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ソ連時代に逆戻り? 政治将校を復活させるロシア ナチス絶滅収容所「告発映画」に透けるロシアの意図  
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/144.html
投稿者 うまき 日時 2018 年 9 月 27 日 08:30:30: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
 


ソ連時代に逆戻り? 政治将校を復活させるロシア


インターネットによる軍の規律乱れを恐れるプーチン大統領

2018.9.27(木) 小泉 悠
【写真特集】ロシア「史上最大」の軍事演習「ボストーク2018」
ロシア軍が11日から17日まで実施した軍事演習「ボストーク18」の様子をまとめた。写真は日本海沿岸スリャビャンカ郊外にあるクレルク演習場で行われた訓練の様子(2018年9月13日撮影)。(c)AFP PHOTO / Mladen ANTONOV〔AFPBB News〕

 今年9月はじめ、ロシアの有力紙『イズヴェスチヤ』が、ロシア軍の各部隊に政治担当補佐官(ザムポリト)が復活する予定であると報じた。

 ザムポリトと言われても、多くの読者には何のことだか分からないだろう。しかし、その通称である「政治将校」という言葉なら聞いたことのある方も多いのではないだろうか。

 ソ連軍を舞台にした映画や小説には必ず(大体は好ましくない姿で)登場する、共産党のお目付役である。

軍のお目付け役で嫌われ者
 例えばトム・クランシー原作の傑作映画『レッド・オクトーバーを追え』では、ショーン・コネリー扮するソ連の原潜艦長とその部下たちが潜水艦ごと米国に亡命を企てた。

 その際、邪魔者として真っ先に消されたのは政治将校であった。ちなみに全くの偶然ながら、この時の気の毒な政治将校の名は(イワン・)プーチン氏だった。

 政治将校については、かなり以前に小欄でも触れたことがある(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35471)。

 政治将校の役割はソ連共産党によるソ連軍の統制(言うなれば「赤いシビリアン・コントロール」)を確保することであり、それゆえに軍内部の嫌われ者というイメージを持たれてきた。

 しかし、実際の政治将校が西側のフィクションのような扱いを受けていたという証拠は乏しい。

 どちらかいうと部隊内の規律維持や司令官の補佐、さらにはレクリエーション活動のロジに至るまで、軍隊生活の運営に関して不可欠の役割を果たす特殊な軍人という方が公平な政治将校像ではないかと思われる。

 ただ、政治将校とは共産党による一党独裁体制を軍事面で支えるための制度であったから、ソ連が崩壊すると、共産党の出先機関であるソ連軍政治総局(GPU)とともに姿を消した。

旧ソ連軍に近い組織として復活
 これに代わって設置されたのが規律業務総局(GUVR。名称やステータスは度々変化している)であり、部隊内の規律維持、愛国教育、士気向上などを任務とする点では軍政治総局のそれを一部引き継ぐものであったと言える。

 また、麻薬の流通をはじめとする部隊内の犯罪に目を光らせ、事前に防止することも規律将校の重要な役割であった。

 しかし、GUVRの規律将校は政治将校のように全軍の隅々に配置されているわけではなく、特定のイデオロギーを掲げるわけでもないという点で政治将校とは異なる存在であっと言える。

 ところが『イズヴェスチヤ』が報じた匿名情報によると、新たに設置される政治担当補佐官はどうもかつての政治将校により近い存在を目指しているようだ。

 まず、この政治担当補佐官は連隊、大隊、さらには中隊レベルにまで設置されるとのことであるから、ロシア軍の隅々にまで配属されることになろう。

 その任務も部隊内の規律維持だけにとどまらず、レクリエーションの企画、兵士やその家族に対する窓口業務、さらには将校や兵士の間に「国防政策に関する「深い理解と支持」を育む」ことまで含むという。

 特定政党の出先機関ではない、という点を除けば、たしかにその任務上の性格は政治将校と極めてよく似ている。

ソ連崩壊後初となる「政治」看板の復活
 組織の名称も前述のGUVRから軍事政治総局(GVPUR)となり、ソ連崩壊後初めて「政治」の看板が復活するという。

 ロシア軍が今になって「政治将校」を復活させようとしているのは、軍内部におけるさらなる規律強化の必要性が認識されているためであろう。

 昨今、西側社会ではロシアによるプロパガンダ戦が問題視されているが、ロシア自身は自国こそが西側による情報工作の対象になっていると認識しており、このことは大統領の演説や各種政策文書でも度々強調されてきた。

