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中国で習近平独裁に異変!「文化大革命の悲劇を繰り返すな」! 
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/488.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 7 月 18 日 15:41:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

中国で習近平独裁に異変!「文化大革命の悲劇を繰り返すな」!
http://85280384.at.webry.info/201807/article_125.html
2018/07/18 12:19 半歩前へ

▼中国で「文化大革命の悲劇を繰り返すな」と習近平独裁に異変!

 親しいジャーナリストが今朝がた産経に鋭い記事が載っていると教えてくれた。独裁をほしいままにする習近平体制に異変が起きていると言うのだ。

 毛沢東の神格化、個人崇拝の徹底で4000万人の中国人民が犠牲になった文化大革命の悲劇を繰り返さないために、封印した個人崇拝の復活を苦々しく思う勢力が動き出したようだ。

 民主化への動きにつながることを心から期待している。中国が民主主義を謳歌出来るように願っている。

*********************

 【北京=藤本欣也】中国の習近平体制をめぐり“異変”が起きている。国家主席の任期を撤廃し長期政権を可能にした今春以降、加速していた個人崇拝の動きに歯止めがかかった。

 2012年に発足してから最大の失点と目される貿易問題の影響が及んだ形だ。8月上旬にも始まる中国共産党の重要会議「北戴河(ほくたいが)会議」で習指導部への批判が集中する可能性もある。

 習国家主席(党総書記)は3月の全国人民代表大会(国会に相当)で国家主席の任期を撤廃、23年以降の続投に道を開いた。

 以後、党規約や憲法に明記された習氏の政治思想は全国の学校や職場での学習が推進され、習氏の著作はベストセラーに。「習主席語録」も一部で出回るなど建国の父、毛沢東以来の個人崇拝が広がっている。

 こうした中、先週、屋内外の習氏の写真やポスターを即刻撤去するよう警察が指示したとする文書がインターネット上で拡散した。今月初めには、ある女性が上海市内で「独裁、暴政に反対する」と叫びながら、習氏の写真に墨汁をかける動画が公開されている。

 また、陝西(せんせい)省の政府系研究機関、社会科学院でこのほど、習氏の思想・業績を研究するプロジェクトが突然中止された。同様のケースが相次いでいるという。

 党機関紙、人民日報の“変調”も指摘されている。最近、1面の見出しの中に習氏の名前が含まれていない日がたまにあることに、香港メディアが注目。「単なる偶然ではない」と背景に関心を寄せている。

 香港英字紙、サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「中国共産党支配の正統性は好調な経済に支えられてきた。貿易戦争で経済危機が起これば、その正統性は確実に揺らぐ」とする上海の政治学者のコメントを引用し、米中貿易摩擦で効果的な手を打てない習氏は「体制発足後最大の試練を迎えた」とみる。

 党内には、文化大革命の悲劇を繰り返さないために封印した個人崇拝の復活を苦々しく思う派閥もある。江沢民(こう・たくみん)元国家主席や胡錦濤(こ・きんとう)前国家主席のグループだ。一連の“異変”は批判を避けるための習派の防衛策か、反習派の反撃か。さまざまな臆測を呼んでいる。

 8月には、党最高指導部や長老らが出席し人事・政策を調整する恒例の北戴河会議が開かれる。すでに長老らが習氏の個人崇拝などを批判する書簡を党に提出したとの噂も流れている。




























 

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コメント
 
1. 2018年7月19日 10:53:45 : QEH6HSfI6y : 8@dpqGjpSaA[2]
惨軽記事は、眉に唾を付けて、読まない方が良い。

半歩前へは、共同の記事から、次のようなことを言っていた。

> 重要!中国軍の方針転換に関する緊急情報!

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/228.html

ロシアの専門家たちの話が、スプートニクに、掲載されている。

一言で言うと、ロシアの専門家たちは、共同記事の信憑性に、疑問を投げかけている。

前文引用する。

> スキャンダル文書:中国は米国との戦争に向けて準備をしているのか?

