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現代ヨーロッパの礎「平和、人権、統合」の3つの価値観が崩壊する(ニューズウィーク) 
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/542.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 7 月 25 日 17:52:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

現代ヨーロッパの礎「平和、人権、統合」の3つの価値観が崩壊する
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/07/3-112.php
2018年7月24日(火)19時00分 イワン・クラステフ(政治学者) ニューズウィーク


2015年の難民危機のさなかギリシャのコス島にたどり着いたシリア難民 Yannis Behrakis-REUTERS


<現在のヨーロッパに響き渡るのは未来へ向かう期待の音色ではない、完全な崩壊を招きかねない様々な雑音だ>

ヨーロッパは機能不全に陥っているのか? そう示唆する事象は、いくらでもある。NATO防衛費の負担をめぐる絶え間ない論争、移民規制をめぐる終わりの見えない交渉、そして東欧での権威主義志向の高まり......。

確かにヨーロッパは、過去70年間に何度も機能不全に陥った。それが成功の礎にもなったのだが、現在の状況はこれまでの機能不全とは違う。ヨーロッパに響き渡っているのは、未来へ向かう期待の音色ではない。完全な崩壊を招きかねない雑音だ。

現在のヨーロッパは、3つの異なるヨーロッパから成り立っている。「ポスト45年」の戦後ヨーロッパ、「ポスト68年」の人権重視のヨーロッパ、そして冷戦終結後の「ポスト89年」に台頭した統一ヨーロッパだ。しかし今、この3つがいずれも疑念にさらされている。

戦後ヨーロッパは、第二次大戦を記憶にとどめ、次に起きたら最後となりかねない戦争――すなわち核戦争――を恐れ、その阻止を決意した。

この戦後ヨーロッパが、今や機能していない。若い世代にとって第二次大戦が、すっかり「歴史」になってしまったからだ。若者は歴史の教訓を受け身では理解しても、物事を歴史に照らして考えなくなっている。

戦争の記憶が定着しにくくなっている理由は、あと2つある。1つは、戦争を生き抜いた世代が既に少なくなっていること。もう1つは、ヨーロッパに流入する難民や移民の大部分にとっては、第二次大戦が自分たちの戦争ではないことだ。シリア難民にとっての戦争は、ワルシャワやドレスデンではない。アレッポだ。

ヨーロッパ市民の大半が、今も平和を当たり前のものだと思っていることも、「ポスト45年」のヨーロッパが機能しなくなっている要因だ(現実には世界は危険な場所と化しつつあり、もはやアメリカはヨーロッパを守ることには関心がなさそうだが)。軍事力に頼るのは時代遅れで、ソフトパワーこそが重要だというEUの主張は、EUの当事者たちにも嘘くさく思われ始めている。

こうして「ポスト45年」のヨーロッパを支配する価値観は、「強靱」から「脆弱」へと変わった。戦後ヨーロッパとは平和な勢力ではなく、自衛能力のないヨーロッパを意味するようになった。

■人の移動が敗者を生む

「ポスト68年」のヨーロッパの特徴は人権、特に少数派の権利を重視するヨーロッパだ。

各地で騒乱や革命が多発した68年がヨーロッパの精神にもたらしたのは、国家とは市民を守るものであり、同時に市民を脅かすものでもあるという認識だ。この68年世代のヨーロッパ市民は、社会で最も弱い立場にある人々の視点から国家を見るようになった。

世界と自身の役割をめぐる考え方にもたらされたこの革命的な変化は、植民地解放の帰結という面が大きい。だが同時に、民主的な想像力が世界的に広まった結果でもある。「ポスト68年」のヨーロッパをひとことで定義するなら、それは「多様性の受容」だ。

だが今、この「ポスト68年」のヨーロッパも機能不全に陥っている。

ここ数十年でヨーロッパ各国を変容させた人口構造と社会の劇的な変化は、多数派(何でも持っているからこそ全てを恐れる人々)を脅かした。彼らは今、グローバル化に伴い激化する「人の移動」によって自分たちが敗者になりつつあることに恐怖を抱いている。

