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挑発行為を行ったウクライナに対しロシアがやむなく発砲:具体的な経緯 世界の裏側ニュース
ロシアとウクライナの間にあるケルチ海峡で緊張が高まる:これまでの推移
Tense standoff around Kerch Strait between Russia & Ukraine: How it developed
11月26日 01:05【RT】
https://www.rt.com/news/444857-russia-ukraine-kerch-strait-standoff/
© FSB
ロシアとウクライナの船舶がクリミア半島近くの海域で追跡や発砲、戦闘機の関与を伴う緊張した膠着状態となっている。さらにその後、ロシア政府およびウクライナ政府からの強い声明が出された。
25日モスクワ時間の午前7:00、ウクライナ海軍に属する、迫撃砲搭載の小型船舶2艘およびタグボート1艘が黒海内の海上の国境を越えてケルチ海峡へ向かっていた。
国境の治安維持を担当するロシア連邦保安局の発表によれば、通常はこの海峡を船舶が通過する場合は正式な許可をえた上で、予定された時間に行うことになっているが、今回のウクライナ海軍の船舶は許可を取っていなかったということである。
ロシア当局側はウクライナの船舶に対し、繰り返しロシアの領海および経済専管水域から立ち去るよう求めていたが、問題の船舶はその要求に従わなかった。
ロシア連邦保安局の声明文:「問題の船舶は危険な軍事演習を行い、ロシア当局の法律に基づいた指示に従いませんでした」
またその船舶は、一時的に航海が禁止されていた海域にも侵入していた。
© Google Maps
モスクワ時間11:30頃には、ベルジャンシクのアゾフ海港からさらに2艘のウクライナ籍の船舶が出航し、反対方面からケルチ海峡へ向かい始めていた。
その直後にケルチ海峡が閉鎖された。巨大な貨物船がクリミア大橋のアーチの下に停泊し、海峡で唯一、通過可能な場所を塞いでいる様子を現場の様子を撮影した動画に見ることができる。
クリミア海港の長官Aleksey Volkovはその後、同海峡を「防衛上の理由で」閉鎖したことを明らかにした。
https://www.rt.com/news/444841-kerch-strait-blocked-russia-ukraine/
【関連記事】(英語)
ロシアの沿岸警備隊が領海に侵入したウクライナの船舶を追跡している様子
https://www.rt.com/news/444851-video-russian-ukrainian-vessel-kerch/
また現地の緊張感が改善されない状況で、ロシア軍は警備を増強するために航空機を発進させている。
現地の様子が撮影された動画には、複数のロシア軍の対地攻撃機Ka-52がクリミア大橋の下を飛行している様子を見ることができる。その後、そこに攻撃用戦闘機Su-25が複数加わった。
ウクライナの船舶はロシア当局からの警告を無視して航海を続けた。
ウクライナ海軍によると、軍に属する船舶は予定された移動の一部として港町オデッサからアゾフ海のマリウポリ港へ航海していたもので、その移動についてはロシア政府に対して事前に警告してあったという。
連邦保安局はウクライナ軍の船舶の行動は「挑発」であると糾弾し、「紛争状態」を招こうと挑発を行う可能性があると懸念を明らかにした。
ウクライナの船舶が「停止するようにという合法的な要求」を無視し、「危険な演習行為」を継続した後、ロシアの軍艦は発砲をせざるをえなかったという声明を連邦保安局が発表。
ウクライナの船員3名が負傷し、船舶が拿捕された際に医療ケアが施されている。アゾフ海から海峡へ向かっていた船隊は引き返すこととなった。
ロシア外務省広報官Maria Zakharovaは、ケルチ海峡での出来事の後、ウクライナ政府は目標を達成するために「山賊のような手段」を使うと述べている。つまりウクライナ政府は「最初に挑発行為を行った後に権力争いを行い、(最終的には)(相手方の)武力侵攻であると非難する」ということだ。
真夜中頃にはウクライナ大統領、ペトロ・ポロシェンコが国家安全保障・国防会議(NSDC)に対し戒厳令を布告するための緊急会議を招集するよう指示を出し、議会は提議に向かって方針を固めた。ウクライナ最高議会は月曜には臨時会議を開き、決定の是非を問う投票を行う予定となっている。
ポロシェンコ大統領は戒厳令の布告は直ちに兵力を動員することを意味するわけではなく、攻撃的な軍事行動は計画していないと発言。
一方、ロシアは同じく月曜に国連安全保障理事会の臨時議会を要求している。そのアジェンダは「国際平和と国家安全の維持」という一つのテーマいのみとなっている。
(翻訳終了)
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【コメント】
翻訳元のニュース記事には、さらに多くの動画や画像が掲載されています。
西側のニュース一部のニュースでは、ウクライナの挑発行為についておもしろいくらい説明がなく、あたかも「いきなりロシアが攻撃を始めた」ような印象さえ与えかねないものでした。第三次世界大戦が勃発しかねないできごとなので、いくら海外のニュースでももっと具体的な説明をしてもよいかと思うのですが。。。
そして案の定、ウクライナではすでに極右が大暴れを始めています。
「ロシアに死を」:キエフのロシア大使館近くで抗議活動参加者が閃光弾を使い、車を燃やす(動画)
11月26日‘Death to Russia’: Protesters launch flares & burn car near Russian embassy in Kiev (VIDEO)
https://www.rt.com/news/444866-kiev-russian-embassy-protest/
今年の夏には、ウクライナの極右団体が子供たちにロシア人を殺せ、と「ナチのサマーキャンプ」を行っていたという報道が、珍しくRT以外のメディアでも報道されていました。
またこの件に関しては、本気で第三次世界大戦のきっかけともなりえる、911のような大掛かりな事件になっていた可能性があることを示唆するニュースがあるサイトに発表されたものの、それは瞬時に削除され、しかしその情報だけが水面下に出回っています。今回は珍しくアメリカではなく、イギリスが背後にいたようです。しかもその情報をFacebookでシェアしようとすると、びっくりするくらい不具合が出るようです。
その隠されたニュースを読んでから、今回の表に出ている情報を読むとすっきりと理解できるでしょう。
【関連記事】
★偽情報で戦争を始めるのはアメリカのお家芸/ベトナム戦争の例
ヒラリー・クリントンのウラニウム・ワン疑惑(「本物のロシア疑惑」ウラニウム・ワンFBI情報提供者が議会証言、「ロシアのハッカーガー」はヒラリー自身のことだった:ロシアゲート、ウラニアム・ワン取引)やロシア国内のプーチンによるソロス・クリントン利権潰しの怨恨からくるロシア敵視でっちあげであるのを理解しているので今回のこの騒動を見ても、世界主要西側メディアを取り込んでいるディープステートの焦りが見え隠れして滑稽だ。 2018年「祓」、2019年「迅」|2018年11月時事解説・時局分析|藤原直哉理事長(第36回NSP時局ならびに日本再生戦略講演会)今回の藤原直哉さんの時局分析からみえる事、まだよくみえない事にもあるように、非公式ながら、大統領とは命令系統が完全に異なるディープステート米軍が、520兆円の裏ガネを財源に、世界に展開してきた愚行の数々が窺い知れる。
そして、AFP、CNNやニューズ・ウィーク等、影の政府の支配下にあるメディアはまた、ロシアに一方的な非があると喧伝し、世界情勢をわかっていない方々はでっち上げを垂れ流しコピペし、日本人のアホ洗脳化に協力するんだろう。
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