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戦争を知らない国民:戦没将兵追悼記念日を祝うアメリカ(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/143.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 6 月 01 日 16:39:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

戦争を知らない国民:戦没将兵追悼記念日を祝うアメリカ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-64d7.html
2018年6月 1日 マスコミに載らない海外記事


Philip M。GIRALDI
2018年5月31日

 水曜日、5月30日は、アメリカ合州国では、戦没将兵追悼記念日だ。追悼はアメリカ南北戦争後間もなく、1868年に始まり、いくつかのコミュニティーの同郷人たちが、5月の最終月曜日に、戦死者のお墓に集まり、花を捧げた。慣習は北部の州で始まったが、間もなく南部にも広がり、毎年の追悼式は間もなく、デコレーション・デーと呼ばれるようになった。21世紀に、戦争が増えて、追悼は、結局南北戦争との結びつきを失い、益々、全国的に戦没将兵追悼記念日と呼ばれるようになり、最終的に連邦の祭日となった。

 アメリカ南北戦争では、655,000人の兵士が亡くなったが、それ以前と以降、全てのアメリカの戦争を合計したより多い。鉄道と蒸気船に依存したという点で、初めての近代戦争だった。北軍は南部の抵抗意欲を削ぐため、生活を破壊し、意図的に一般市民を飢えさせた。アメリカ本土で戦われ、アメリカ人が直接体験した戦争だったのだ。

 現在、戦没将兵追悼記念日は、亡くなった兵士とのつながりをほとんど失い、夏の娯楽最初の日として見なされて有名になっている。海開きになり、水難救助員が現れ、バーベキューの肉の香りが空中に漂う。第二次世界大戦兵役経験者の数は減り、韓国とベトナムは死者を偲ぼうと懸命だが、徴集によらない軍隊から益々縁遠くなっている大衆の関心は極めて薄い。

 150年前に戦われた、計り知れない影響があった戦争に思いをはせる祭日、死者に敬意を払い、生きている人々に戦争の現実を警告する死の警告が、今や、アメリカ合州国政府が、アジアや、おそらくはヨーロッパにおいても新たな軍事構想をあからさまに考えている中、海岸へと向かう道路のでこぼこに過ぎなくなっているのは、一種の皮肉だ。

 国家間の戦争をすっかり忘れ、二つの広大な大洋で守られているアメリカ人は、戦争の恐ろしい現実が全く分かっていないというのが真実だ。もし敵が本土攻撃能力を開発するようなことがあれば一体どういうことになるのか全く理解せずに、アメリカ人は足並み揃えて戦争中毒になっている。大半のアメリカ人にとって、戦争はビデオ・ゲームと大差ない、毎晩ニュース断片で目にするものに過ぎない。一種特異な文化的無知で、遥か遠くの場所の外国の人々が関係する出来事で、真剣に受け止めるべきものではないのだ。だが戦争の破壊を余りに多く直接経験しているアメリカ以外の国々は見方が全く異なっている。

 過去三週間、今のアメリカの二つの敵、イランとロシアを含め、私はアジアやヨーロッパを旅していた。73年前に終わった第二次世界大戦は、廃墟と打ち砕かれた生活から、今でも歴然としている。ロシアのサンクトペテルブルクは、ドイツによって破壊され、焼かれた宮殿を、いまだにrestoring。ドイツでは、歴史的な中世ハンザ同盟の港ロストクは 80%がアメリカとイギリスの爆撃機で瓦礫と化した。都市が焼かれ、8000万人の兵士と一般市民が亡くなった戦争だったのだが、アメリカ人は、そのわずか0.5パーセントだった。ロシアだけで、2700万人が亡くなった。主要交戦国中、戦闘と無縁だったのは、アメリカ合州国本土だけだった。

 イランも、そこでワシントンがバグダッドを支持した1980年-88年のイラン-イラク戦争の傷を負っている。50万人のイラン人とイラク人が亡くなった。意図的に果てしなく続く対テロ戦争で、ごく僅かの人々しか地図で見つけることができないような場所で、8,000人のアメリカ人が命を失ったが、約400万人のイスラム教徒が、直接あるいは巻き添え被害で亡くなったと推計する向きもある。三つの外国政府が倒されたが、ワシントンは、ダマスカスをこの犠牲に加えようとしており、モスクワさえ、政権転覆の対象にされている気配もある。

