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粘るゴーンが仕掛ける“検察vs海外メディア”の国際ドロ仕合
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/244566
2018/12/28 日刊ゲンダイ
ケリー被告の帰国はかなわず(C)ロイター
場外乱闘の様相を呈してきた――。
25日、東京拘置所から保釈された日産自動車取締役のグレッグ・ケリー被告。
弁護士を通じ、<無罪の判決を受け、私の名誉が回復されて、一刻も早く家族の元へ帰りたい>とコメントしたが、現在、茨城の病院で持病の治療を受けているという。
夫の不遇にカンカンなのが、ケリー被告の妻・ドナ氏だ。ケリー被告が保釈される直前、2度にわたり、保釈を求めるビデオメッセージを公開。日本の司法制度に怒り心頭だった。
夫の保釈が<私たち家族のクリスマスの願い>という彼女のメッセージが奏功したのか、カルロス・ゴーン容疑者の“懐刀”のケリー被告はクリスマス当日に保釈。この例に倣って、今度はゴーン容疑者の妻が保釈要求のメッセージを出しても不思議じゃない。
日本の司法制度に反発する海外からの声を無視し、ゴーン容疑者を閉じ込めていたら、海外メディアと日本の検察との国境を超えた“ドロ仕合”になるのではないか。
経済ジャーナリストの井上学氏がこう言う。
「すでに特捜部にとって分が悪い状況でしょう。ゴーン氏が自白せずに粘っているため、攻めあぐねているのではないか。特捜部のメンツを優先して、ゴーン氏を勾留しておけばおくほど、日本の『人質司法』が国内外から批判されます。いわば、海外世論を味方につけているゴーン氏の方が有利な立場にいるのです。自白を強いるという、検察側の日本人相手に通用してきた手法が通じないということでしょう」
年明け1日にゴーン容疑者は勾留満期を迎える。東京地裁は10日間の勾留延長を認めるとされ、保釈は早くとも来月11日以降になる見通しだ。今後、シャバに出てきて、退院したケリー被告とともに外国人特派員協会などで“暴露会見”を開いたら、ドロ仕合にますます拍車が掛かるに違いない。
ゴーン容疑者の粘りに検察は躍起になっているが、一方で、裁判所の態度は変わりつつある。
「ケリー氏の保釈が認められたのは、持病を抱えていたからだと考えられます。もし拘置所内で病状が悪化し亡くなったりしたら、米国との国際問題に発展しかねないので配慮したのでしょう」(井上学氏)
日本の検察に「国際感覚」を期待してもムダか。
このまま日本の司法制度に反発する海外からの声を無視し、ゴーン容疑者を閉じ込めていたら、海外メディアと日本の検察との国境を超えた“ドロ仕合”になる可能性は否めません。 https://t.co/2feLpBHbQT #日刊ゲンダイDIGITAL #日刊ゲンダイ
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年12月27日
【ゴーン仕掛ける】海外メディア VS 検察の国際ドロ仕合 懐刀≠フ保釈で深まる 世界を味方につけた方が有利(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/eesrrTiu8f
— KK (@Trapelus) 2018年12月27日
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