7月4日付けのジャパンタイムズに、共同通信が報じた中国中央軍事委員会の文書を読んだ情報筋の発言に関する記事が掲載された。ジャパンタイムズが報じた文書の内容は概して、新時代に国の戦略的利益を保護するために中国が自国の軍事プレゼンスと影響力の拡大を目指しているというものだった。またジャパンタイムズは、中国の軍事改革が進展した場合、将来的に中国は米国の軍事力の支配に挑戦状をたたきつけ、それにより軍事的紛争が起こるかもしれないとの見方を示している。

通信社スプートニクは、同記事について、また米中軍事衝突のリスクは本当に高まっているのかについて、専門家らに意見を伺った。

アジア太平洋研究センターのヴィタリー・シヴィトコ主任研究員は、日本メディアが引用する文書を見つけることができなかった。シヴィトコ氏は、パブリックドメインとなっている文書を見つけることはできなかったが、これは機密文書ではないだろうとの見方を示し、次のように語った−

「恐らく文書は、中国中央軍事委員会が党の勉強会の枠内で発行した通常の手順書だと思われる。このようなマニュアルでは通常、党の主要路線の解釈が述べられ、国の包括的な安全保障戦略における海軍コンポーネントの役割が指摘されている。そこに新しいものは何もない。ただ中国の安全保障問題が現時点でグローバルな性格を有していることがより明確にまとめられているだけだ」。

ロシア科学アカデミー極東研究所の所長で、 北東アジア・上海協力機構戦略問題研究所の所長でもあるセルゲイ・ルジャニン氏は、ジャパンタイムズで紹介されている文書について、あまりにもオープンで突飛に思われ、中国の重大な軍事文書らしくないと指摘し、次のように語っている−

「記事には文書そのものの引用がないが、中国のビジネス及び軍事的文書は決してこのようには作成されない。通常そこではすべてが体系化され、暗号化されており、このような重要な文書が流出することは決してない。仮に中国が米国あるいは日本を威嚇したいと考えていたとして、中国指導部が情報流出を望んでいたとしてもだ。だが軍情報部は、米国も中国も互いの軍事ポテンシャルについてかなり多くのことを知っている。例えば中国は軍事戦略、特に海軍コンポーネントに関しては少なくとも米国から約10年遅れている。中国は核潜在力でも米国に後れを取っている。中国はこれを隠していない。そのため、このような流出といった形で挑戦状をつきつける必要は中国にはない」。

政治学博士で連邦通信社「REGNUM」の解説員ウラジーミル・パヴレンコ氏も、ジャパンタイムズは目新しいことは一切報じていないとの確信を示し、次のように語っている−

「共同通信の消息筋が伝え、ジャパンタイムズが報じたことのすべては、少なくとも3年前から知られている。それは習国家主席が節目の年の2015年に行われた軍事パレードで発表した中国の軍事改革に関するものだ。 私には、日本のジャーナリストらがセンセーショナルなニュースを追いかけていただけではないかと思われる。実際に彼らは中国ですでに実施されている開発のかつての地政学的根拠を入手した。これは2013年11月の共産党中央委員会総会のコミュニケの要点を繰り返している。この根拠は、日本の情報機関が以前手に入れた何らかの文書の断片として記者に提供された可能性がある。共同通信もジャパンタイムズもその引用はしていない。文書の具体的なステータスも、その番号も、日付けも、名前も、署名した人物なども伝えていない」。

軍事政治分析局のアレクサンドル・ミハイロフ局長は、なお今日トランプ米大統領の外交政策は、中国との貿易関係の根本的な立て直しを目指していると指摘し、次のように語っている−

「中国は、米国との貿易紛争ですべて上手くいっているふりをし、『面子を保つ』ことに疲れたようだ。なぜなら米国による経済的圧力は世界一の経済大国である中国(中国は数年前から米国の国内総生産GDPを上回っている)を侮辱しているだけでなく、近い将来中国製品によって占められる市場の信頼性にも疑問を呈しているからだ。さらに米国は、同国の軍艦に中国と台湾の間の台湾海峡を通過させて自ら『火に油を注いでいる』。これを中国は懸念している。なぜなら中国製品は海洋貿易ルート経由で世界中へ送られているからだ。まさにこの理由により、中国は様々な文書で、軍事分野を含むすべての分野における自国の優先課題を明確に記載している。だが米国が中国に対して現実的な軍事行動を起こすとは考えられない。米中対立は『激戦』ではなく、米露紛争に似た制裁などを含む『ハイブリッド戦争』の様相を益々呈するようになってきているからだ」。

