「犬神家の一族」までに仕上げるべきところをこの尺で作り上げています。
Jホラーが始まる1998年の映画「リング」と「ルナティック・ラヴ」に紐づけるのは強引と思いますが、強烈なイメージシーンの積み重ねで作品を強く印象づける原点は「ルナティック・ラヴ」からではないかと思います。
「ルナティック・ラヴ」の初見は確か1994年、見慣れぬ作風で最後どういう事だろで思いましたが、今となったら短編の日本的定番な作り方なんですよね。
今でこそ短編にこそ書き手の神髄があるとの傾向ですが、アクセントとなるイメージシーンの連発の作り方の大本は「ルナティック・ラヴ」にあったと思います。そろそろ新しい波が来ても良い頃かとは思いますけどね。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882981082/episodes/1177354054883245156
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。