 特に最近のロシア政府が神経を尖らせているのは軍人によるインターネット利用である。

 ウクライナ問題やシリア問題に関して西側の見解(ロシア政府に言わせればプロパガンダ)に軍人たちが感化されたり、SNSを通じて作戦の実態が流出することが懸念されている。

 このため、ロシア政府は軍人のSNS利用を登録制にしたり軍事情報をインターネットで暴露した場合に罰則を科すなどして情報漏洩対策を進めている。

インターネットの情報解釈が新任務
 しかし、インターネット上にあふれる膨大な情報(例えばその中にはBBCロシア語版など、ロシア政府の立場に否定的な西側発の情報も含まれている)をどう解釈するかは軍人たちの判断に委ねられている。

 政治担当補佐官の当面の任務は、こうした情報をどのように解釈すべきかをロシア政府の立場に従って示し、「国防政策に関する『深い理解と支持』を育む」ことであると思われる。

 また、ウラジーミル・プーチン政権が社会不安の拡大や政権以降に伴う混乱に備え、軍への統制強化の必要性を認識すれば、政治担当補佐官の役割はさらに拡大していく可能性が高い。

 21世紀版政治将校の去就は、ロシアにおける政治と社会、そして軍との関係を図る指標となるだろう。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54202


 


ナチス絶滅収容所「告発映画」に透けるロシアの意図

ユダヤ人問題の認識を持って見るべき『ヒトラーと戦った22日間』
2018.9.27(木) 新潮社フォーサイト
新潮社の会員制国際情報サイト「新潮社フォーサイト」から選りすぐりの記事をお届けします。
映画館に設けられた作品の宣伝コーナー=東京・新宿で(筆者撮影、以下同)
(文:国末憲人)

 600万人ものユダヤ人の命を奪ったホロコーストの現場と言うと、多くの人は「アウシュヴィッツ強制収容所」を思い浮かべる。現ポーランド南部クラクフ近郊にナチス・ドイツが設けたこの施設は、ナチスの残虐行為を象徴するモニュメントとして位置づけられている。100万人以上という最大の犠牲者を出したこと、一部の建造物が破壊されずに残されたこと、絶滅施設と同時に強制労働施設を伴っていたため10万人以上の収容者が生き延びて実態を伝えたこと、などからである。

 ただ、アウシュヴィッツで虐殺が本格化したのは1943年から44年にかけてで、41年に始まったホロコーストの歴史の中では後半に過ぎない。ホロコーストの犠牲者は約半分が銃殺で、約半分が収容所での虐殺だが、前半の収容所犠牲者は、現ポーランドの辺境にナチスが設けた三大絶滅収容所に集中する。ベウジェツ、ソビブル(映画では「ソビボル」と表記)、トレブリンカの3カ所である。

 その1つ、ソビブル絶滅収容所を舞台にしたロシア映画『ヒトラーと戦った22日間』(原題『ソビブル』)が9月、日本各地で公開された。三大絶滅収容所の死亡率は99.9%に及ぶが、100%にならなかったのは、ソビブルとトレブリンカで暴動が起き、遺体処理や兵舎維持などに携わっていたそれぞれ数十人のユダヤ人労働者が脱走に成功したからである。映画はこのうち、1943年10月14日に起きたソビブルでの暴動を描く(ヒトラーと戦う場面はなく、邦題は完全なミスリード)。この暴動の後、ソビブル絶滅収容所は閉鎖された。整地し、植林まで施し、悪事の痕跡を消し去ってナチスは撤退した。

 私は現地を一昨年に2度訪れたが、収容所の跡地には松林が広がるばかりで、アウシュヴィッツのような建物は残されていない。2014年に発掘調査が実施されるまで、ガス室の場所も判明していなかった。 

大枠で史実に沿っている
 こうして闇に葬られてきたホロコースト前期の実態に光を当てる試みとして、この映画は大いに評価できる。エンターテインメントとしても優れており、収容者同士のロマンスや脱走劇の部分に多少の脚色があるものの、大枠では史実に沿っている。エピソードの多くも実際の出来事に基づいている。

 他方、ロシア(当時はソ連)を善玉とする勧善懲悪主義的な色彩も強く、結果的にロシア現政権の宣伝となっている面は否めない。製作者の意図かどうかはともかく、プーチン政権は実際、この映画をプロパガンダとして使っている。