ルジャニン氏は、したがって、このような記事の出現は、大規模な反中国キャンペーンの始まりを意味すると考えることもできるとの見方を示し、次のように語っている−

「中国の巨大な拡大計画を暴くニュースを世界の情報空間に流すことは、もしかしたら米国との激化する貿易戦争に対する米国の返答なのかもしれない。だがそれは直接ではなく、地域の同盟国である日本を介している。関税引き上げをめぐる応酬の第1段階は終わった。現在は第2段階で、続いて第3段階、第4段階と対立が起こるだろう。中国と米国の本物の激戦を望んでいる人は誰もいないが、貿易戦争や、『中国の壁』の弱点の摸索は続くだろう。これはほんの始まりであり、長く続くだろう」。

https://jp.sputniknews.com/opinion/201807185135843/


2. 2018年7月19日 20:37:58 : yEQPus4f2w : MBP83M_SvZI[148]
> 産経に鋭い記事

ここまで読んで、即座に読む価値の無いことがわかった。
いくらワンワン喚いても何も変わらんよ。
現実を見ような、ネトウヨ。

独裁者を叩きたければまず安倍を叩け。


3. 2018年7月21日 20:19:13 : 5hB66QF5ok : N3STfFTMkkM[11]
民主主義でもハシシタやアベのような独裁が産まれることもある。
他山の石とすればよい。


4. 2018年8月14日 19:14:03 : ZZxXa9VGY6 : 5EDg4zDLq34[4] 報告
独裁とはそんな生易しいもんじゃないわ。
列車ごと埋めるような国といっしょにする神経は信じられん。
工作員?


動画

ライブ配信中習近平のポスターに墨汁かけた女性 消える - トモニュース

TomoNews Japan
https://www.youtube.com/watch?v=xcM_hOLAfnQ

習近平のポスターに墨をかけて失踪した女性、精神病院に入れられていた【海外の反応】
http://galapagosjapan.blog.fc2.com/blog-entry-927.html(抜粋)

スレ主

 習近平のポスターに墨をかけた女性の父親が再び警察に連行された。
 娘のDong Yaoqiong氏は7/4に習近平の「暴政」に対する抗議動画を投稿した後、湖南中国第三病院(精神病院)へと送られた。

(動画)

水曜日に父親のDong Jianbiao氏は娘に会うため二人の法律家と一緒に病院を訪れたが、途中で私服警察に連行された。
 
 父親のDong氏に同行していた人権弁護士のWen氏は、ラジオ・フリー・アジアに対して警察はDong氏が公安を害していると非難していたと語った。
 Wen氏が言うには、Feng Yongという名前の病院の係員が、Dong氏に対して既に親子関係を証明しているにも関わらず、親子関係を証明するように求めたとのことである。Dong氏は証明書を見せたが、依然として娘と面会することは禁止されFeng氏に警察を呼ばれた。

 父親のDong氏は自分の娘が精神に障害を持っているとは思えないと語っている。
 「私は娘と会いたい。娘の医療記録を見せてもらいたい。例え治療が必要な病気があっとしても、あの病院ではなく自宅に連れて帰りたい。
 

Chinese police take away father of woman who splashed ink on Xi Jinping poster, as he tries to visit her at psychiatric unit

2.海外の反応

 中国では金で人権がなくなるんだよ。


3.海外の反応

 死人と会うことはできないし、死んだことを言うわけにもいかない。
 自分は娘さんは既に亡くなっていて、もう戻ってこないと思うね。父親も同じ道をたどると思うよ。 


海外の反応

>>3
 ●あるいはもっと恐ろしい可能性としては精神が崩壊するまで再教育をしたかだね。


5.海外の反応

>>4
 ●ソ連はそんな感じだったよ。
 単に報道機関がなかっただけでね…


海外の反応

>>5
 ●中国の新疆には50万人規模の再教育収容所があるよ。
 

7.海外の反応

 もし娘がまだ生きているとしたら相当恐ろしい目にあっているだろうね。
 10代の若者が抗議する動画を投稿したら、次の日には政府の警察がやって来て連れ攫われ、精神病院に入れられる。他にも色々と合ったことだろう。


