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露国との関係修復の手がかりをつかんだイスラエル政府だが、内部対立で不安定化
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2018.11.18 櫻井ジャーナル
イスラエルの国防相だったアビグドル・リーベルマンが辞任した。ガザへの攻撃をベンヤミン・ネタニヤフ首相が中止したことに反発したようだ。 今年(2018年)11月11日からイスラエルはガザへの空爆を開始、ハマスは400発ほどのロケット弾や迫撃弾をイスラエル側へ撃ち込んだと言われている。この戦闘を終わらせるために国連、エジプト、ノルウェー、スイスが仲裁に入り、ハマスは13日に停戦の受け入れを発表、イスラエルのネタニヤフ政権も合意した。リーベルマンが率いる「イスラエル我が家」も政権から離脱するようだ。 11月11日にネタニヤフはパリでロシアのウラジミル・プーチン大統領と会談している。100年前の1918年11月11、第1次世界大戦の休戦協定がパリ北部のコンピエーニュの森で結ばれたことを記念した式典が開かれ、ネタニヤフもプーチンも参加していた。ネタニヤフはプーチンとの会談を望んでいたが、モスクワを訪問できないでいた。 ネタニヤフがプーチンと会いたがっていた理由は両国の関係を修復することが目的。シリア沖で9月17日にロシア軍の電子情報支援機IL20が撃墜されたのだが、その責任はイスラエル軍にあるとしてロシア政府はイスラエル政府を非難、S-300PMU-2をシリア軍へ引き渡していた。 この防空システムはイランや中国へ提供されたタイプで、イスラエル空軍にとっては脅威だ。アメリカ政府は対抗してイスラエル軍へF-35戦闘機を追加供給する意向を示したが、この戦闘機がS-300PMU-2に対抗できるかどうかは不明である。 ロシア国防省は当初、IL20が撃ち落とされる直前にフランス軍のフリゲート艦オーベルニュからミサイルが発射されたと発表していた。そうした状況から、フランス艦船のミサイルでロシア軍機は撃ち落とされたとも疑われたが、その後、ロシア政府はフランス艦船の話に触れなくなった。結局、この撃墜を利用してロシア政府はシリアの防空能力を向上させたことになる。 |
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