 こうした全ての理由で、話し合うため私は最近旅行したが、そこでアメリカ人ではない多くの人々が“アメリカ合州国に一体何が起きたのですか?”とあからさまに問うたのだ。大半の人々が、中国やロシアやイランではなく、ワシントンこそが、平和にとって世界最大の脅威だという意見まで述べた。悲しいかな、私は同意せざるを得なかった。

 すべてのアメリカ人が、善意が結束し、狂気を終わらせるよう求めて当然だ。来年、戦没将兵追悼記念日が再び巡って来たら、戦争の死と破壊という恐怖を思い起こそう。それを念頭に、対決というあらゆる考え方は消え、交渉と妥協への要求に置き換えられるべきなのだ。そして、陸軍軍人、海軍軍人、海兵隊員と空軍軍人には、戦没将兵追悼記念日の贈り物を渡して、帰郷させよう。彼ら全員を。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2018/05/31/nation-that-doesnt-know-war-america-celebrates-memorial-day.html

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コメント
 
1. 2018年6月01日 18:25:24 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[789]

サヨクに洗脳された平和ボケ日本人とは大分違う

2018年6月1日 / 13:42 / 20分前更新
コラム:戦争に備える平和国家スウェーデン
4 分で読む

Peter Apps

[30日 ロイター] - この2週間で、スウェーデンの全世帯に、戦争への備えをまとめた冊子が配られた。スウェーデン政府が発行したもので、いかなる手段を使ってでも侵入者に抵抗するよう、全住人に指示している。

  ほんの最近まで考えられなかった問題について、とりわけ北欧の国々がいかに急激に対策を講じる緊急性に迫られるようになったかを示す劇的な出来事だ。

「長年の間、戦争の脅威に対してスウェーデンではきわめて限定的な用意しか行われていなかった」と、このスウェーデン語の冊子には書かれている。「しかし、われわれの周りの世界が変わり、政府はスウェーデンの総合防衛力の強化を決めた。平時の緊急事態への備えは、戦時の回復力の重要な基礎になる」

欧州の大半の国では、4年前のロシアのプーチン大統領によるクリミア併合とウクライナでの戦闘は警鐘と受け止められたが、自国の存在を脅かす脅威とまでは考えられていなかった。

ドイツや英国、フランスなどは、国防体制を見直し、少しずつ防衛費を増額した。しかしほとんどの場合、安全保障専門家の間ですら、圧倒的な規模を誇るロシアの通常戦力が自国領土を攻撃するという差し迫った本物の危機を見て取る人間はほとんどいない。ロシアの軍事力は、冷戦後もっとも活発な状態にあるとはいえ、同国の戦車や軍隊は安心できるほど遠く離れた距離にある。

だが地理的にロシアにずっと近い北欧では、明らかに事態は異なる。

ノルウェーは、侵略者から国を守る専門部隊であり、通常戦力とは別組織の郷土防衛隊の隊長に、特殊部隊幹部を任命した。フィンランドは、戦闘で多くの負傷者が出た場合の対応力を強化するため、より大規模な中隊に軍を再編した。両国とも、健全な青年男性を対象とした徴兵制を長年維持している。さらに、理論上は中立のスウェーデンも、男女が対象の徴兵制度を復活させた。

北欧諸国の軍隊が、海外での国連平和維持活動を含めた人道的活動や武装勢力掃討などにより注力していたほんの数年前と比べれば、劇的な変化だ。

ノルウェー、スウェーデン、フィンランドのいずれも、ロシアの侵略を国境で食い止めることはできない。

程度の差こそあれ、これらの国々の戦略は、侵略者に国土の大半を明け渡し、その後、攻撃しては撤退する戦術を繰り返して、徐々に相手を失血死させるというものだろう。

これらの国々が、実際に戦争が近いと考えているわけではない。とはいえ、最近ノルウェーで人気のテレビ番組は、ロシアによる侵略を軸にした「占領下」という番組であり、潜在的な脅威がいかに変化したかを物語っている。

ほとんどの欧州安全保障専門家は、ロシアが圧倒的な軍事攻撃ではなく、これまでと同様に、過激な主張の政党を支持したり、定期的にサイバー攻撃を仕掛けたりするなどの非対称戦術を続けると予測している。

