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ルノーCEO就任後も権力を手放さなかったゴーンの強欲 日産ゴーン 腐食の原点
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243745
2018/12/15 日刊ゲンダイ
05年度に始まった「バリューアップ」(志賀氏(左)と)(C)共同通信社
組織の「腐食」は一度始まると止まらない。それどころか、時が経過するにつれて加速する。日産自動車も例外ではなかった。そして、その腐食を起こし、加速した張本人は、言うまでもなくカルロス・ゴーンである。
ごまかしでなんとか「日産180」を「達成」したゴーンは、2005年度にスタートする新中期経営計画「日産バリューアップ」をぶちあげる。コンセプトは「更なる発展と価値創造に向けた経営計画」。それまでの2つのプランと比べても抽象的で、組織が進むべき方向も一点に定まっていない。
具体的なのは数字だけだった。ゴーンは「08年度に世界販売420万台」「業界トップレベルの売上高営業利益率を維持」「投下資本利益率(ROIC)期間平均20%」の3点をコミットメントとして掲げる。
事業の方向性が明確に示されないまま、厳格な目標数字を設定するとどうなるか。答えは簡単。組織内で始まるのは「数字の独り歩き」である。原子力事業の失敗や不正会計問題で倒産寸前に追い込まれた東芝でも、同様のことが起こった。
しかも、ゴーンがルノー最高経営責任者(CEO)を兼務したことで、日本に滞在する期間が大幅に短くなる。ゴーンは「パリにいようが東京にいようが、日産の業務に支障はない」と言い張ったが、明らかに目が届かなくなった。
にもかかわらず、ゴーンは最高執行責任者(COO)に昇格させた志賀俊之に権限をほとんど委譲しなかった。日産で自らの影響力が低下することを恐れたのだ。「ゴーンを通さないと何事も決まらない」状態は変わらなかった。なぜ、ゴーンは本命のルノーCEOに就任しながら、日産での権力に執着したのか。
ゴーンがCEOに就任した05年、ルノーの業績は本業の儲けを示す営業利益が前年同期比37・5%減の13億2300万ユーロと大幅減益に。だが、日産の連結利益により、税引き前利益は同9・2%増の37億8400万ユーロで着地した。ルノーの不振を穴埋めするためには、日産が欠かせない。ゴーンの都合で日産の意思決定や行動は後手後手に回り、計画と実績の乖離は広がっていく。
=つづく
(経済ジャーナリスト・井上学)
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— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年12月14日
本当に二人だけの犯行か?又犯罪が成立するのかな⁉️よくわからん‼️
— mn.neko (@mn_twi) 2018年12月15日
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【日産ゴーン】腐食の原点H
— KK (@Trapelus) 2018年12月14日
ルノーCEO就任後も権力を手放さなかった強欲
日本滞在は大幅縮小
ゴーンは「パリにいようが東京にいようが、日産の業務に支障はない」と言い張ったが・・・
ゴーンの都合で日産の意思決定や行動は後手後手に回り、計画と実績の乖離は広がっていく
(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/ivhZHew7ut
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