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(回答先: イラン大統領「制裁発動 米は世界を敵に回す」〜「話し合いたいというならば、まずは刺したナイフを抜き…」と/nhk 投稿者 仁王像 日時 2018 年 8 月 07 日 20:00:07)
イランへの経済制裁 専門家「日本経済の先行きに暗雲」/nhk
2018年8月7日 21時53分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180807/k10011568371000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_013
トランプ政権が発動した経済制裁について、イラン情勢に詳しい慶應義塾大学大学院の田中浩一郎教授は、「日本の企業がイランで事業を展開していくことに大きな障害が生まれ、日本企業全般がイランとつきあっていくことができなくなってしまい、先行きに暗雲が立ちこめている」と述べました。
また、ことし11月までに日本など各国にイラン産原油の輸入を完全に停止するよう求めていることについて、「制裁が発動されれば、世界の市場から1日230万バレルのイラン産原油が消えることになる。そうなると、原油価格が高騰するだけでなくそれに連動してLNG=液化天然ガスの相場も上がることになる。電気料金にも跳ね返り、一般家庭と産業の両面からみても日本経済への悪影響は出てくると思う」と述べました。
また、アメリカとイランとの対立について、「イランから、軍事行動をしかけることはイランにとって自殺行為なのでありえない。しかし、両国の軍が展開するとペルシャ湾などで偶発的な事故から戦闘になるおそれがある」と述べ、国交がないアメリカとイランとの間で、衝突が起きる危険性があると懸念を示しました。
一方、トランプ大統領がロウハニ大統領が希望すれば前提条件なしに会談する用意があるという考えを示していることについては、「イランの立場からすればアメリカが核合意に復帰することが大前提になる」と述べました。
そのうえで、「ロウハニ大統領は外交での解決を諦めていないが、一方で、最高指導者のハメネイ師は、これまで以上に、アメリカが制裁を解除しなければアメリカ側の誘いには乗らないだろう」と述べ、対米交渉については、国政の実権を握る最高指導者ハメネイ師が簡単に認めることはないという見方を示しました。
また、イラン国内でロウハニ政権に対する抗議デモも起きていますが、これについて、「ロウハニ大統領以外にアメリカなどと渡り合える人物は今はいないため、当面は、ロウハニ大統領が、権力の座から引きずりおろされることはないだろう」と指摘しています。
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