以降、最初の二十分弱を要約。
日本は袋小路に入ってしまった。
トランプ政権の登場について、殆どの日本人の理解がないのではないか。
トランプ出航から2年が経過、世界はほぼ完全に変わりかけている。 変われない国家が三つあって、それらは、日本とイスラエルとサウジアラビア。 サウジはおそらく陥落。 日本とイスラエルだけが最後の地球の抵抗勢力。
安倍シンゾーさんだけの問題ではない。 国民全体がまだ、何が起きているのかを、全く理解できていないのが問題。 そしておそらく、そんな日本を世界はシカトして先に進む。 日本とイスラエル抜きでとりあえず世界は動いていく。 気が向いたらお宅らは参加して下さいっていう感じ、何故なら両国がいては何も決まらない、進めないから。 これから在日米軍の撤退も本格化する様子で、そのオコボレを頂戴してきた日本の戦争屋や政治家も終わり。 トランプの革命は二つあり、一つは金融、二つ目は安全保障で日本とイスラエルが切り捨てられるということ。 そしてこの二つはリンクしている。
何故トランプが登場してきたのか。 あまりにも世界が乱れてこのままでは、地球がもたないから。
その最大の元凶は、カネ。
今の金融システムの最大の問題があり、利子をとる金融の恐ろしさは、昔から多数が言ってきたが、いよいよそれがリーマン・ショックで限界超えて、あの時点で金融は終了した。 リーマン以後の日本、安倍政権以後の日本の景気がいいなんていっていたのは真っ赤な嘘で、単に日銀と年金がカネを投入して、円安と株高を創作してきただけ。 何の進歩もなかった。 反対に退化しただけ、壊死が始まっている。
益々世界のギャップ、様々な格差が広がってきた。 利子を採用する金融というのは、相手が成功しようがしまいが利子を払え、元本を払えというやり方で、元々ユダヤ人の間での限定的なものだった。 街金のような存在だった。 金利を払えなければ全てを奪った。 たしかにそういう金融は、便利と言えば便利だが、今すぐ要る時は、金利さえ払えば貸してくれる。 これを限定的にやっていればよかったのだが、ロスチャイルド家が英国中央銀行に入り込んだときから、国家としてこの街金型金融システムを採用した。 それが現在の世界金融システムの始まりだった。
私が27歳の時、米国の金融会社に転職し、やったのが債権数理分析というもので、今考えれば、アレが全ての崩壊の始まりだった。 債権数理こそ崩壊の始まりだった。 金利をめぐる将来価値だとか現在価値の計算の方程式こそ、実は悪魔の方程式だった。 これを英国でやったということは、ユダヤ人とアングロ・サクソンが手を組んだということ。 ユダヤ人を道具に使ってアングロ・サクソンが世界の支配に出ていった。 それが過去の英国支配であり、その上のアメリカの支配だった。
ところが本質は街金型金融だから、潰れた奴等からは全てぶんどってきた。 いつもそこには、恐慌があり、そして勝者はどんどん富を集積するという不均衡の増大が止まらなかった。 いっとき流石に第二次世界大戦時には、街金型金融を国家が管理する形で止めた。
しかし、欲望は渦を巻き、再び70年台からの金融規制緩和という形で復活していった。 世界を巻き込み、5から7年おきに次々に恐慌が起き始めた。 街金が潰れそうになると、税金から補填させた、銀行が潰れてもでかい顔をして税金を分捕っていった。 それでも潰れた事件が2008年のリーマン・ショックで、以降、みんなどの国もカネを刷りまくり。 財政破綻のハイパーインフレへまっしぐら。 性懲りもせず奴等はリーマン・ショックのときに横暴は止めさして、博打をしないように、金融ルールを強化して、大きい金融機関は解体するはずだったのに、ゴールドマン、モルガン然り、あの時よりも更に巨大化して、その上賃金もさらなる高止まり。
トランプは、奴等の思惑の外で、金利をどんどん上げ、パージし、奴等に鉄槌を下そうとしている。 ゴールドマンやモルガンを潰しにかかっている。 このカネを動かしているのは国家ではない、金融機関が自分達の利益のためにやっている。 それこそが影の政府。 民主主義など、到底及ばない世界。 そして奴等は所詮、海賊なので、カネの裏側は鉄砲玉で、軍隊も持っている。 これが戦争屋。 だから戦争屋も同時に潰さなければならない。 カネを潰せば徐々にしぼんでいくのだろが、やっぱり、イシスをやっていたりアルカイダをやっていたりアルヌスラやってたりしているので、これを潰さなければいけない。 だからトランプに課せられた課題は、アングロ・サクソン金融を潰すことと、戦争屋を潰す、この二つ。
両方に乗っ取られたのが日本。 安倍内閣はその上にのっかっている。 ヒラリー・クリントンが選挙で負けた時に、安倍内閣は自分が最大の標的だということに気づくべきだった。 この一連を殆どの日本人は理解できていない。 故に今後日本は大変な事に見舞われる可能性がある。 例えば、オリンピックができなくなるとか、貿易ができなくなるとか、とんでもないスキャンダルに見舞われるとか…。 昨日もトランプのツイッターで、日米の貿易不均衡をバランスアウトするといったことが書いてあった。 日本は巨額の黒字、米国は巨額の赤字、これを完全にフラットにすると…、これは牛肉やクルマを輸入しろといってできるものではない、為替でしかできない寝技…。 1ドル50円しかないでしょ。