北大西洋条約機構(NATO)にとって、より重要なのはエストニア、ラトビア、リトアニアのバルト3国の防衛だ。これら3カ国は旧ソ連の構成国で、地理的にロシアに近い上、ロシア語人口を多く抱えていることもあり、より狙われる可能性が高いとみられている。

ドイツとカナダ、英国が主導する部隊が3カ国に駐留しているほか、最近では米軍の有力部隊や欧州各国が参加して大規模な軍事演習が行われた。

北欧諸国も、単独で攻撃に耐える事態に陥らないことを願っている。ノルウェーは長年NATOに加盟している。加盟国ではないスウェーデンとフィンランドでは現在、加盟を議論しており、軍事のみならずNATOとのつながりを強化している。3カ国とも、北欧やバルト諸国で構成され、英国主導の連合遠征軍に参加している。同遠征軍は、NATOとは軍事的に別行動をとることができる。

だが、北欧やバルト諸国が自国内でとっている備えを見れば、こうした国が口には出さないものの、内心では軍事的な協力関係が頼りにならないのではないかと心配していることが分かる。このような不安は、トランプ米大統領の就任や、ドイツやフランスなどでの極右政党の台頭によって、いや応なく深まっている。

北欧諸国が本当に恐れているのは、そう遠くない未来、場合によっては今後10年以内に、彼らが長年頼りにしてきた欧州や環大西洋の構造が崩壊してしまうことだ。

「軍の存在意義は、単純に国の存続にある」と、北欧のある軍人は昨年私に語った。同盟国は頼りにするが、必要とあれば単独で戦うという意思表明だ。

ロシアは明らかに、スウェーデンが心配している唯一の危険ではない。冊子は、テロ攻撃の危険にも具体的に言及しているほか、戦争や特定されない「危機」のリスクにも全編を通じて触れている。

だが冊子を読めば、スウェーデン政府がもっとも心配しているのは、戦争が始まってもいない段階から「戦争に敗れた」というデマを国民に流す工作を伴った、圧倒的な軍事攻撃だということは明らかだ。

スウェーデンの冊子は、「侵略を受け、降伏した」という内容のメッセージはすべて無視するよう明示している。

「スウェーデンが他国から攻撃を受けた場合、われわれは絶対にあきらめない。抵抗をやめるよう促す情報は、すべてニセ情報だ」と、冊子は断言している。この冊子には、不安をあおっているなどの批判もあるとはいえ、これがスウェーデン当局が訴えたかったメッセージであることは疑いようもない。

冊子は、最近やってきた移民にも理解してもらえるようアラビア語やソマリ語などに翻訳された。こうした移民の若者は男女とも、徴兵の対象になる。

冊子全体のトーンは全体的に穏やかなものだが、間違いようのないメッセージが込められている。攻撃を受けた場合、救護活動などに協力するにせよ、戦って死ぬにせよ、国内にいる人すべては指示通りに動くことを求められている。

これは、フィンランドとノルウェーのレジスタンス戦闘員がソビエトやナチスの侵略と戦い、中立のスウェーデンが両者に脅かされていた暗黒の1940年代に、予期せぬ形で揺り戻されたようなものだ。

Slideshow (2 Images)
欧州でもっともリベラルで、進歩的で、平和なこれらの国の指導者が、いまや暗い時代の再来を恐れていることの、憂慮すべき証左でもある。

*筆者はロイターのコラムニスト。元ロイターの防衛担当記者で、現在はシンクタンク「Project for Study of the 21st Century(PS21)」を立ち上げ、理事を務める。

*本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています


2. 2018年6月02日 06:14:40 : iA405TrDtE : CCXwCh8YoDw[192]
>>1さん
>サヨクに洗脳された平和ボケ日本人とは大分違う
戦争屋に踊らされた国家?

投稿された記事は、今のこの世界の災はワシントンによってもたらされている、従って
> すべてのアメリカ人が、善意が結束し、狂気を終わらせるよう求めて当然だ。来年、戦没将兵追悼記念日が再び巡って来たら、戦争の死と破壊という恐怖を思い起こそう。それを念頭に、対決というあらゆる考え方は消え、交渉と妥協への要求に置き換えられるべきなのだ。そして、陸軍軍人、海軍軍人、海兵隊員と空軍軍人には、戦没将兵追悼記念日の贈り物を渡して、帰郷させよう。彼ら全員を。


こういう結論が出るのは当たり前のことである、そんな一方で>>1さんが紹介するコラムを書く人も居る、>>1さんが紹介したコラムは戦争の実態をわからずに原因を追求せず場当たり的な事を言っているだけではありませんか?