こうした多数派による政治の決定的な特徴は、投票行動に表れる。彼らは自分たちが少数派になり、自分たちの文化や生活様式が絶滅の危機に瀕する将来を想像しながら投票する。リベラル派がその恐怖心を無視したりばかにすることは、政治的に大きな過ちになる。民主政治においては、物事の「受け止め方」が唯一の重要な現実なのだ。

いま有権者の支持を得ている多くの政治運動は、多数派の権利、とりわけ文化的な権利を重視している。多数派は誰が政界に参加するか、自分たちの多数派文化を誰に守らせるかを決める権利は、自分たちにあると考えている。

■時代を分けた移民危機

この点において15年の難民・移民危機は、ヨーロッパ市民のグローバル化に対する見方を変える転換点となった。

移民危機は「ポスト68年」のヨーロッパの終わりでもあり、「ポスト89年」のヨーロッパの一部概念の破綻でもあった。その証拠に私たちは今、かつてのコンセンサスが瓦解するのを目の当たりにしている。

移民危機はヨーロッパにとっての9.11だった。あのテロが世界を見るアメリカ人のレンズを変えたように、ヨーロッパの人々は移民危機を契機に、グローバル化に対する姿勢を決めるいくつかの前提を疑問視するようになった。

移民危機は、「ポスト89年」の統一ヨーロッパの現実を疑うことにもつながった。単にヨーロッパの西と東が移民に対する義務について全く異なる立場を取ったからだけではなく、民族や文化の多様性、人口移動について、2つのヨーロッパが存在することを明らかにしたからだ。

20世紀初めにヨーロッパで最も民族の多様性が高かった中欧と東欧が、現在は民族の同質性が極めて高い地域になっていることは歴史の皮肉と言うべきだろう。一方の西欧は、増加する国内の外国人人口を統合するという課題に気を取られている。中欧は、若者の西欧への流出を食い止めるために必死の努力をしている。西欧は多様性への対応に苦心し、東欧は過疎化対策に手を焼いている。

問題の規模を把握するために統計を見てみよう。89〜17年にラトビアの人口は27%、リトアニアは23%、ブルガリアは21%減少した。中東欧で起きている人口減少の究極的な原因は、高齢化と出生率低下と移住だ。東欧では、シリア難民の流入よりも、08年の金融危機のせいで国を離れた人のほうが多かった。

しかし中欧における反リベラリズムの台頭の中核にあるのは、人口移動をめぐる違いではなく、「模倣」の拒絶とでも呼ぶべきものだ。

89年以降の20年間、ポスト共産主義の中欧と東欧の政治哲学は、「西欧を模倣せよ」のひとことで言い尽くせる。このプロセスはさまざまに呼ばれてきた。民主化、自由化、拡大、収れん、統合、欧州化......。

しかし、共産主義後の改革者が追求した目標は単純なものだった。彼らは自国を西欧のようにしたいと思っていただけだ。

例えば自由民主主義制度を輸入し、西欧の政治・経済的手法を適用し、西欧的な価値観を公にたたえることだった。模倣は自由と繁栄への一番の近道だと思われていた。


第2次大戦の激しい空爆で瓦礫の山と化したソ連占領下のドレスデン(1945年) (c) Hulton-Deutsch Collection-Corbis/GETTY IMAGES

■西欧の模倣からの脱却

ヨーロッパは共産主義と民主主義ではなく、模倣する者とされる者に分断された。だが外国モデルの模倣によって経済的・政治的改革を追求することには、道徳的・心理的なマイナス面が予想以上に多い。模倣する者の精神はどうしても、劣等感や依存心、アイデンティティーの喪失などが混在した状態に陥ることが避けられない。

模倣する者は幸せではない。自らの成功を誇ることができず、失敗ばかりにさいなまれる。

「ポスト45年」のヨーロッパは、戦争の記憶が消えてヨーロッパが自衛力を失ったが故に機能していない。「ポスト68年」のヨーロッパは、少数派の権利擁護と多数派の権利維持という矛盾ゆえに機能していない。

