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元スパイ襲撃、プーチン氏が指示か 英見解にロシア猛反発
http://www.afpbb.com/articles/-/3167735?cx_part=topstory&cx_position=1
2018年3月17日 5:46 発信地:モスクワ/ロシア
ロシア・モスクワの英国大使館前をパトロールする警察官(2018年3月14日撮影)。(c)AFP PHOTO / Alexander NEMENOV
【3月17日 AFP】英国でロシア人の元二重スパイが神経剤で襲撃された事件について、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)英外相は16日、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が犯行を指示した可能性が非常に高いとの見解を示した。ロシアはこれに猛反発し、英国側の主張は「衝撃的で容認できない」と表明。事件をめぐる英ロ両国の舌戦は激化の様相を呈している。
ジョンソン外相はロンドンで、英政府の「いさかい」の相手はロシア国民ではなくプーチン大統領だと強調。「英国の街頭、欧州の街頭で、第2次世界大戦(World War II)後初となる神経剤使用を指示したのは、彼の決定である可能性が圧倒的に高いと、われわれは考えている」と述べた。
ロシアのドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は、ジョンソン外相の主張は外交儀礼の規則すべてに違反すると批判。ロシア通信社に対し、2010年のスパイ交換で英国に移住したセルゲイ・スクリパリ(Sergei Skripal)氏への襲撃にプーチン大統領が関与したと示唆することは「外交の観点から言って、衝撃的で容認できない行為以外の何物でもない」と語った。(c)AFP/Anna SMOLCHENKO with Alice RITCHIE in London
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