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(回答先: 米中貿易戦争、第1ラウンドは中国の勝ち?悪役ペンス中国に圧力トランプと役割分担 欧州、中国電気自転車関税、最大79.3% 投稿者 うまき 日時 2018 年 11 月 19 日 19:05:53)
2018年11月19日 週刊ダイヤモンド編集部 ,竹田幸平
米国のレバローンが150兆円まで膨張、にわかに高まる損失リスク
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着実に利上げを進めるFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長。急激な金利上昇は低格付け企業の債務不履行リスクを高める Photo:REUTERS/アフロ
「急増する米国の『レバレッジド・ローン』が抱えるリスクに、あまり注意が払われていないように映る」。UBS証券ウェルス・マネジメント本部のCIO(最高投資責任者)、青木大樹氏は警戒感を示す。
日本株の動向にも多大な影響を与える米株式市場において、このところは米中貿易戦争や大手ハイテク株の動きなどが耳目を集めてきた。だが、ともすればそうした陰に隠れた潜在的なリスクとして、冒頭の実態を認識しておくべきではないか、というわけだ。
レバレッジド・ローンは信用度の低い企業への融資。変動金利であることや、財務状況が一定基準より悪化した場合に、債務の返済を求めることができる財務制限条項が付いている点などがハイイールド(低格付け)債と異なる。
実は同ローンについては、BIS(国際決済銀行)が9月公表の直近の四半期報告書の中で「危険な復活?」と題して分析を展開。好調を保つ米景気が後退期に入れば、ローンの借り手である企業のデフォルト(債務不履行)増加などで「投資家は損失を被ることになるだろう」と指摘した。
米著名投資家も警鐘
レバレッジド・ローンの貸出残高はリーマンショック後、右肩上がりで拡大を続けてきた。直近では日本円にして150兆円規模にまで膨らみ、この数年ほぼ横ばいだったハイイールド債の市場規模を上回ったとの推計もある。
同ローンの肥大化を促す原動力となってきたのは、FRB(米連邦準備制度理事会)が金融危機後に行ってきた超低金利政策に他ならない。利回り追求の動きが広がる中、投資マネーは国債より投資妙味のある資産に群がってきた。
そんなFRBも2015年末に利上げを決めて以降は量的金融緩和の出口に向かい、米長期金利も上昇傾向をたどってきた。直近では米金利について、トランプ米大統領が打ち出した減税策を受けた財政悪化による「悪い金利上昇」の兆候が見られるとの指摘もある。
こうした中、レバレッジド・ローンは変動金利であるため、金利上昇を見越した投資家のマネーがさらに流入する構図となっている。また、最近は財務制限条項が緩和された「コベナント・ライト」と呼ばれる融資の拡大に伴うローンの「質の低下」も危惧されている。一段の金利上昇や景気悪化で借り手の返済が滞った際の潜在的な損失発生リスクは増しているのだ。
著名投資家も警鐘を鳴らす。米投資会社オークツリー・キャピタルのハワード・マークス会長は11月上旬、来日時のメディア向けイベントでレバレッジド・ローン拡大は「楽観主義の表れ」と述べた。
株式市場は米中貿易戦争や米金利の行方などをめぐって神経質な動きを続けているが、その傍らでマグマが膨らんできたレバレッジド・ローンのリスクも注視しておくべきだろう。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 竹田幸平)
https://diamond.jp/articles/-/185884
長期金利は約3カ月ぶり低水準、世界景気懸念で−20年入札に期待も
三浦和美
2018年11月19日 7:55 JST 更新日時 2018年11月19日 16:25 JST
先物は16銭高の151円11銭で終了、午後に上げ幅拡大
リスク回避に備える動きが出やすい−SMBC日興
債券相場は上昇。長期金利は約3カ月ぶりの低水準を付けた。イタリアの予算案や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る問題などを背景に世界景気の先行き懸念が広がり、投資避難先として円債に買い圧力が掛かった。
長期国債先物12月物の終値は16銭高の151円11銭。一時151円12銭と、中心限月で5月30日以来の高値
新発10年物352回債利回りは、日本相互証券の前週末午後3時の参照値より1ベーシスポイント(bp)低い0.09%、8月23日以来の低水準
新発20年物国債利回りは0.61%と、9月13日以来の低水準
市場関係者の見方
SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト
世界景気はまだ明確に鈍化しているわけではないが、先行きに懸念があり、リスク回避に備える動きが出やすい
明日に20年債入札を控えて、先回りで買いが入っている可能性も
20年債はヘッジ外債や10年債などに比べて割安感、入札は無難か順調な結果になる見込み
過去の20年債入札の結果はこちらをご覧下さい。
背景
16日の米10年物国債利回りは前日比5bp低下の3.06%、10月29日以来の水準
FRB副議長:中立水準に金利を近づけることは「理にかなうだろう」
イタリア副首相:19年予算案に盛り込まれた改革を維持する方針表明
メイ英首相:自分を降ろしても議会の票読みは変わらない
日銀オペ
残存期間1年以下と1年超5年以下対象
金額は1年以下500億円、1−3年3500億円、3−5年4000億円、いずれも据え置き
{NXTW NSN PIF6VCDWLU69 <Go>}
新発国債利回り(午後3時時点)
2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
-0.150% -0.105% 0.090% 0.610% 0.840% 不成立
前週末比 -0.5bp -1.0bp -1.0bp -2.0bp -1.5bp ー
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-18/PIA05W6TTDS001?srnd=cojp-v2
ECB償還金再投資、いつまで継続か明言急がず−ビルロワドガロー氏
Piotr Skolimowski
2018年11月19日 13:16 JST
再投資を減らすのは初回利上げの後にするべきだと都内で語る
ECBは資産購入の年末終了を12月13日に確認する見通し
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、ビルロワドガロー・フランス中銀総裁は19日、資産購入プログラムの下でECBが購入した債券の満期償還金の再投資をいつまで続けるかについて、明言を急ぐべきではないとの考えを示した。
同総裁は東京で講演。ECBは12月13日に、資産購入を年末で終了することを確認する見通し。当局は、緩和的政策維持のため購入終了後は満期償還金の再投資を長期にわたって続ける方針を表明してきた。
発言の概要は以下の通り
資産購入は12月で終わる「可能性が極めて高い」
ECBが償還金再投資を減らすのは初回利上げの後にするべきだ。従って、再投資終了の時期を12月13日の会合後に明言する必要はない
ECBは非常に「実際的な」姿勢を維持し、経済指標次第で金融政策を調整できるようにすべきだ。成長のペースは鈍化したものの、労働市場の引き締まりと名目賃金上昇の加速によってインフレ見通しは「より堅固」になった
必要ならば条件付き長期リファイナンスオペ(TLTRO)の再実施を検討することが可能、条件は過去のものとは異なる可能性
中銀にとっての難題は、世界経済が同時拡大から乖離(かいり)へと向かっていることだ。その結果、一部の国には米金利上昇の悪影響が出る可能性がある。保護主義の悪影響は金融政策によって緩和できないし、されるべきでもない
ドラギECB総裁:ユーロ圏の成長持続を予想、貿易リスク悪化でも
原題:Villeroy Sees No Need to Define Reinvestments Length in December(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-19/PIF5LQ6K50XS01?srnd=cojp-v2
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