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FRB資産に665億ドルの含み損、トランプ氏が攻撃材料にする恐れ 米コア消費者物価指数、前年比で加速12月米利上予想強め
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/896.html
投稿者 うまき 日時 2018 年 12 月 13 日 06:41:12: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
 

FRB資産に665億ドルの含み損、トランプ氏が攻撃材料にする恐れ
Rich Miller
2018年12月13日 1:24 JST
未実現の損失、9月30日の時価基準で純資産を大きく上回る
信頼性というFRB最強の資産を脅かす−ウォーシュ元理事
米連邦準備制度理事会(FRB)が抱える4兆1000億ドル(約465兆円)規模の債券ポートフォリオで、未実現の損失が積み上がっている。独立した中央銀行にとって政治的に穏やかではない空気が漂う中、その財政の健全性が問われるリスクがある。

  最新の四半期報告によれば、FRB保有証券の含み損は9月30日の時価基準で665億ドルだった。純資産の391億ドルを大きく上回る事実上の債務超過であり、普通の企業であれば財務の脆弱(ぜいじゃく)性として受け止められるのは間違いない。

  当然ながら、FRBは普通の銀行とは異なり、保有資産を時価会計で処理しない。従って当局者らは理論上の損失が持つ意味を重視せず、「特異な非営利機関」として金融政策を運営、もしくは財務省に利益を納付する能力に影響はないと主張する。実際にFRBは今年1−9月、516億ドル以上を財務省に納付した。

  それでもトランプ大統領が、中国という貿易戦争の敵よりFRBの方が大きな問題だと批判する現状において、FRBの財政悪化という認識が広がるのであれば、議会や国民に対する立場を悪くするリスクがある。

  ケビン・ウォーシュ元FRB理事は「中央銀行が債務超過になっても、理論上は問題にならない」と指摘する。「しかし実際には、信頼性というFRB最強の資産が目減りするリスクを冒す」と電子メールでコメントした。

  FRBはバランスシートの将来を議論し始めたばかりであり、含み損は量的緩和やそれを支える枠組みを批判する向きに、攻撃材料を与えることにもなり得る。表面上とは言っても赤字になっていることは、将来に景気が悪化した際に当局が量的緩和を再開するのを、政治的に一層困難にする恐れがある。


時価基準でみたFRBの保有債券出所:FRB
原題:Fed Piles Up $66 Billion in Paper Losses as It Faces Trump Wrath(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-12/PJMMBW6TTDS201?srnd=cojp-v2


 
米コア消費者物価指数、前年比で加速−12月の米利上げ予想強める
Shobhana Chandra
2018年12月12日 22:34 JST 更新日時 2018年12月13日 1:21 JST
11月の米消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい食品・エネルギーを除くコア指数が前年同月比で加速した。住宅や医療、中古車のコストが前月比の伸びに寄与し、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見通しが強まった。

  米労働省の12日発表によると、11月のコアCPIは前月比0.2%上昇、前年同月比2.2%上昇。いずれもブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値と一致した。11月の総合CPIは前月比横ばいで、こちらも市場予想通りだった。エネルギー価格の下落が反映された。


米コアCPI、総合CPI米労働省
  今回の統計は、米国の基調的インフレが急激に上昇することなく、金融当局の目標である2%近辺で安定しつつあることを示した。中国との貿易摩擦で関税率が引き上げられている中で原材料コストが高くなっていることや、最近の賃金上昇が物価を下支えしている。18−19日のFOMCでは利上げが広く見込まれているが、その後の政策金利の経路について投資家やエコノミストの間で見解は分かれている。

  ムーディーズ・アナリティクスの金融政策調査責任者、ライアン・スイート氏は11月CPIについて、「来週の利上げを確実なものにした」とした上で、当局は2019年1−6月(上期)に利上げをいったん休止する余地を設けることになるとの見方を示した。

  11月のコアCPIの前年同月比の伸び(2.2%)は、10月の2.1%から加速した。中古車が前月比2.4%上昇と、前月に続く大幅な上昇率となった。データ算出方法の変更などで変動が大きくなっている。ただ、携帯電話サービスが2.2%低下と、17年3月以来の大幅低下となった。居住費は前月比0.3%、医療費は0.4%それぞれ上昇した。

  一方、総合CPIは前年同月比では2.2%上昇と、10月の2.5%上昇から鈍化。ガソリン価格が前月比4.2%低下するなど、エネルギー価格が同2.2%低下したことが響いた。

  労働省が同時に発表した11月のインフレ調整後の実質平均時給は前年同月比0.8%上昇と、この1年余りで最大の伸び。雇用市場の需給が逼迫(ひっぱく)する中、賃金の上昇ペースが徐々に高まっている。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Underlying U.S. Inflation Picks Up to Keep Fed Hike on Track (2)(抜粋)

(詳細や市場の見方を追加して更新します.)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-12/PJMLNK6S972R01
 

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