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中国の首都北京で3月、会談に臨んだ習近平国家主席と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(2018年3月26日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / KCNA VIA KNS
金正恩氏、習主席と再会談=「後ろ盾」を誇示−米へ段階的な見返り要求
http://www.afpbb.com/articles/-/3173856?cx_position=2
2018年5月8日 23:35 発信地:中国
【5月8日 時事通信社】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は7、8両日、中国遼寧省大連を訪問し、習近平国家主席と会談した。中国側の発表によると、正恩氏は6月上旬までに開かれる見通しの米朝首脳会談を念頭に「朝米対話を通じて相互信頼を確立し、関係国が責任を負って段階的で同時的な措置を取ることを望んでいる」と主張した。
正恩氏は対米関係改善への期待を表明するとともに、非核化に段階的に応じる上での見返りとして、米国に対し相応する融和措置を取るよう改めて求めた形だ。
中朝両国の国営メディアが8日夜、同時に報じた。正恩氏は初の外遊先として3月末に訪中したばかり。1カ月余りの短期間に習氏との2回目の会談に臨んだのは、米朝首脳会談を控える中、「後ろ盾」となる中国との連携を誇示し、対米交渉を有利に進める思惑があるとみられる。
中国側によると、正恩氏は習氏との会談で「関係国が敵視政策と安全保障上の脅威を取り除くなら、核を持つ必要がなくなり、非核化が実現できる」と「非核化」への意思を重ねて強調。習氏はこれに対し、北朝鮮が核実験場廃棄などを表明したことを評価した上で、「(北朝鮮が)経済建設に戦略の重心を移し、発展の道を進むことを支持する」と応じた。
朝鮮中央テレビによれば、正恩氏は朝鮮半島に「重大な変化が起きている」と主張したほか、「朝鮮半島と北東アジアの平和と繁栄を成し遂げるため、中国の同志と手を携えていく」と中朝協力の強化を訴えた。しかし北朝鮮メディアは、正恩氏が非核化に言及したことは触れていない。
正恩氏は7日午前、専用機で平壌を出発し、電撃的に大連を訪問。正恩氏が専用機で外遊するのは初めて。(c)時事通信社
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