8.海外の反応

>>7
 既に死んでいると思うよ。父親を娘と合わせないのはおそらく病院にいないからだろう。


海外の反応

>>7
 ●非暴力的な勇気ある抗議活動を踏みにじる行為だね。
 それから彼女は28歳だよ。 


10.海外の反応

 この事件については色々と調べたけど、どんどん状況は悪化していくね。
 おそらくもう亡くなっているんじゃないかと思うよ。


海外の反応

>>10
 中国は西洋人が考えているよりも遥かに酷いからな。
 ポジティブな話はどれもでっち上げだし、悪いニュースは政府に規制されているよ。
 西洋にはよくアメリカも中国と同じくらい悪いと言う人がいて驚きだけど、中国とアメリカでは全然レベルが違うよ。
 中国のプロパガンダに害されている人を見ると悲しくなるわ。


12.海外の反応

>>11
 ●中国は地球上で最も人権を侵害している国だと思うよ。


海外の反応

 国連人権理事会はきっとこの件を――いや待てよ。


14.海外の反応

>>13
 国連はノルウェーが囚人にPS4をあげないことを非難するので忙しいだろ。


15.海外の反応

 ディストピアだな。


海外の反応

 ●中国に住んでいるものだけど、彼女の権威主義への抗議は素晴らしいよ。そしてこの政権によってどれだけの若い女性が迫害され殺されているか思い出させてくれるね。
 ●今の政府は存在自体が中国人と人類にとっての恥だよ。この邪悪な政権を打ち倒すことは中国人全員の義務だ。
 ●中国共産党の独裁、暴政、権威主義を許すな!


17.海外の反応

>>16
 ●良くぞ言った!でも身の安全には気をつけろよ。

5. 2018年8月14日 19:20:32 : ZZxXa9VGY6 : 5EDg4zDLq34[5] 報告
AFP BBニュース

「不穏分子」を毎日訪問、中国・新疆ウイグル自治区でさらなる弾圧

2018年5月15日 18:23 発信地:カラカシュ/中国 [ 中国・台湾, 中国 ]
http://www.afpbb.com/articles/-/3174221?pid=&cx_module=carousel&cx_position=1&act=all


(写真)中国・新疆ウイグル自治区ホータン市にある村で、パトロールをする警察官(2018年2月17日撮影)。(c)AFP PHOTO / BEN DOOLEY


【5月15日 AFP】「人民の心をつかむ」という政府の掛け声のもと、中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の村に民間人の団体が押し寄せている。だがその団体には、政府に対する脅威を特定し罰するという裏の任務がある。

 中国共産党が「工作組」を阿克切坎勒村(Akeqie Kanle)に送り込んでから4か月後、100人以上が拘束され再教育収容所に送られた。これは村の成人人口の5分の1にあたる。

 工作組は地方の大学の職員などで構成され、昨年は1万以上のグループがウイグルの農村に派遣された。この制度はイスラム教徒が多数派を占めるウイグルで、政府が実施する分離独立派と宗教過激派への対抗策の一環として導入された。


 政府は「人民の状況を調べ、人民の生活を改善し、人民の心をつかむ」のスローガンのもと、職員や教授を募集している。多数派の漢民族が大部分で、党のプロパガンダを広め、農村の貧困を撲滅し、「民族調和」を推進する。

 政情不安定なウイグルでは、全人口を政治的に洗脳しようという試みが日常のあらゆる場面で行われており、このような工作組が極めて重要となる。

 共産党は昨年、すでに厳しい宗教と個人の自由に対する制限を、さらに強化する任務を工作組に課した。これは、何十年にもわたり毛沢東(Mao Zedong)の下で行われた残酷な思想改造を思い起こさせる。