 つまり、極めて政治的な意味合いを持つ作品なのである。鑑賞には、それなりの注意と警戒が必要だ。

ナチス・ドイツによるホロコーストの舞台となった現ポーランドのソビブル絶滅収容所跡。ユダヤ人を運んできた当時の線路が今も残る
 ソビブル絶滅収容所とは何か。まず史実をざっと振り返りたい。結果的にこれが映画のネタバレとなるが、ご容赦いただきたい。

 ソビブルは現在のポーランドの東の端、ウクライナとベラルーシの国境に近い湿地帯にある寒村である。収容所が設けられたのは、村から数キロ離れた鉄道の木材積み出し駅の脇だった。人里離れた鉄道の近くという立地は、三大絶滅収容所に共通する。欧州各地からユダヤ人を鉄道で運び、外部に漏れないよう殺害するためだった。

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60余人が生き延びる
 ソビブル絶滅収容所は、1942年5月から本格稼働した。殺害手段として、後にアウシュヴィッツで使われたシアン化水素の殺鼠剤「チクロンB」ではなく、より簡便な排気ガスが使われた。列車から降ろされたユダヤ人は、即座にガス室に送られ、虐殺された。

 ただ、その中から職人や特殊技術を持った人物、肉体労働に向いた人々は殺されず、ナチス親衛隊(SS)員の監視の下、施設内で作業員として働かされた。遺体の処理、遺体から回収された金属の加工、遺物の衣服や持ち物の整理と出荷、施設の修復や拡張工事などに携わった。その数は最終的に600人ほどに及んだ。

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 ただ、自分たちもいずれは殺される運命にある。それに気づいた彼らは、親衛隊員を1人ずつ呼び出して殺害し、一斉脱走を試みた。収容者の中でその行動を指揮したのが、ロシア系グループにいたソ連軍将校アレクサンドル・ペチェルスキー(通称サーシャ)と、ポーランド系グループを率いていたレオン・フェルトヘンドラーだった。サーシャは、恋仲になった収容者の少女ルカとの密会を装ってフェルトヘンドラーと会合を持ち、計画を練った。暴動では、収容者の約半分にあたる300人前後が脱出に成功したが、その多くは逃亡途中に警備兵の追撃や地雷、地元住民の襲撃の犠牲になった。生き延びて戦後を迎えたのは、サーシャを含め62人前後だったと言われる。

 フェルトヘンドラーは逃亡に成功したものの、現ポーランド東部のルブリンに潜伏中の1945年に殺害された。ルカの消息は伝えられていない。収容所周辺で殺害されたと考えられる。

 サーシャは戦後、ソ連南部ロストフで暮らし、1990年に亡くなった。スターリン体制下の反ユダヤ主義の風潮の中で出国を禁じられ、冷遇されて苦労したという。2度と会えなかったルカへの思いは強く、彼女を18歳のオランダ人だと信じ込んでいた。実際には、ルカはドイツ・ドルトムント出身のゲルトルード・ポッパート=ションボルンという28歳の人妻だった。同じソビブルの収容者だった夫は、暴動後に殺害された。
 

ラシュキのノンフィクション『ソビブルからの脱出』
 サーシャは生前、米記録作家リチャード・ラシュキらの訪問を受け、その証言はラシュキの著書『ソビブルからの脱出』(未邦訳)に描かれている。

ロシア政権の意向に沿った作品
 ソビブルを題材にした映像作品は、すでにいくつか知られている。最も有名なのはルトガー・ハウアー主演の1987年英テレビ映画『脱走戦線 ソビボーからの脱出』で、ラシュキの著書を原作としており、筋立ては今回の映画と似ている。記録映画としては、ホロコーストをテーマにした9時間半の大作ドキュメント『ショア』で知られる映画監督クロード・ランズマンが生存者の1人イェフダ・レルネルの証言をまとめた『ソビブル、1943年10月14日午後4時』がある。また、2007年から09年にかけては、ソビブル村に近いポーランド東部の街ウオダヴァで、教育事業の一環として記録映画の連作が製作された。

