http://www.asyura2.com/18/hasan130/msg/402.html
Tweet |
20年卒の就職人気、銀行1位から8位に転落 理系女子は「身近でホワイト」のワケ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190101-00010001-nikkeisty-bus_all
NIKKEI STYLE 1/1(火) 6:20配信
2020年卒大学生の就職活動はどう動く?
新卒の就職活動をめぐり、選考時期などの基準を示した「経団連ルール」の廃止が注目を集めている。2021年卒までは現行スケジュールを維持することを政府が表明。売り手市場も続いているが、20年卒学生の就職戦線の見方は、19年卒と比較してどのように変化しているのだろうか。就職情報会社ディスコ(東京・文京)が18年12月に発表した調査を見てみよう。
就職戦線の見方(ディスコ調べ)
■企業の動きを警戒する学生
調査は18年11月15〜26日、20年3月に卒業予定の大学3年生(理系は修士1年生を含む)1207人を対象に、インターネットを通じて実施した。
自分たちの就職戦線が、1学年上の先輩たちに比べてどのようになると思うか――。見通しを聞くと、「非常に厳しくなる」「やや厳しくなる」と答えた学生が計57.9%に上り、前年調査(49.6%)から8ポイント余り増えた。
経団連の指針がなくなる21年卒以降を見据え「企業がこれまでと違った動きを試すのではないか」と警戒する学生が目立つという。
インターンシップなどを入り口として、早くから優秀な学生を囲い込もうとする企業は既に多い。同社が9月から10月にかけて実施した企業対象の調査でも、実際に早期化の兆しが見えるという。「さらなる早期化が進めば準備が間に合わなくなると、乗り遅れを心配する学生が少なくない」(同社担当者)。また、売り手市場でも「大手企業は別だ」と冷静に捉える意見もあった。
一方、楽になるとみている学生では、人手不足による売り手市場の継続を根拠に挙げる声が多かった。東京五輪まで需要が減ることはないと予測する意見が目立つという。担当者は「土木・建築関連など、五輪や万博開催との関連が高い業種では、インターンシップやOB・OG訪問といった場面で、社員からそのような話題を聞かされることも多いのではないか」と話す。
調査した11月後半時点での志望業界も聞いた。「明確に決まっている」「何となく決まっている」と答えた約7割の学生に具体的な志望業界を尋ね、ランキング化したのが右の表だ。
学生に人気の志望業界(全体。ディスコ調べ)
■決め打ちし過ぎると「不本意入社」の恐れ
最も多かったのは「医薬品・医療関連・化粧品」(18.5%)。理系女子でポイントが集中しており(46.3%)、全体順位を押し上げた格好だ。理系男子や文系女子でも10位以内に入るなど、属性問わず志望者が多い。
化粧品やトイレタリー用品といった消費財を扱う企業は、学生にとってなじみが深い。「一般的に学生は営業職に対してネガティブな印象を持っている場合が多いため、企画・マーケティングに携われるという業界のイメージも、志望度の高さを押し上げている可能性がある。働きやすい『ホワイト企業』であると受け止められる傾向があるのでは」(担当者)
一方、文系学生に高い人気を誇っていた「銀行」は、前年同期調査の全体1位から8位へと順位を下げた。文系男女でみると前年はともに1位だったが、今回はそろって2位。銀行を志望する文系学生が減っている様子が見て取れる。
AI(人工知能)の普及で、将来の事務系職種がなくなるのではないかという不安や、前年の19年卒就活でメガバンク各社が採用数を大きく減らしたことなどを踏まえ、業界としての優先度を下げている可能性が高いという。
代わりに1位になったのは、文系男子では「商社(総合)」、文系女子では「マスコミ」だった。ただ、志望業界は就活が進んでいく中で変化していくのが毎年の傾向だという。
就活の早期化が進む中、学生にとって大切なのは、業界・企業研究が不十分な状態で、安易に志望先を絞らないようにすることだ。担当者は「なるべく広い視野を持つよう心掛けてほしい。決め打ちし過ぎてしまうと、就活後半戦で手持ちの選択肢が少なくなってしまう。結果的に『不本意入社』や『早期離職』にもつながりかねない」と呼びかけている。
(ライター 加藤藍子)
NIKKEI STYLE
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民130掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 経世済民130掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。