 阿克切坎勒村の工作組は、新疆兵団廣播電視大学(BBTU)から派遣された。このような工作組が多数地方に送り込まれ、膨大な数の人々を刑務所や秘密の再教育収容所に送るのを手伝い、家族を壊し、村をも破壊した。

 BBTUの工作組は2017年初めに村に入った。まずは村人が春節を祝うための赤いちょうちんを村中に吊るすのを手伝い、政府が約束する職業訓練の実施、クリーンな政府の実現と安全な水の供給を後押しした。

 しかしその後の活動の焦点は、反対意見の兆しがないか村人に問い詰めることに移っていった。

 BBTUの広報部門はソーシャルメディアの公式アカウントで、「工作組の士気は高い。我々は阿克切坎勒村の背後関係を洗い出し、膿を出し切ることができる」と、工作組の裏の仕事を、珍しくおおっぴらに褒めたたえている。

 AFPは、BBTUと新疆ウイグル自治区当局に対し工作組のプログラムについてコメントを求めたが、回答は得られなかった。

 だが、何百もの国営メディアの記事、政府文書、公的機関によるソーシャルメディアへの投稿で、工作組の手段とその破滅的な影響がはっきりと浮かび上がってくる。


2ページ目
http://www.afpbb.com/articles/-/3174221?page=2(●誰の仕業か画面フリーズ)

6. 2018年8月14日 19:41:50 : ZZxXa9VGY6 : 5EDg4zDLq34[6] 報告
これ以上の皮肉は無いでしょうね。


>「フェイク左派」や「フェイクリベラル」の皆さんには必読の内容でしょう。

アゴラ

これを読まずに共産中国を語るな『マンガで読む嘘つき中国共産党』 --- 山田 高明

2017年02月16日 06:00
http://agora-web.jp/archives/2024453.html


●中国にもついにこういう人が出てきたか、と思うと大変感慨深い。『マンガで読む嘘つき中国共産党』(新潮社)を読んで、時代の大きな変化の波を感じました。

●著者は中国亡命漫画家の辣椒(ラー・ジャオ:以下カタカナで表記)さん。

●共産党によって逮捕され、亡命を余儀なくされた表現者

●ラー・ジャオ氏は、習近平指導体制下で再び思想統制を強める共産中国にあって、マンガによる「政治風刺」という孤高の戦いを実践している民主活動家です。

●そのせいでラー・ジャオ氏はある日、共産党から“お呼び”がかかりました。ユーモアを交えて、その時の経験を以下のように描写しています。

(マンガ)

●こうして、ラー・ジャオ氏は本当に留置場へぶち込まれてしまうんですね。

(マンガ)

●このように、身をもって共産中国の言論弾圧を体験している方です。だから、思想や言論、表現の自由がいかに大切かを知り抜いている。

●日本国内の反体制派への違和感

●日本にも安倍政権を指して「独裁政権だ!」と糾弾している者たちがいますが、本物の独裁政権だったら、その発言だけでとっくに監獄行きのはずでしょう。

●だから、ラー・ジャオ氏も、彼らには違和感を覚えるようだ。

(マンガ)

●本当に命がけで抑圧的な国家権力と戦っている中国の民主化闘士は、日本の”ファシスト政権と戦っている人々”を見て、やはり奇妙に感じるんですね。まあ、背後にはナイーブな若者を利用している連中もいるわけですが・・。

(シールズ風若者描写のマンガ)

●あくまで彼らの「一部」と信じますが、「近隣諸国との話し合い」を掲げながら、国内では意見の違う人々とまともに話し合いもできず、ただひたすら“ヘイト”だの“レイシスト”だのという「レッテル暴力」に終始するので、二重におかしな存在なわけです。

●ところで、この後の展開が見ものです。「本物の独裁政権」だったら日本がどうなってしまうかを上手に描いている。背筋も凍る展開です。独裁政権のパシリ役の日本側登場人物がまた笑えますが、それは本を手にした人のお楽しみということで・・。いずれにしても、習近平や金正恩よりも、安倍総理のほうが独裁者に見えるという、魔法の色眼鏡をかけている「フェイク左派」や「フェイクリベラル」の皆さんには必読の内容でしょう。