ソビブル絶滅収容所近くの森に残る当時の有刺鉄線
 これらの先行作品に比べ、『ヒトラーと戦った22日間』は圧倒的に娯楽性に優れている。だからこそ、日本でも劇場公開されたのだろう。ロシアを代表する俳優で今回初めて監督も務めたコンスタンチン・ハベンスキーがサーシャを、スウェーデンの女優フェリス・ヤンケルがルカを演じた。脱走に向けて場面が盛り上がる中で、その悲恋は画面に余韻を残す。なお、映画の終幕で、撃たれたルカをサーシャが抱きかかえて脱走する場面があるが、これは創作である。実際には、サーシャは逃亡中に松林の中でルカを捜し回ったが見つけられなかったと、戦後証言している。

 一方、この映画で奇妙なのは、暴動のもう1人の立役者であるフェルトヘンドラーがほとんど描かれていないことである。最初から最後まで、スポットライトはサーシャに当てられている。作品の中で、この暴動が「凶悪なドイツに対するロシア人の抵抗ドラマ」に仕立てられているのは、そのためだろう。その構図は、ドイツのメルケル政権との対立を強めるプーチン政権の思惑に、結果的に沿っている。
 

 監督のハベンスキーにどこまでその意図があったのか、私にはわからない。プーチンの強権政治によって表現の自由への制約が年々強まるロシアだが、『リヴァイアサン』(邦題『裁かれるは善人のみ』)などで知られる映画監督アンドレイ・ズビャギンツェフのように、良質の作品を発表している映画人は少なくない。ハベンスキー自身も世界的に評価される俳優であり、ハリウッドにも進出しており、政権の単なる操り人形ではないだろう。一方で、ハベンスキーはプーチンと親交があり、今回の作品も完成前のものをプーチンに提示している。現在、あらゆる行動が政治的に判断されるロシアで、この作品は少なくとも、政権の意向から外れないものだったと言える。

 プーチンは2016年、サーシャに対して勇敢勲章を没後授賞した。今年5月には、モスクワで開かれた対独戦勝利記念日のパレードに、ソビブル生還者の遺族を招いた。ソビブルの暴動とサーシャの活躍をイメージ戦略として活用するロシアの意図は、こうした面からもうかがえる。

ナチズムの状況認識なしに見られない映画
 もっと露骨にこの作品を宣伝する動きも見られる。

 ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使は、9月4日に東京女子大学で開かれた試写会で挨拶し、こう述べた。

アウシュヴィッツ強制収容所に隣接するビルケナウ強制収容所。アンネ・フランクはここを生き延びたが移送先で死亡した
「今日、強制収容所が存在した場所から、文字通り数百キロメートルしか離れていない地点で、再び、ナチが賞讃され、SSとその同胞のパレードが行われ、残忍極まりない反ユダヤ主義が再燃している現状において、映画『ヒトラーと戦った22日間』の持つ意義は非常に大きいものと言えるでしょう」

 

 大使はこれが、ウクライナなどを念頭に置いた発言であることを説明した。「ウクライナでナチスが影響力を強めている」との主張はロシアの決まり文句である。ただ、それはロシアのウクライナ侵略を正当化するお題目に過ぎない。ソビブルの悲劇を繰り返さないために、クリミア半島を併合し、ドンバスに軍事介入する――。国際社会には到底受け入れられない論理である。

 何より、欧州各国でナチスの理念を引き継ぐ右翼団体やポピュリズム政党と協力し、財政面や理念の面で支援しているのは、プーチン政権に他ならない。それでいて「過ちを繰り返すな」と説教するのは、壮大なマッチポンプ以外の何物でもない。

 ドイツ語通訳翻訳者のマライ・メントライン氏は、この映画について「最近のナチ系史劇ドラマと違い、『ナチズム』ではなく『ドイツ人』そのものを『悪辣で冷酷』だ、とする演出ポリシーが貫かれている」と明確に批判している。こうした認識なくして、できのいい歴史ドラマとしてこの映画を無邪気に称賛するのは、能天気のそしりを免れまい。ホロコーストはまさに、能天気の積み重ねの末に起きたのである。

 ロシア・ソ連とユダヤ人問題との関係は、かつても今も複雑である。そもそもこの地域でナチスがこれほどの蛮行を展開できた理由の1つは、1939年のモロトフ=リッベントロップ協定(独ソ不可侵条約)によって天敵であったはずのヒトラーとスターリンが手を結んだことにある。その意味で、ソ連が問われるべき責任は小さくない。現代でも、プーチン政権がサーシャを叙勲し、この映画を支持する一方で、プーチン個人の周辺では「ユダヤ人陰謀論」を振りかざす反ユダヤ主義知識人たちが影響力を持つに至っている。

