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何が起きてもおかしくない米国とイランの批判のエスカレート
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2018-07-24 天木直人のブログ
トランプ大統領のイラン合意からの一方的離脱宣言から始まった米国とイランの対立が、ここにきて急速にエスカレートしてきた。
イランのロウハニ氏が「イランとの戦争はあらゆる戦争の元になる」と米国に敵対的政策を止めるように求めたのに対し、トランプ大統領は「米国を二度と脅迫するな。そのような事をすれば歴史上経験したことのない結末を見ることになる」と警告したという。
まるでついこの間までの米国と北朝鮮のごとくだ。
しかし今度の米国とイランの批判のエスカレートは、米国と北朝鮮の時よりはるかに深刻だ。
あの時は核戦争という抑止力が働いた。
あの時は中国や韓国という止め役を演じる国があった。
しかし、米国とイランの間にはそれがない。
おまけに宗教対立が絡む。
そして、何といっても、米国のイラク攻撃がもたらした中東の混乱が収まらない中で、イスラエルの安全保障と直結する対立であることが最大の違いである。
何があってもおかしくない深刻な状況だ。
唯一の救いは、米国は、二正面作戦は同時に遂行出来ないということだ。
おりから北朝鮮の非核化交渉はこれからが正念場だ。
北朝鮮との非核化交渉と、米国の対イラン制裁強化の動きから、ますます目が離せなくなったということである(了)
イランのロウハニ大統領が米国に対し、「イランとの戦争はあらゆる戦争を引き起こすだろう」と述べたら、トランプ米大統領は「米国を脅すようなことは二度とするな。もしそのようなことをすれば、歴史上まれに見る結果を被ることになる」と警告した。トランプ大統領は怖い人?https://t.co/svJCTWXRHk
— 団七 (@hemurin) 2018年7月23日
トランプのバカさ加減全開ということか。イランがアメリカを脅しているのではなく、アメリカがイランを脅しているのだ。言いがかりをつけてイラン核合意から最初に離脱したのはアメリカではないか。欧州はこれに反発している。https://t.co/DrKVRydM1t
— Holms (@Holms6) 2018年7月24日
#米国 の強硬な対応は#イラン の穏健派ロハニ大統領を追い詰め強硬派の立場を強める。歴史上繰り返してきた皮肉だ。衝突の危険が高まっている。#立憲ボイス>トランプ氏「米国を二度と脅すな」 イラン大統領に警告:朝日新聞デジタル https://t.co/pYrbOBrpm3
— kurakukento (@kurakukento1) 2018年7月24日
「二度と米国を脅すな。さもなくば歴史上類を見ないような重大な結果を招く」(トランプ大統領)。米・イラン間で非難の応酬が繰り広げられています。https://t.co/nNa8fydTqQ
— 時事通信国際ニュース (@jiji_gaishin) 2018年7月23日
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