「ポスト89年」のヨーロッパが機能不全に陥っているのは、中欧や東欧が西欧を模倣しなくなったからであり、自国を西欧に判断されることも拒んでいるからだ。彼らはむしろ西欧に対抗するようなモデルをつくりたがっている。

ヨーロッパの度重なる機能不全は、決定的な崩壊を意味するのか。運命と決め付けるのは間違いだろう。それが意味するのは、ヨーロッパはアメリカに安全保障を頼ることを当然視せず、自国の軍備に投資すべきだということだ。

それはまた70〜80年代のヨーロッパの自由民主主義が極左勢力に急進的な立場を放棄させ、彼らの正当な要求のみを主流の思想に統合したのと同じように、極右勢力の思想の一部を主流派に統合すべきことも意味する。

いま極右勢力の過激な思想を恐れている人々は、70年代に多くの中道派が、後にドイツの外相となったヨシュカ・フィッシャーのような反体制の左派を敵視したことを思い出すべきだ。

東西ヨーロッパの関係で重要な課題は何か。それは、西欧を模倣することが唯一の民主主義の意味だと主張したり、EUの「結束基金」で民主主義への献身を買えると無邪気に思い込んだりせずに、東欧の独裁主義への傾倒を糾弾する方法を見つけることだろう。

70年前、ヨーロッパは第二次大戦による破壊を平和プロジェクトの基礎に変えることに奇跡的に成功した。68年には、体制への怒りを政治的な進歩に転換することにも成功した。

50年にわたる冷戦で分断されたヨーロッパを再び団結させるという大仕事は、20年足らずで実現できた。かつて多くの失敗から成功を導き出したヨーロッパは、再び同じ奇跡を成し遂げられるはずだ。




 

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コメント
 
1. 2018年7月25日 18:36:54 : jQEjjI0SPE : eNjtSWc0RPw[2]
相変わらずずれたことを。ニューズウィークだから仕方ないが。

とりあえず。「第2次大戦の激しい空爆で瓦礫の山と化したソ連占領下のドレスデン(1945年)」というキャプションを見ると、知らない人ならソ連が空爆したと思い込むのでは。


2. 2018年7月25日 20:02:59 : O4pUfLwvsA : lleAWoei_CE[525]
「平和、人権、統合」がヨーロッパの礎(そ)であったことなどない。


 今日平和人権統合を阻止しているのはだれか、イスラエルです。
イスラエル。
ニューズウイークというメデイアは今日、ほぼ産経新聞と並ぶ程度の
あほメデイアでしょう。
この組織が流す情報については世界が殆ど「嘘」と了解し始めた頃
であります、今日。

 今さら言うも愚かだが米国の情報機関はほぼ全滅と思ってよい。
ネット情報を見るかたがたはこれを知っている。したがってこういう
内容のこういう記事をこうして掲載するのがどうか、という気もする
がそこまで言わずとも、世界情勢が急速に変化している時にニューズ
ウイークなんかに構っていては、先行き問題出ると思うので言って
置きます。

 あと数年後にはメデイアは全部ひっくり返る。
今現在だって実態はそうなのだが表現機構が適応できない状態だから
現状を保っている。

 悪政が極まればどうなるか想像したらいい。



3. 2018年7月25日 20:15:53 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1033]