 世界は決して、映画が描くような「ユダヤ人を守るロシア対ユダヤ人を迫害するドイツ」といった対立構造にはない。この映画は、そうはっきりと認識したうえで観るべき作品なのである。


国末憲人
1963年岡山県生まれ。85年大阪大学卒業。87年パリ第2大学新聞研究所を中退し朝日新聞社に入社。パリ支局長、論説委員を経て、現在はGLOBE編集長、青山学院大学仏文科非常勤講師。著書に『自爆テロリストの正体』『サルコジ』『ミシュラン 三つ星と世界戦略』(いずれも新潮社)、『ポピュリズムに蝕まれるフランス』『イラク戦争の深淵』『巨大「実験国家」EUは生き残れるのか?』(いずれも草思社)、『ユネスコ「無形文化遺産」』(平凡社)、『ポピュリズム化する世界』(プレジデント社)など。

◎新潮社フォーサイトの関連記事
・【ブックハンティング】「イスラム過激派」「極右」衝突でも「共鳴」する理由
・「ジハード主義者の妻」と「シャルリー捜査記録」が示す真実
・「欧州ポピュリズム」と「イスラム過激派」が重なる「分断」というキーワード
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/54200  

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コメント
1. 中川隆[-13524] koaQ7Jey 2018年9月27日 08:53:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18853] 報告
プーチンは曲がった事が大嫌いなんだ:


Putin Delivers Speech on Moral Crisis of Western States - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=tlaHubJ-fKk

プーチンが小児性愛者の討伐を開始! 米の“一流ペドフィリア・グループ”がロシアの子どもを虐待中でブチ切れ 2017.04.19.
https://tocana.jp/2017/04/post_12938_entry.html


ロシアのプーチン大統領が、アメリカにはびこる小児性愛者(ペドフィリア)からロシアの子どもを守るため、ロシアとアメリカ間の養子縁組を禁止する法案にサインした――。


■米ロ間の養子縁組禁止法案が採決

banningadoptions1.JPG 「Waking Times」の記事より

 今回の米ロ間における養子縁組を禁止するための法案は、ロシアの議会で可決されたものだ。その投票結果は反対4名、棄権2名で賛成400名と圧倒的多数での可決だった。アメリカは海外の子どもとの養子縁組がもっとも盛んな国で、これまでロシアの子どもにとってもアメリカが最多の養子縁組先である。1999年以降、実に4万5000人以上ものロシア人の子どもがアメリカ人の養子になっている。

 ドゥーマ(ロシア連邦議会)の上下両院で強行採決されたこの法律は、驚きをもって迎えられた。プーチン大統領はロシアと各国のジャーナリストが集まった会場で、この法案について説明と質疑応答を行った。

 プーチンによると、アメリカには小児性愛が蔓延しており「アメリカ政府は、ロシアの子どもたちが(アメリカの)小児性愛者によって虐待されていることに何ら責任を負っていない」ときっぱりと述べた。そして、「トランプ大統領が性的人身売買に断固たる対策を取って、ワシントンD.C.の『エリート小児性愛者グループ』の泥沼を干からびさせるまでこの措置は続く」と言い放った。

 ジャーナリストとの質疑応答は4時間にもわたり、「なぜあなた(プーチン大統領)は最貧困で無力な子どもたちを政権闘争の道具にするのか?」という意見も出た。やり取りはロシアのテレビで中継されていたが、プーチンは断固として法案の正当性を主張した。彼は、「アメリカのエリートたちがロシアの子どもたちを虐待している。それが普通だとあなたは思うのですか」と激しく反論した。

■ワシントンD.C.に性的人身売買目的で養子縁組を行なう組織がある

banningadoptions2.JPG 「YourNewsWire.com」の記事より

 プーチン大統領が小児性愛者に関して西側諸国を批判するのは、これが初めてではない。

 昨年、プーチンはクリスマスの定例記者会見で、「西側のリベラル・エリートたちは、国を偉大にした伝統的な価値観を捨てた」と語り、堅実なキリスト教の価値観を基盤にした未来を作る代わりに、過度に誇張された“ポリティカリー・コレクト文化”を作ったと西側諸国批判を繰り広げた。そしてこの傾向は、いずれ西洋文明の崩壊につながるとも警告したのだ。

