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米最高裁判事候補、暴行疑惑を全面否定 議会証言で告発女性と主張対立
http://www.afpbb.com/articles/-/3191259?cx_part=latest
2018年9月28日 8:37 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP
米上院司法委員会の公聴会で証言する最高裁判事候補のブレット・カバノー氏。米首都ワシントンで(2018年9月27日撮影)。(c)Andrew Harnik / POOL / AFP
【9月28日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が連邦最高裁判所判事に指名したブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)氏(53)は27日、上院司法委員会の公聴会で、自身の性的暴行疑惑について怒りをあらわにしながら否定し、虚偽の告発により指名承認手続きが「国家の恥」になったと批判した。
公聴会ではカバノー氏に先立ち、米カリフォルニア州の大学教授であるクリスティン・ブレイジー・フォード(Christine Blasey Ford)さん(51)が36年前にカバノー氏から性的暴行を受けたと証言した。
カバノー氏は証言の冒頭から怒りに声を震わせ、何度も涙を見せながら「私はフォード博士の申し立てを断固として全面否定する」と発言。「高校でも、大学でも、今だかつて、誰に対しても性的暴行をしたことはない」と主張した。
これに先立ち公聴会で4時間にわたって証言を行ったフォードさんは、時折感情を抑えきれない様子を見せながら、暴行した人物がカバノー氏だったと「100%」確信しているとし、勘違いしている可能性は「絶対にない」と述べた。
カバノー氏は一連の告発について「ばかげた組織的な中傷」であり「計算され、仕組まれた政治的攻撃」だとして全面的に否定。「私の家族と私の評判は、悪意ある虚偽の告発で永久に破壊されてしまった」と述べ、「この指名承認手続きは国家の恥になった」と批判した。
一方で、最高裁判事の指名を辞退するつもりはないと明言した。(c)AFP/Elodie CUZIN, Chris Lefkow
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