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米 イラン原油禁輸 8つの国などに一時的に輸入を認める方針〜ニューヨーク原油市場 大きな値動き見られず/nhk
2018年11月3日 4時06分トランプ大統領
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181103/k10011696911000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_005
アメリカ政府は、イラン産原油の禁輸に向けた経済制裁をめぐってイランと取り引きのある8つの国などに対し、今月5日の制裁発動後も一時的にイラン産原油の輸入を認める方針を発表しました。除外する対象の国は、5日に公表するとしていますが、アメリカのメディアは、日本も含まれると伝えています。
アメリカのトランプ政権は、イラン核合意から一方的に離脱し、イラン産原油の禁輸に向けた経済制裁を今月5日に発動する予定で、日本など各国に対し、原油の輸入を完全に停止するよう求めています。
これについて、各国からは例外的に容認する適用除外を求める声があがっていましたが、アメリカのポンペイオ国務長官は2日、電話での記者会見で、イランと取り引きのある8つの国などに対して原油の輸入を一時的に認める方針を明らかにしました。
8つの内訳については5日に発表するとしていますが、アメリカのメディア、ブルームバーグは、日本や韓国、インドなどが含まれると伝えています。
適用を除外する理由について「イラン産原油の輸入の大幅な削減を達成したことによる一時的な措置だ」と説明していますが、原油価格の値上がりなどの影響がアメリカ国内にも波及することを懸念したともみられています。
一方、各国には原油の輸入を完全に停止するよう引き続き求めるとともに、5日にはイランと関係する700以上の個人や団体などを制裁対象に加えるとしていて、イランへの圧力は強化する方針を示しています。
ニューヨーク原油市場 大きな値動き見られず
今回の方針の発表を受けたニューヨーク原油市場は、原油は当面、安定的に供給されるという見方から、大きな値動きは見られませんでした。
2日のニューヨーク原油市場は、国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格が、1バレル=63ドル前後で取り引きされ、大きな値動きはありませんでした。
ニューヨークの原油価格は、先月はじめに1バレル=76ドル90セントと3年11か月ぶりの高値をつけたあと、株価の下落にともなって、世界的な需要が落ち込むといった観測から値下がりを続けていました。
さらに、アメリカによるイランへの制裁発動を週明けに控える中で、サウジアラビアなどの増産体制が整っており、アメリカの原油の在庫も増えているとして、市場では、原油は当面、安定的に供給されるという見方が広がっています。市場関係者は、「アメリカの制裁の姿勢が予想されたよりも厳しくなかったこともあって、市場は比較的落ち着いている」と話しています。
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