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支持率89% 共和党は「トランプ党」に取って代わられた 米中間選挙2018 直前現地リポート
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240741
2018/11/02 日刊ゲンダイ
熱狂的(C)AP
「まさか隠しカメラで撮っていないですよね。会話も録音しないでください」
匿名を条件にインタビューに応じてくれたトランプ政権の職員。米首都ワシントンにいる友人の米国人記者からの紹介だった。
「政権内でもトランプ支持者ではない人がいます。今の米国はトランプを軸に社会が分断されているのです。組織内での分断、友人の中での分断、家族ですら分断しています」
過去1カ月のトランプの発言だけを見ても、米社会を分断する象徴的な内容が多い。最高裁カバノー判事の擁護、移民キャラバンへの強硬姿勢、対中関税制裁、さらに中流層の10%所得税減税など、政治的立場は賛否両論を巻き起こしている。
ともすれば独善的で横暴とも思われるトランプの言動だが、保守層からの支持は厚い。ギャラップ社による最新世論調査では、共和党内でのトランプ支持率は89%で、揺るぎない人気を誇る。
共和党ジョン・ベイナー元下院議長は、熱を帯びたトランプ人気をこう表現している。
「伝統的な共和党という政党はもうなくなりました。『トランプ党』に取って代わられたのです。以前の共和党は今、昼寝をしています」
連邦下院では民主党に多数党を奪われる公算が強いが、上院は過半数を維持しそうな勢いだ。中間選挙では野党が圧倒的に有利といわれながら、共和党が善戦しているのには訳がある。
トランプは10月だけでも20日ほどをかけて、中西部や南部諸州で遊説を繰り返した。どの会場でも2年前の大統領選を彷彿させるほど多数の聴衆が詰めかけた。
前出のトランプ政権職員が説明する。
「トランプは今でも、福音派から圧倒的といえるほどの支持を得ているからです。彼らにとって、セクハラ疑惑やロシア疑惑といったトランプの個人的な問題は大きなマイナスにならないのです」
福音派は聖書に書かれている言葉を信奉する人たちで、「人間は過ちを犯すものであり、完璧な人はいない」との立場をとる。道理でヤンチャなトランプが支持され続けるわけである。
堀田佳男 ジャーナリスト
1957年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業、アメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社などを経て1990年に独立。以来、ワシントンDCを拠点に政治、経済、社会問題など幅広い分野で取材・執筆。25年間の滞米生活を経て2007年帰国。国内外で精力的にジャーナリスト活動を続ける。著書に「大統領はカネで買えるか」「大統領のつくりかた」「エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明」など。
共和党ジョン・ベイナー元下院議長は、熱を帯びたトランプ人気をこう表現している。
— nohohonhonkan (@nohohon6098) 2018年11月1日
「伝統的な共和党という政党はもうなくなりました。『トランプ党』に取って代わられたのです。以前の共和党は今、昼寝をしています」https://t.co/20TS4D6JfA
【分断進むアメリカ】中間選挙直前現地リポートB
— KK (@Trapelus) 2018年11月1日
ジャーナリスト 堀田佳男
党内支持率89%
共和党は「トランプ党」に取って代わられた
福音派は聖書に書かれている言葉を信奉する人たちで、「人間は過ちを犯すものであり、完璧な人はいない」との立場をとる
(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/709O2WnRoK
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