 またプーチン大統領は、「西側諸国では“通常の家族”と“ホモセクシュアルの家族”を法的に同等に扱っており、それらの行き過ぎたポリティカリー・コレクトの風潮が、いわば小児性愛者の合法化に道を拓くことにもつながってしまうのだ」と訴えた。

 しかし、実際にプーチン大統領が指摘するように、米国の首都ワシントンD.C.には「エリート小児性愛者グループ」があるらしいと囁かれている。そしてワシントンD.C.の子どもは、アメリカ国内でもっとも危険にさらされているというデータもあるのだ。

 米国保健福祉局のデータによれば、ワシントンD.C.では1,000人あたり23.5人の子どもが性的虐待を受け、同じく小児性愛者のハブ(基地的存在)となっているニューヨークでは、1000人中17.4人が性的虐待を受けている。

 もちろん、ロシアから養子を貰うアメリカ人の親の大多数は、恵まれない子どもを家族の一員に迎え入れたいという尊敬すべき親心を持っている。しかし一方で、アメリカにはびこる「エリート小児性愛者グループ」は、性的人身売買を目的にロシア人の子どもと養子縁組をしているともいわれている。ロシアからやって来た子どもたちが虐待に耐えかねて失踪しているケースも指摘され、大きな社会問題になっているのも事実なのだ。


■マグニツキー法に対しての「外交的報復」か?

banningadoptions3.JPG 「Neon Nettle」の記事より

 さて、以前プーチン大統領は「ソチオリンピックではあらゆる差別は排除される。同性愛者も安心していいが、ただし子どもたちには近づくことは許されない」と述べ、欧米諸国から「同性愛と小児性愛を混同している」という猛批判を浴びた。

 今回プーチン大統領が繰り広げた「欧米のゲイ容認の風潮は小児性愛者の増加につながる」という論法も、これと同じといえるだろう。オバマ前アメリカ大統領は在職中、「マグニツキー法(人権侵害の疑いのあるロシア市民が、アメリカへの旅行や不動産をはじめとする資産を所有することを禁止する法案)に署名している。そのため、米ロ間の養子縁組を禁止する法案に関して、「マグニツキー法に対しての“外交的報復”であり、助けの必要な子どもたちを政治に絡ませている」と批判するアメリカの有識者も多い。

 プーチン大統領が法案にサインしたことで、法的手続きの最中にあった数百人のロシアの子どもたちの養子縁組が宙に浮いている状態だという。恵まれない子どもたちを、どうか政争の具にだけはして欲しくないものだ。


[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

2. 中川隆[-13523] koaQ7Jey 2018年9月27日 08:56:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-18853] 報告

腐敗しているのはアメリカ大統領の方だね:

白人エリート小児性愛者御用達「ロリコン島」でのヤバすぎる乱交パーティが発覚!
中心人物エプスタインの顧客に超有名セレブの名も 2017.07.23.
https://tocana.jp/2017/07/post_13798_entry.html


かつてプーチン大統領にも指摘された「欧米のエリート小児愛者の秘密サークル」。欧米のエリートと政府上層部の間で小児性愛、性的虐待、およびオカルト儀式が蔓延しているという噂は、以前から頻繁にささやかれてきた。しかし何と米国の元大統領、そして現大統領までそのグループに名を連ねている可能性が――。


■エリートビジネスマン所有の“乱交パーティー島”とは?

orgyisland1.JPGエプスタイン(左)と彼を訴えている被害者の一人バージニア・ロバーツ(中央) 「Daily Mail」の記事より

 ジェフリー・エプスタインのケースは、これらのおぞましい「秘密サークル」を知る上で最も手っ取り早い。エプスタインはウォールストリートの億万長者のビジネスマンとして、2005年頃から金融エリートの間ではよく知られていた。しかし彼は2009年に性犯罪者として登録され、全米の注目を集めた。彼は「秘密サークル」で売春する若い女の子を募集した罪で有罪判決を受けたのだ。

 億万長者であるエプスタインはアメリカ領ヴァージン諸島に、タブロイド紙から「オージー・アイランド(乱交パーティー島)」と揶揄されるリトル・セント・ジェームズ島を所有している。その島に自分や友人が行く時に搭乗するプライベートジェットも所有しており、その飛行機は「ロリータ・エクスプレス」と呼ばれていた。エプスタインの所有する島は、小児性愛者にとって最高の楽園となったのだ。