●閉ざされた言論空間の中で過度の”愛国教育”が行われる中国

●ただ、日本では架空の話でも、中国ではその独裁政権がリアルなんですね。

●ラー・ジャオ氏によると、習近平が国内の統制強化に乗り出しているため、中国は再び毛沢東時代さながらの専制へと回帰しつつあるという。しかも、毎年二ケタの軍拡に見られるように、国内だけでなく、対外的にも脅威が増している。

●私がラー・ジャオ氏のマンガで「怖いな」と思ったのは、江沢民の愛国教育政策以降に育った現代中国人のメンタリティです。中国政府は海外サイトを遮断したり、特定用語の検索を無力化したりして、インターネットの世界ですら完全に検閲に成功しています。その閉ざされた思想・言論空間の中で、彼らは子供の頃からひたすら愛国教育と称する中華民族至上主義や、西側への憎悪・被害者意識などを植え付けられている。

●当然、戦争になったら、日本への慈悲など一片もないでしょう。

(マンガ)

●ただ、ラー・ジャオ氏も言っていますが、諸悪の根源は普通の中国人を今なお恐怖と暴力で支配している共産党なわけです。内心では民主体制への移行を強く願っている市民も多いのですが、政治的恐怖心から中々本音を言えない状況のようです。

●日本の「自称親中派」と「嫌中派」の異様さ
(*これはラー・ジャオ氏ではなく、筆者の意見です)

●だから、本当の「親中派」であれば、そういう人々と連携して共産党独裁体制を変えなければならないと思うはずですが、逆にその独裁政権の卑屈な太鼓持ちをやるのが日本の「親中派」の政治家や知識人たちです。北京への大朝貢団を率いた小沢一郎と当時民主党議員たちの独裁政権に媚を売る姿は、今思い出しても気持ち悪いものがある。

●また、歴史的にも尖閣諸島が日本固有の領土であり、かつ仮に日中間にその領有権の「棚上げ合意」が実在したとしても、それを先に破ったのがケ小平である事実も知らず(あるいは承知した上での確信犯なのか)、ひたすら独裁政権の代弁者をやる元外務省国際情報局局長とか、一般市民が外国人との接触を事実上禁止されていた毛沢東時代になぜか訪中して「日中友好」に目ざめたジャーナリストだとか、とにかく異様な「親中派」が多い。

●二言目には「安倍独裁政権打倒!」と叫んでいる皆さん、打倒する対象を間違えてはいませんか? アジアの平和を乱しているのは誰ですか? 安倍憎し・自民党憎しのあまり、誰よりも中国人を苦しめている残酷な体制の味方をして、結果的に巨大な国家権力による大規模な人権蹂躙の共犯をやっているのではありませんか?

●対して、逆の側には、独裁政権と普通の人々とを区別せず、中国の歴史や文化にも一切興味やリスペクトがなく、中国人を「支那人」などと呼んで侮辱し、中国のものなら何でも嫌悪するという、野蛮で差別的な「嫌中派」がいる。

せっかく独裁体制と市民との間に溝があるのだから、それを広げ両者を分断するのが戦術的にも正解だと思うのですが、中国人全体を敵視し、攻撃することで、かえって独裁政権の強化を助けている。そして政権と国民が一体化していくほどに、共産中国はどんどんナチスドイツへと近づいていく・・・それこそ利敵行為ではありませんか。

●拠って立つのは「反専制・親民主主義」

●この点で、ラー・ジャオ氏の姿勢に学ぶことができる。彼の立ち位置は、親「国」・反「国」ではなく、あくまで「価値観」なんです。

●「反専制・親民主主義」・・・これですね。換言すれば、人民の側に立つか、それとも人民を恐怖と暴力とで支配し、自らは特権を貪る側に与するか、ということ。

●本の最後で、ラー・ジャオ氏は彼自身の家族の物語を描いています。涙なしでは見れません。彼の原点を見ることができます。そして、そこには日本や中国といった国家の違いを越えた普遍的な人間の物語があります。ぜひとも実際に本を手にとってください。

(フリーランスライター・山田高明 個人サイト「フリー座」 )


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