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「TikTok」快進撃に快哉 日経MJヒット商品番付で横綱獲得 日本が見ようとしない中国経済の真実
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243498
2018/12/12 日刊ゲンダイ
TikTokを運営するByteDance(C)ロイター
毎年恒例の「日経MJヒット商品番付」(日本経済新聞社)が4日に発表されたが、何と最高位の「横綱」に選ばれたのは、「安室奈美恵」と並んで「TikTok」だった。
「TikTok」は、個人が音楽に合わせ約15秒の動画を投稿するSNSアプリである。日本ではあまり知られていないが、「TikTok」のオリジナルは、中国のSNSアプリ「抖音」である。つまり中国発の商品が、半世紀近い伝統を誇る「ヒット商品番付」で、初めて最高位を獲得したのだ。
1983年に福建省龍岩に生まれた張一鳴は、2005年に天津の南開大学ソフトウエア学部を卒業後、09年に同級生の梁汝波らとともにIT企業「九九房」を創業。3年後の12年に、「北京字節跳動科学技術」に社名を変え、スマホ版ニュースアプリ「今日頭条」を立ち上げた。
「今日頭条」は、今や日々のヘビーユーザー1・4億人という中国最大のニュースアプリに成長した。中国国営新華社通信よりも影響力を持っているのだ。
その「今日頭条」の技術責任者を務める梁汝波が、16年9月に新会社「北京微播視界科学技術」を設立して始めたのが、「抖音」なのである。昨年11月、「今日頭条」は、アメリカの音楽SNSプラットフォーム「Musical.ly」を10億ドルで買収し、「抖音」と合併させた。
その後、「抖音」は「15秒の手作り音楽+文字」という手軽さが若者たちに受けて快進撃。今年6月には中国国内で日々のヘビーユーザーが1・5億人を突破。海外では「TikTok」の名前で展開し、今年7月に全世界で5億人を突破したのである。
「抖音」のスゴさを物語るエピソードがある。今年6月、中国を支配する航空工業の中国原発など、25社の巨大国有企業が揃って「抖音」にひれ伏し、自社のページを作らせてもらったのである。
中国でも、今回「抖音」が日本のヒット商品番付で「横綱」に選ばれたというニュースは、大々的に報じられた。そしてこの朗報に啓発されて、今後多くの中国IT企業が、「我も第二の抖音にならん」と、日本市場を目指すことは間違いない。
近藤大介 「週刊現代」編集次長
東大卒、国際情報学修士。講談社で中国を中心に取材を続け、現在「週刊現代」編集次長。明大講師も務める。新著に「未来の中国年表」。著書多数。
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— 滝田 好治 (@takitayosiharu) 2018年12月11日
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