あんなへんてこな頭の悪い経済財政大臣がトランプの前へ出ていっても相手にされっこない。 最初は麻生副総理とペンス副大統領が貿易の話をしようとしたが、麻生では会話が成立しないとペンスから断ってきたので、であの人がでてきた。 もっと話しにならない。 全てを先送りしている。 FTAの話にも反応せず、TAGとか言ったって、米国人も知らないような物品貿易協定とか言って。 ペンスははっきり、米国は自由貿易協定を結びたいと言っている。 日本はそれに何も言わない、要するに交渉を門前払いしている。 さすがに中国もこんな対応はしない。 交渉しないと言ってはねのけると、次は戦争。 そういう物事の手順を全くわかっていない。
そしてもし、1ドル50円なんて状況になると、多くの企業は現地に工場を建てるしかなくなるし、農産物も米国産が安くなり、入ってくる。 そうすると貿易収支も均衡に向けて動き出すだろう。 1ドル50円の固定相場を10年やろうということにもなれば、結構、均衡するんじゃないか。 私ならむしろ逆に、自分から提案する、どうせ答は決まっているのだから。 1ドル50円で10年やらないかと。 でも日本には、もう、米国になど輸出したってはじまんない、カネもないし、あんなところへ商品持っていったってろくなことはない。 もし行きたいなら、むこうに工場を作って独立採算制にでもして、日本との関係を断つべきだ。
日本はこれからアジアの国になるんだ。 大至急アジアに舵を切り直す必要があるのでは。 もう一度頭を下げてやり直そうと、で、アジアはこうなった以上、米ドルを基軸通貨としてなど、使えなくなる可能性があるのだから、仮想通貨でも何でもいいから、とにかく、アジア地域の新しい通貨を始めると。 で、1ドル50円でどんどんアメリカから輸入したんじゃ日本の大事な農業もなくなってしまうから、日本の方で、戦略的に防衛する品目を選定するべき。 米国も自由貿易ではないのだから、日本も、そうでないと言うべき。
でも、結局そのような話をしていても、金利を上げることで全てが潰れる。 リーマンショックも、29年大恐慌もすごかった。 米国株が下がりだした。 内乱のおそれもある。 ユーラシア大陸をみると、上海の株の下落が止まらない。 ドバイやドイツも下落が止まらない。 大陸的に株の下落。 これであと、来年の末まで五回もの利上げをすると、完全に終了する。 全てが棚上げになる、国家もどこまでもつか、EUなんて当然もたない。 そんな時に、軍隊なんぞを動かすようなカネもないだろう、それどころでなくなる。
我々は本当に、ユダヤ・アングロサクソン式街金金融に流されてきた。 でも、これが諸悪の根源なので、これを潰すことは、私は大変結構なことだと思っている。 今潰さないと未来はない。 大賛成。 仮想通貨とかブロックチェーンとか、いろんなものがありますから、代わりはいくらでもある。 彼等からとにかく、主権を取り戻さないと、世界は救われない。 ここを潰すと、戦争屋もたちいかなくなる。 これに思いっきり反対しているのが、世界の大掃除に反対しているのが、日本とイスラエルと、サウジアラビア。 サウジは今回の件で、皇太子は辞任せざるを得ないでしょう。 サウジは陥落。 あと、イスラエルと日本、これらもいずれ近い内に陥落でしょう。
例えば福島の件、汚染されているタンクの水を太平洋に空けると言っている、コントロールできていないのを、安倍内閣が自分で認めている。 これって、オリンピックを止めるいい口実。 大体何故、放射能オリンピックが決まったのかと言えば、全部プーチンが途上国に根回しをしてくれたから。 当時、米国との関係改善がうまくいかなくて、日本を使った、安倍を大事にして、米国との関係修復を図ろうと考えていたのだが、トランプの登場でプーチンと直接的な蜜月状態が築けた。 日本人は殆ど気にしていないが、今年、トランプとプーチンで首脳会談をやった。 そのとき、トランプ、プーチンで、冷戦終結宣言も出ている。 99%の日本人はそれすら知らず、冷戦思考。 北朝鮮や中国は悪い国とか言って。 世界は次のステップを踏み始めている。 で、その終了をわかっていないのが、日本とイスラエル。 自身の器の中で立て籠もっている。 これに米国の戦争屋と金融屋がくっついて気勢を上げている。 イスラエルは残念ながら戦争。 日本はまだ、色々言っているだけで戦争をする勇気はない。 世界秩序は、金融、安全保障と共に、現代のローマ帝国の崩壊となり、ドロドロになっていく。 ここから先は、世界の中の日本ということで、自分達で考えて行動しないと何も始まらないと考えたほうがよい…。