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リーマン・ショックで9年ぶり大赤字に リストラのツケ噴出 日産ゴーン 腐食の原点
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243960
2018/12/19 日刊ゲンダイ
責任は取らず(C)日刊ゲンダイ
「あの事件がなかったら、ゴーンの退場は5年早かったかもしれない」と日産自動車の内情に詳しい経済ジャーナリストは打ち明ける。2008年9月、米大手投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したのをきっかけに世界規模の金融危機が発生した。いわゆる「リーマン・ショック」だ。
日産の09年3月期連結決算は、2337億円もの大幅な最終赤字に陥る。最終赤字は9年ぶりで、ゴーン体制になってからは初めての赤字転落だった。ゴーンはリーマン・ショックによる業績の急降下を受けて、09年2月に5カ年の中期経営計画「日産GT2012」を中止する。
当初から達成は絶望的とみられていた「5年間で売上高を平均5%増」などの目標は体よく取り下げられ、代わって再建計画「リカバリープラン」が掲げられた。役員・管理職の報酬引き下げや時間外労働短縮といった労務費の削減、全世界で2万5000人の従業員削減、設備投資の抑制など、ゴーンがお得意とするリストラ計画だ。
かつての「日産リバイバルプラン」(NRP)と似たような内容だったが、日産の従業員は冷め切っていたという。特に社員をしらけさせたのは、リカバリープランに盛り込まれた「市場需要に対応する生産計画の見直し」と「経済状況を反映させた生産能力の拡大計画を合理化」である。
■自らの経営責任を頑として認めず
そもそも「日産180」やそれに続く「日産バリューアップ」で、社内の反対を押し切って無理な増産を進めたのはゴーンその人。そのツケがリーマン・ショックで一気に回ってきたのである。「ゴーンは日産が大幅赤字に陥った責任を取るべきではないか」との声が社内外で噴き出す。
ゴーンは「前回は日産がミスを犯した日産だけの危機。今回は自動車業界全体が問題を抱えている」と主張し、自らの経営責任を頑として認めなかった。「リーマン・ショックがなければ、日産GT2012は続行された。その未達を受けてゴーンが日産から手を引きルノーに専念する可能性があった」と前出の経済ジャーナリストはみる。だが、実はリーマン・ショック後も、ゴーンが日産を去るチャンスはあった――。=つづく
(経済ジャーナリスト・井上学)
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— うさみ正記 (@usami_masaki) 2018年12月19日
【日産ゴーン】腐食の原点K
— KK (@Trapelus) 2018年12月18日
リーマン・ショックで9年ぶり¢蜷ヤ字に転落
リストラのツケが一気に噴出
「あの事件がなかったら、ゴーンの退場は5年早かったかもしれない」と日産自動車の内情に詳しい経済ジャーナリストは打ち明ける...
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