 エプスタインは「乱交パーティー島」に連れていく目的で、わずか12歳くらいの少女を探すための組織化されたグループを持っていた。警察の調査によれば、エプスタインのスタッフは12歳から16歳の年齢の女の子たちと毎日、あるいはもっと頻繁に連絡を取り合っていたという明確な証拠があると述べている。またエプスタインは自身の島での犯罪行為だけではなく、アメリカ全土に所有する自宅でも同様の行為を行っていたらしい。


■エプスタインの「スイート・ディール」

 被害者の少女に訴えられたエプスタインは、14歳の少女を売春に誘った行為で罪を認めた。その結果、エプスタインは18カ月の刑を言い渡されたが、実際は13カ月しか刑務所で過ごさなかった。

 また彼は昼間、事務所へ仕事に行くことが許されており、刑務所には夜戻るだけという非常に甘い刑罰であった。今回、エプスタインの受けた、いわゆる「スイート・ディール(甘い取引)」に対し、2人の被害者は、連邦犯罪被害者権利法に違反しているとして連邦政府を訴えた。また多くの人々が、エプスタインへの量刑が犯した罪にふさわしいものであったか大いに疑問に感じているという。


■エプスタインと関係を持った著名人たち

 エプスタインのプライベートジェットである「ロリータ・エクスプレス」の飛行記録には、驚くような著名な人物が記載されている。まずビル・クリントン元大統領。彼の名前は飛行記録に何と26回も記載されている。

 そしてモデルのナオミ・キャンベル、アカデミー賞俳優のケヴィン・スペイシー、英国のアンドリュー王子、元米国財務長官ラリー・サマーズ、その他多くの著名な政治家が含まれている。現米国大統領のドナルド・トランプも、エプスタインと付き合いがあり、複数のエリートセックスパーティーで13歳の少女を強姦したという件で訴えられたが、その後、裁判で無罪を勝ち取った。

orgyisland2.JPGニューヨークを歩くエプスタインと“友人”の英国・アンドリュー王子) 「Daily Mail」の記事より

「クリントン元大統領、そしてジェフリー・エプスタインと付き合いのあったニューヨーク中の人々全員が、トランプが小児性愛者であることを知っていた」とジャーナリストのコンチータ・サーノフ氏は語る。彼女は、調査を止めるようにとのエプスタインからの賄賂の申し出を拒否したが、人身売買の闇を暴くために自分の命を危険にさらしている。

 サーノフ氏はエプスタインの事件に関する本も書いており、「元大統領はなぜそんな男と付き合ったのだろう?」といぶかしがる。元米国国務省のスティーブ・ピチェシニク元高官は、「クリントン元大統領は、ロリータ・エクスプレスにおいて大きな部分を占めている」と説明する。

 そして「ロリータ・エクスプレス」には、クリントン元大統領だけでなくその妻ヒラリー・クリントンも搭乗していたという。被害者の1人のバージニア・ロバーツは、エプスタインによって15歳で人身売買されたと訴えているが、2002年にエプスタインの島でクリントン夫妻を見たと話している。


■被害女性に入念な買収工作か?

 なぜエプスタインの被害者が少なくとも30人いるにもかかわらず、彼は売春婦募集に関する1件の罪に対して裁かれたのみなのだろうか。実はエプスタインは被害者を買収することで知られており、おそらくそのために被害者の多くは裁判で証言することを拒否したのであろう。

 この事件に関わった検察官事務所は、請託など不正の事実がないことを明言した上で、とにかく被害を受けた女性が名乗り出ないことが大きく影響し、この「甘い刑罰」を余儀なくされたと説明している。おそらく根本的な問題には、司法システムが強姦と人身売買の被害者に対し、安全な場所を提供していないこと――特に政府とエリートが関与している場合――もあるだろう。

被害者の2人を代表する弁護士は、エプスタインの司法取引を「現代史における最も寛大なもの」と批判している。確かにエプスタインのケースは、ほかの小児性愛者の量刑と比較しても明らかに軽いもので、それは彼自身の社会的地位の高さや、その階層内の腐敗への関与と関連していることは間違いない。

