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サウジ元皇太子、「サルマン皇太子は銃撃により負傷」
2018年05月26日19時07分
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i44372
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子がこれまで1ヶ月以上公に姿を見せなくなっていることを受けて、同国のナエフ元皇太子が、サルマン皇太子が銃撃により負傷した事実を認めました。
ハンマド・ビン・サルマン皇太子は先月21日、サウジアラビア・リヤドの王宮付近で発生した銃撃事件の後、メディアなどの公の前に姿を見せておらず、その後の消息は明らかにされていません。
アメリカのポンペオ国務長官の最近のサウジアラビア訪問の際にも、ポンペオ長官とハンマド・ビン・サルマン皇太子の会談の様子は放送されませんでした。
IRIB通信によりますと、ナエフ元皇太子はツイッター上で、「既に公開されているハンマド・ビン・サルマン皇太子の映像は最近のものではなく、ハンマド・ビン・サルマン皇太子に関するニュースはメディアでは報道されていない。また、ハンマド・ビン・サルマン皇太子は予定されていたはずのアルジャワヘラ・スポーツ競技場にも姿を見せなかった」と語っています。
また、「銃撃事件でハンマド・ビン・サルマン皇太子が負傷したとする情報は正しいものだが、このときの事件で負傷したことは、ハンマド・ビン・サルマン皇太子の命を脅かしていない。もし、彼が負傷した事実が明るみになれば、彼の政治活動が危険に陥るだろう」と述べました。
これ以前の今月18日にも、サウジアラビア皇太子の特別事務所の所長が、メディアにハンマド・ビン・サルマン皇太子が出てこないことについての様々な憶測に反応し、時期を特定せずに「ハンマド・ビン・サルマン皇太子は、数日前にエジプトのシシ大統領の接待を受けていた」と主張していました。
こうした中、この会見は今年の3月5日に実施されています。
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命に関わるほどではない、しかし、事実が明るみになれば政治活動が危機に陥るだろう とのこと。
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