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年収1億円になる人が断らない「ある誘い」とは?
https://diamond.jp/articles/-/189454
2019.1.3 山下誠司:(株)アースホールディングス取締役/(株)サンクチュアリ代表取締役 ダイヤモンド・オンライン
誰でもできるけれど、誰もやっていない「年収1億円の習慣」。年収1億円以上の人の「習慣」には、ある「共通のルール」があります。でも、その「習慣(ルール)」を行うのに、特別な才能もいりませんし、最初にお金が必要になることもありません。誰でもできる「シンプルな習慣」を、あなたが身につけさえすれば、年収1億円は、実現可能なのです。
「2ランク上の人」からのお誘いは、
「もちろん行きます」以外、言ってはいけない
人が成長するには、本人のたゆまぬ努力、ゆるまぬ研鑽、ひたむきな鍛錬が必要です。
ですが一方で「どれほど頑張っても、本人の力だけでは成功できない」のも事実です。
自分ひとりでできることには、限界があります。「自分よりもランクが上の人に引き上げてもらう」ことをしなければ、上のステージに上がることはできません。
では、どうすれば「ランクが上の人に引き上げてもらえる」のでしょうか。
私の場合は、自分より「1ランク上の人」よりも、さらにランクが上の人、すなわち、「2ランク上の人」とのご縁を大切にしたことで、「1ランク上」にいる直接の上司から、チャンスをもらえるようになりました。
「1ランク上の人」とは、「自分が尊敬する人」です。そして、自分と、直接的な利害関係(主従関係)にある人です(上司、社長など)。
「2ランク上の人」とは、「自分が尊敬する人の尊敬する人」です。「2ランク上の人」とは、利害や主従の関係があるとはかぎりません(上司の上司、社長の恩師、取引先の経営者など、こちらから直接お声がけすることがむずかしい人)。
私は、「2ランク上の人」からのお誘いは、絶対に断ることはありません。途中で、先に、帰ることもありません。新潟に出張中に、東京にいる2ランク上の人からの電話で、3時間後に駆けつけたこともあります。「2ランク上の人」からのお誘いは、めったにない上に、一度断ってしまうと、二度と誘ってもらえない可能性があるからです。
「2ランク上の人」が声をかけてくださるのは、私に対して、何らかの「興味」や「期待」を持っているからです。その興味や期待に報いないことは、「成長のチャンスを捨てる」ことと同じです。
「2ランク上の人」から誘われたら、私の返事は、もちろん「はい」か「イエス」か「喜んで」だけです(笑)。
超一流は、
「素直で、レスポンスが早くて、行動力がある人」を応援する
山下誠司(やました・せいじ)
(株)アースホールディングス取締役(株)サンクチュアリ代表取締役
日本最大級の240店舗を展開する美容室「EARTH(アース)」を運営する、(株)アースホールディングス取締役[スタッフ3000名、年商180億円]。うち70店舗をフランチャイズ展開する、(株)サンクチュアリ代表取締役も兼任。(株)サンクチュアリは、自社から輩出したフランチャイズ30社とともに、関東、甲信越、東海、北陸、北海道、福岡で展開[スタッフ900名、年商50億円]。1976年、静岡県生まれ。高校卒業後に上京し、19歳で年収180万円から美容師を始め、31歳で年収1億円を超える。19歳から23歳まで、ほぼ休みなく仕事をし、24歳から39歳までは、始発から終電まで365日、15年間、1日たりとも休みなく仕事。40歳からは、仕事と遊びの壁が、完全になくなる。愛車は、フェラーリ488スパイダー。趣味は「仕事」。
あるとき、尊敬する人が尊敬する化粧品会社の松田社長(仮名)(私にとって2ランク上の人)から、食事のお誘いをいただきました。
ですが、松田社長とは一度しかお会いしたことがなかったので、どうして私に声をかけてくださったのか、その理由がわかりませんでした。
松田社長に理由をお尋ねすると、「山下くんには、成長意欲が感じられたから」とお答えいただきました。
「山下くんは、前回、お会いしたときに、手帳に『10年計画』を貼っていたよね。自分の人生をどうしたいのかを考えながら、目標を持って生きている人は、見込みがある。それに、山下くんは、私が前回教えたことを、すぐに実践したと聞いたよ」
以前、一度だけ松田社長と会ったときに、私は松田社長から、「身だしなみ」について、次のようなアドバイスをいただいていました。
「美容師は見た目も大事だから、その目の下のクマも、その洋服もなんとかしたほうがいい。とりあえず、仕立てのいい洋服を『月曜日から、日曜日まで』1週間分(7セット)買って、着回してみたらどうかね?」
私は、翌日、即座に1週間分の洋服を、まとめて買ったのですが、松田社長を紹介してくれた方が、松田社長に「山下くんは、松田社長に言われたとおり、洋服を揃えた」と伝えていたようなのです。松田社長が見ていたのは、私の実力や実績ではありません。
「成長意欲があるか、ないか」という部分です。
松田社長は、すぐに洋服を揃えた私を「成長意欲がある」と評価してくださったのです。その後も、松田社長からのお誘いには、二つ返事で「イエス」とお答えしました。そして、「2ランク上」の松田社長からいただいた助言を実践した結果、「1ランク上」にいた上司から、多くの仕事を任せてもらえるようになったのです。上司は、「松田社長から高い評価をいただいている山下になら、任せられる」と思ってくれたのでしょう。
「ランクが上の人」に目をかけてもらうには、「誘いは断らないこと」です。そして、アドバイスをいただいたら、「超特急で、即座に実践すること」です。
「素直で、レスポンスが早くて、行動力がある人」になれば、「ランクが上の人」からの助力が得られ、上のステージに引き上げてもらうきっかけをいただけるのです。
誰でもできるけれど、誰もやっていない年収1億円の習慣。
・専門学校卒。年収180万円からでも、31歳で年収1億円
・才能も、学歴も、元手となるお金も、必要ナシ
・「シンプルな36の習慣」を、徹底してやり続けるだけ
年収1億円以上の人の「習慣」には、ある「共通のルール」があります。
でも、その「習慣(ルール)」を行うのに、
特別な才能もいりませんし、最初にお金が必要になることもありません。
・「早起き」で年収が上がる6つのすごい理由
・電卓を叩くだけで、「お金」に好かれはじめる
・落ち込んでいいのは、最長「3分」まで
・「99℃」と「100℃」、この1度の差が人生を分ける
・「年収1億円」以上の人は、タバコを吸わない
・「グリーン車」や「ファーストクラス」に乗ってはいけない
・「2ランク上の人からの誘いは「もちろん、行きます」としか言ってはいけない
など、誰でもできるけれど、誰もやっていない「年収1億円の習慣」を、 あなたが身につけさえすれば、年収1億円は、実現可能なのです。
『年収1億円になる人の習慣』
山下誠司 著
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