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1位は29年連続! 20年以上、配当を増やし続けている企業ベスト7
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181213-00000021-sasahi-bus_all
AERA dot. 12/15(土) 11:30配信
配当は、株を持っているだけで定期的にもらえるお金。利回り1〜3%、高い企業では5%超の場合もある。預金金利とは比べ物にならない!
1位・花王(東証1部・4452)
2位・SPK(東証1部・7466)
3位・リコーリース(東証1部・8566)
4位・トランコム(東証1部・9058)
5位・東京センチュリー(東証1部・8439)
5位・リンナイ(東証1部・5947)
7位・栗田工業(東証1部・6370)
株式投資の利益には2つある。自分が買った株価(値段)よりも上がったことによる「値上がり益(キャピタルゲイン)と、株を持っている間はチャリンチャリンと定期的にもらえる「配当(インカムゲイン)」だ。
配当は、その期間に稼いだ利益の一部を株主、つまり投資家に還元してくれる制度だ。健全な経営をしている企業なら欠かさずに出している。
初心者が株式投資をするとき、自分が「いいな」と思った企業の株価が低いところで買って、上手に高いところで売るのはかなり難しい。3年、5年という長期投資であれば話は別だが、最初は配当狙いで投資して株価の上げ下げは気にしないのが一番だ。
持っているだけで定期的にもらえるのだから、預金の金利のように運用するイメージでとらえればいい。利回りはさまざまだが、1〜3%が主流だ。中にはJT(日本たばこ産業)のように5%という高水準の配当を出す企業もある。
では、常に配当を出していて、しかも配当金を毎回毎回、少しずつ上げている企業はどのくらいあるのだろうか。12月14日発売のアエラ増刊『AERAwithMoney 毎月5000円でつみたて投資!』に掲載されている「連続増配ランキング」の結果をお見せしよう。
なんと、「必ず配当を出し続けていて、しかもその配当を増やし続けている企業」は7社しかなかった。株式市場に上場している企業は3638社(2018年12月10日現在)。そのうちたった7社とは!
ランキング7社について、マネックス証券マーケットアナリストの益嶋裕さんに聞くと、「1位の花王は29年連続で、配当利回りは約1.5%(2018年12月現在)ですね。ご存じ、トイレタリーと化粧品が主力事業の優良企業ですが、2018年12月期の業績も最高益更新の見通しです。
2位以下も、自動車用補修部品の専門商社・SPKやリース事業大手のリコーリースなど、花王ほど有名ではないにせよ隠れた優良企業がズラリ。配当を出し続けている企業、というだけなら数多く存在しますが、『連続で上げ続けている』となると、本当に貴重な存在です」
なお、連続増配のランキングは1999〜2018年の東証1部上場銘柄の配当データより、毎期増配している銘柄をピックアップし、増配連続年数順にランキングしたものだ。増配ではなく同額維持の場合、また分割や株式併合により配当水準が変わった銘柄はランキングから除外している。(経済ジャーナリスト・伊藤雅浩)
※アエラ増刊『AERAwithMoney毎月5000円でつみたて投資!』の記事に加筆・再構成
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