 恐るべきことに、欧米の政治上層部かつエリートが小児性愛者や性奴隷に関与することは特別目新しいことではない。

 元FBI特別捜査官でLA事務所長であったテッド・ガンダーソン氏は、エリート層や政府上層部によって行われた小児性愛、性的虐待、悪魔儀式に関する情報を明らかにするために長年、調査を続けてきている。そして2005年、米国元下院議員のシンシア・マッキニー氏も民間軍事会社である「DynCorp」の人身売買疑惑について元国防長官のドナルド・ラムズフェルドを議会で追及している。

The Clinton Pedophilia Connection 動画は「YouTube」より

 欧米のエリートや政治家の中でひそかに浸透している「小児性愛サークル」。まるで映画のようだと思ったが、どうやらその実態はフィクションを超えたレベルのようだ。一刻も早くこのサークルの全貌が暴かれることを願う。世界を揺るがす大スキャンダルになることは間違いない。


The Clinton Pedophilia Connection - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=12zVlaZyX3Q

What did Bill Clinton know Former president named in Epstien sex slavery lawsuit - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ZHCWLtRv4Qo


[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

3. 2018年9月27日 14:59:00 : w3LFVWWde6 : Vp4Yi5krEWg[6] 報告
> 今年9月はじめ、ロシアの有力紙『イズヴェスチヤ』が、ロシア軍の各部隊に政治担当補佐官(ザムポリト)が復活する予定であると報じた。

以下が、その当該記事だけど、何が問題?

「ソ連時代に逆戻り」が、問題なのか?

逆戻りすることの何が問題なのか、その根拠が、全く示されていない。

もちろん、答えは簡単で、逆戻りはない、だ。

> Замполит вместо воспитателя
В Минобороны определили основные функции политруков, которые должны появиться в Вооруженных силах к концу года

https://iz.ru/781125/bogdan-stepovoi-aleksei-ramm-aleksei-kozachenko/zampolit-vmesto-vospitatelia

同じ愛国主義の養成ならば、自衛隊の方が、もっと危険ではないか?

> 「私は、保守を自任していますが、いまの自衛隊はさすがにマズい。このままでは、将来の司令官たる将官の卵たちの頭の中が、〈ネトウヨ思想〉に汚染されてしまいます」・・・・

始まりは2016年6月、海上自衛隊の幹部学校(以下、海幹校)に、1人の女性がやってきたことだった――。彼女の名は、吉木誉絵(31歳)。古事記アーティストなる肩書で佐久弥レイという芸名も持っている。

吉木は竹田恒泰(明治天皇の玄孫/評論家)の後援組織〈竹田研究会(学生青年局)〉事務局長を務める、いわば竹田の愛弟子だからです。そして、自衛隊はもともと〈明治天皇の玄孫〉を売り物にする竹田とは、一定の距離をおいていました。
私が危惧しているのは、いわゆる(自衛隊内部の)旧来の保守グループではない、中堅若手の〈新たな保守グループ〉が台頭しつつあり、海自きっての知米派の武居さんが、その精神的支柱に祭り上げられているのではないかということです」(前出OB)

https://jp.vice.com/news/crisis-of-self-defence-forces-01

縁故主義の重用で、戦前レジームへの回帰が企てられている。

裕仁の犯罪の片棒を担いだ、竹田宮の一族子孫が、自衛隊に、あからさまに触手を伸ばしている。

これは、安倍を使って推し進めた政策と同じように、明仁の魂胆か?

4. 2018年9月27日 18:00:33 : FO8j9aJNRU : S8F6WD90hts[1] 報告
うわずって徘徊すればする程、工作員ら(統一教会=日本会議の連中)の首を締め上げる事になってるってことに気付かないのな。あ、逆にそうやって奴隷が組織を潰して欲しいと願ってんのか?
それなら理解できる。助けて欲しいなら素直にそう言え。
5. 2018年9月27日 18:01:13 : 9jcra11Uzo : 4Yledw7vnVs[1] 報告
>>3
工作員は相手にせぬほうがよろしいかと。
6. 2018年9月27日 20:16:54 : 9jcra11Uzo : 4Yledw7vnVs[2] 報告
いっとき「軽毛」とかいうウザい投稿者がいたが、1回に長文の記事を3つ載せるスタイルなどこの「うまき」は踏襲しているね。露中、特にロシアを粘着的に叩いているところなど、おそらくOO6Zlan35k=jXbiWWJBCA=nJF6kGWndYだろう。
どうでも良いことだが、「軽毛」は「啓蒙」しているつもり、「うまき」は「左巻き」ではなく「右巻き」というメタファーかも。

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