#温い理想と厳しい現実


トランプ大統領、全ての関税撤廃を提案−合意なければEUは報復へ

Nikos Chrysoloras
2018年7月25日 16:03 JST

• ユンケル欧州委員長、対米自動車輸出への関税回避で土壇場の試み
• 欧州委は米製品200億ドル相当を対象とする報復措置を準備

トランプ米大統領は24日夜、米国と欧州連合(EU)が全ての関税や貿易障壁、補助金を撤廃すべきだとツイートした。同大統領は25日にEUの行政執行機関、欧州委員会のユンケル委員長とホワイトハウスで会談する。
  「EU側が明日、通商合意に向けて交渉するためワシントンにやってくる。私には提案がある。米国とEUの両方が全ての関税や貿易障壁、補助金を撤廃すればよい」とトランプ大統領は投稿した。
  ユンケル委員長とマルムストローム欧州委員(通商担当)はまさにそのような結果に向けた提案を携えて米国を訪れる。世界の自動車メーカーの間で関税を低減化または撤廃する合意や、米EU間の工業製品関する通商協定についての協議に前向きな姿勢を示唆する見込みだ。欧州の自動車メーカーからの米国への輸出に関税を課すトランプ大統領の計画を撤回させる土壇場の試みだ。
  ユンケル委員長は会談前にドイツの公共放送ZDFとのインタビューで、「貿易戦争回避の方法を説明し、見つけるためにやってきた」と語った。楽観はしていないとして、交渉決裂の場合EUは「直ちに」報復する用意があると付け加えた。
  欧州委員会は米製品200億ドル(2兆2200億円)相当を対象とした一連の報復措置を準備していると、マルムストローム委員が述べた。スウェーデン紙ダーゲンス・ニュヘテル(DN)とのインタビューで語った。農産品、機械、ハイテク製品などが対象だという。
Trade Quarrel
Trump accuses the EU of charging higher tariffs and of unfair trade practices

Source: European Commission
原題:Trump Suggests Cutting All Tariffs Ahead of Key Meeting With EU(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE


4. 仁王像[2314] kG2JpJGc 2018年7月25日 20:53:56 : 402FWgNMFo : FqjLPQ2pDgs[2]
 少し話が逸れるかも知れないが、トランプが下手に「経済学」などという代物に心得があったら、自由貿易主義に反旗を挙げることを躊躇したかも知れないと思う。
 知らないからこそそんなものに縛られず、自らの直観力を信じて、大胆に反旗を翻すことができた。

 高岡英夫は少年時代に、アインシュタインのベロを出して頬を弛めている写真を見て、「この人緩んでいる」と思ったそうだ。ここが高岡先生の非凡なところ。
 以下敷衍すると、身体が緩んでいるから、脳が緩み、既成概念に縛られない自由な思考が出来、たった一人で相対性理論などという前代未聞の理論を造り上げてきた。

 トラ大も経済学の心得がないため既存の常識に縛られずに、グロスタなどという資本の到富衝動の要請に応える理論をぶち壊して行ける。資本主義が行き詰まっている時代に誕生した「時代の申し親父」である。

・何故に、西欧政治思想を有難がっている風なのか
 http://www.asyura2.com/08/dispute28/msg/120.html
 投稿者 仁王像 日時 2008 年 4 月 27 日 11:42:33: jdZgmZ21Prm8E

・Re:なんといっても人類史史上、人類に苦痛を与えた災難は、白人による世界植民地支配の「白禍」である/清水馨八郎
 http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/886.html
 投稿者 仁王像 日時 2014 年 6 月 28 日 21:49:21: jdZgmZ21Prm8E


5. 2018年7月25日 21:53:54 : N5sEgV5Lys : gJDc90AKsFQ[482]
相対性理論 → 非相対性理論
http://chilledvodka.blog.fc2.com/blog-entry-240.html

「トラ大も経済学の心得がないため」デンデン・・・

青年時代:
1964年からブロンクス区のフォーダム大学に2年通ったのち、不動産の専門学科があった大学であるペンシルベニア大学の経営学部(ウォートン・スクール)に転校し、1968年に経済学士号(BS〈ECon〉)を取得して卒業した。卒業後に父親が経営するエリザベス・トランプ・アンド・サンに入社して、仕事を通じて不動産管理や投資などの知識を身につける。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97#%E9%9D%92%E5%B9%B4%E6%99%82%E4%BB%A3

仁王像、何故君は嘘を吐く?