戦争の実態や真実がわかっていれば記事に有るように
> すべてのアメリカ人が、善意が結束し、狂気を終わらせるよう求めて当然だ。来年、戦没将兵追悼記念日が再び巡って来たら、戦争の死と破壊という恐怖を思い起こそう。それを念頭に、対決というあらゆる考え方は消え、交渉と妥協への要求に置き換えられるべきなのだ。そして、陸軍軍人、海軍軍人、海兵隊員と空軍軍人には、戦没将兵追悼記念日の贈り物を渡して、帰郷させよう。彼ら全員を。

になると思います。


3. 2018年6月02日 06:35:16 : iA405TrDtE : CCXwCh8YoDw[193]
>>1さん  別の記事ではこんなコメントもあります。↓

米国の支配層が平和を望んでいるとは思わない方が安全(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/18/kokusai23/msg/141.html


https://twitter.com/trappedsoldier/status/1002109605936119808
mko @trappedsoldier
「アジアでは、北朝鮮ではなく中国が米国にとって最大の脅威だ」―ハリー・ハリス太平洋艦隊司令官、次期韓国大使。「脅威」「ならず者」と、意のままにならない国にぺたぺたとレッテルを貼り続ける米国

https://twitter.com/trappedsoldier/status/1002129591924703232
mko @trappedsoldier
mkoさんがGlobal Timesをリツイートしました
「果たして、米国は、中国のように、決して覇権を求めないし領土拡大を求めないと宣言できるのだろうか」―中国外務省報道官ホワ・チュンイン。太平洋艦隊司令官ハリスの「中国が脅威だ」という発言に反論した。

この場合、日本はどの様な軍備を構築するのですか?
真実に目を向けて現実に即した対応を取るべきであると思います。
軍備に解決を求めるのは地理的に経済的に不可能と思います。


4. 2018年6月02日 06:44:01 : iA405TrDtE : CCXwCh8YoDw[194]
アメリカは自国の利益のために他国を脅し侵略するための軍備。
かたやロシア、アメリカにはもう騙されない、これ以上の戦争を防ぐための軍備。
どちらに正義がありその行いをしているのかは明らかである。
日本は日本に出来る方法で戦争を防ぐ手立てを構築するべきである。

https://jp.sputniknews.com/politics/201805304936076/
ロシアが兵器を公開する理由は?
© Sputnik / Alexander Vilf  政治
2018年05月30日 21:35(アップデート 2018年05月30日 21:47)

ロシア外務省のマリヤ・ザハロワ公式報道官は、ロシアが兵器を公開する理由について、20世紀に起きた紛争を繰り返させず、また自国民にロシアが守られていることを示すためだと語った。

スプートニク日本

「なぜ兵器を見せるのかと聞かれるが、こうするには理由が2つある。1つは20世紀、この国は2千万人の人命を失ったからだ。人口2千万人といえば、これは欧州の中規模の国と同じだ。その国が消えたのだ。私の暮らしている町には敵が攻めてきた。これは200年も前の話ではなく、70年前に起きたことなのだ。」

ザハロワ報道官は、ロシアが兵器を公開するもう1つの理由は、「80年代、我々が国の門戸を開いた時、これは友好を結び、新たな平和、善隣関係、協力を基盤に世界を構築し、冷戦を終結させたいという自発的な意志だったが、我々は騙された」と語り、「私たちは騙されたのだ。NATOは拡大し、我々の国境に配備された人員数も、世界中にあるNATO軍基地の数も増えてしまった」と指摘している。

ザハロワ報道官は、「我々が武器を見せるというのは20世紀にあったような事態にはもうならないということを言っているのだ」と語った。


5. 2018年6月02日 08:49:54 : XeEGFluCdc : _rFrZb@QpqE[1]
>>2さん

>>1は例のnJF,jXbですから、まともに相手をしない方が賢明ですよ。


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