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殺害はムハンマド皇太子の指示だと断定したCIAの衝撃
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2018-11-18 天木直人のブログ
これには、さすがの私も驚いた。 ムハンマド皇太子がカショギ記者の殺害を指示したと米中央情報局(CIA)が断定したというのだ。 ワシントンポスト紙が16日の電子版で複数の関係者の話としてスクープ報道したという。 はたしてワシントンポスト紙が報じた事を、CIAは正式に公表する事になるのだろうか。 それをトランプ大統領は認めるのだろうか。 私は、まだ、そうならない可能性があると思っている。 つまりトランプ大統領はCIAにそう断定させないだろうと思う。 もし、ムハンマド皇太子の責任が問われるようになると、ムハンマド皇太子は権力の座から降りなければならなくなる。 そうなれば、皇位継承をめぐってサウジアラビアの王制にまで、その影響が及ぶ。 サウジアラビアが不安定化すれば、その影響はひろく中東全域に及ぶことになる。 なによりもトランプ大統領は、みずからが進める中東政策の最大の協力国を失う事になる。 おりからトランプ大統領はイランへの制裁再開に踏み切って、イランとの関係を悪化させている。 はたして、トランプ大統領は、カショギ記者殺害の指示をムハンマド皇太子が行ったことを公式に認めるだろうか。 サウジアラビアの動向から目が離せなくなった。 中東情勢から目が離せなくなった(了) サウジ記者殺害 皇太子指示、CIAが断定 米政権の中東戦略窮地 http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201811/CK2018111802000131.html 2018年11月18日 東京新聞 【ワシントン=後藤孝好、カイロ=奥田哲平】サウジアラビアの著名記者ジャマル・カショギ氏の殺害事件で、ワシントン・ポスト紙電子版は十六日、複数の関係者の話として、米中央情報局(CIA)がサウジのムハンマド皇太子が暗殺を指示したと断定したと報じた。トランプ米政権はサウジ王室との親密な関係を外交の柱として中東戦略を進めてきたが、難しい対応を迫られる。 報道によると、CIAは、皇太子の指示を受けた実弟ハリド駐米大使がカショギ氏にイスタンブールに出向くよう勧めた▽現場責任者が皇太子側近に任務完了を伝えた▽皇太子が権力を掌握する体制−などの情報に基づき、殺害を主導したと結論付けた。 ただ、皇太子の指示を裏付ける直接的な証拠はないという。ハリド氏が殺害計画を知っていたかどうかも不明で、在米サウジ大使館は声明で「大使がカショギ氏に電話したことは一度もない」と否定した。 サウジ政府はこれまで皇太子の関与を一貫して否定。十五日には検察当局が実行犯ら十一人を起訴したと発表し、「情報機関の暴走」の筋書きで沈静化を図ろうと躍起だ。 今月上旬にはサルマン国王が皇太子を同行し、即位後初の地方視察を実施し、失墜した威信回復に腐心している。報道はサウジの幕引きのシナリオに冷や水を浴びせた形で、事実であれば、国際社会から一層批判が高まるのは必至だ。 事件への関与が疑われたムハンマド皇太子の追及に消極的だったトランプ大統領も、厳しい立場に追い込まれる。サウジは米国の中東政策の強力なパートナーで、米国とサウジ、イスラエル三カ国でイラン包囲網の構築やパレスチナ問題を解決する戦略を描いてきた。米政権がCIAの結論を追認すれば、米議会などから武器輸出凍結など本格的な制裁を求める声が高まり、同盟関係にひびが入りかねない。 トランプ大統領は十七日、ホワイトハウスで記者団に「まだCIAから報告を受けていない。今日、話があるだろう」と発言。サウジについて「米国に多くの雇用と経済発展をもたらしている」と良好な関係を維持する意義を強調した。
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