6. 仁王像[2315] kG2JpJGc 2018年7月26日 05:21:52 : KxXUt3qE26 : 0MbXZBHDzxY[1]
 >>5

 何だ馬の骨君。

 トラ大が経済学を学んだとしてもその概念に縛られず直観力で判断していることに変わりはなかろう。
 揚げ足を取っただけでは4の議論を否定したことにはならんぞ。

(私は、二度と、仁王像の…コメントもいたしません/S・C)
http://www.asyura2.com/18/cult19/msg/469.html#c16


7. 仁王像[2316] kG2JpJGc 2018年7月26日 05:40:43 : KxXUt3qE26 : 0MbXZBHDzxY[2]
 (6に追加)

 トランプは経済学を勉強する過程で、R・ヴェルナーの様にむしろ「経済学の虚構性」に深いところで気づいていた可能性もある。

・R・ヴェルナー「私は、イギリスの大学で…嘘ばかりの新古典派経済学ばかり勉強し、すっかり“洗脳”された。偽物経済学だった」
 http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/697.html
 投稿者 仁王像 日時 2012 年 8 月 25 日 20:01:35: jdZgmZ21Prm8E


8. 仁王像[2317] kG2JpJGc 2018年7月26日 06:26:41 : KxXUt3qE26 : 0MbXZBHDzxY[3]
 こんなものもある。

・「経済学」は「イデオロギー」であって、各学説間の対立はイデオロギー上の対立である。
 http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/117.html
 投稿者 仁王像 日時 2009 年 12 月 09 日 20:05:22: jdZgmZ21Prm8E


9. 2018年7月26日 10:02:11 : Q7oOVhUBnE : jCplkWSiJ5s[1]
「経済学に心得がある/ない」という基準を「経済学に縛られている/縛られていない」という基準に勝手に変えて相手をバカ呼ばわりする仁王像。

安倍と議論する人もこんな気分になるんだろうねえ。


10. 2018年7月26日 19:00:24 : 1vDjzsdVgk : hT1OwBOkyjY[62]
崩れゆく 当てにならない 価値観がゆ

11. 仁王像[2318] kG2JpJGc 2018年7月26日 20:01:19 : M1XRuivU0U : SpbBa8cH3PU[1]
 >5 >9

 トランプが経済学を学んだことに無知だったことは認める。

 だが、トラ大が経済学を知っていようがいまいが、トラ大が自由貿易主義(グロスタ)に反旗を翻したのは事実であり、この行動は正しいと思う。そこが肝心なところだ。
 経済学を知っていても、それは黙し単に行動で示したのが素晴らしい。大人の風格さえ感じる。こちらも理屈倒れになっていないのが偉い。

(補)
 4は、”知らない”を前提にした議論だが、”知ってる”を前提にしても同じ論理構造になるのは容易に分かろう(分からないのはボンクラかひねくれ者)。
 ”知ってる”を前提にすれば、トラ大はヴルナーと似た考えを持っているのではないかや、経済理論を振りかざしても不毛な論争になることを心得ていたので、黙って反旗を掲げる行動に打って出たのではないか、などという推論になる。こちらの論理の方が4よりカッコよかろう。

(5で、”仁王像が嘘を吐く”と決め付けいるのがチョンボなのだ。そのためには仁王像はトランプが経済学を学んでいたことを知っていたという証拠を過去ログから掻き集め突き付けなければならない。fake がお得意なひょろ〜ん家でも出来まい)。


(トラ大は直観力でやっているので、理屈倒れになることはない)
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/445.html
 >トラ大は軍産との闘いを直観力に従ってやっているので、理屈倒れになることはないだろう。
 軍産との闘いを余儀なくされていること自体、歴史の大枠からはみ出すことは出来ないことを意味している。この歴史の法則に沿っている限り、大失策もないことになる。
 焦眉の課題はポンペイオの扱いだが、北はボルトンやペンスほどには嫌っている気配はないので、バカとハサミの人材が他にいなければポンペイオを宥(なだ)めすかして使っていくしかなくなる。


12. 仁王像[2321] kG2JpJGc 2018年7月27日 06:00:47 : lG57orkqws : BXM3fC2I46E[1]

・『貿易は国を滅ぼす』の著書もある予言者?ラビ・バトラは、自由貿易に反対であった
 http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/826.html
 投稿者 仁王像 日時 2011 年 10 月 28 日 20:08:04: jdZgmZ21Prm8E

13. 2018年7月27日 11:42:26 : v6FSZuWv1g : BK2rKZv1UGI[1]

ヨーロッパの知的水準が低下しているが故の混乱でしかない。

 爆撃をすれば、難民が増える、このことの理解ができない事態にまでなっている。

 恐ろしいことである。


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