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東洋ゴムの6倍件数…KYBは最後までダンパー交換できるのか https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/241579 2018/11/14 日刊ゲンダイ 何年かかるのか(C)日刊ゲンダイ ダンパー不正のKYBは6日、2019年3月期の連結業績予想を下方修正し、純損益が23億円の赤字になる見通しだと発表した。 18年9月中間連結決算は、引当金計上に加え、ダンパーを製造する子会社の新規受注停止に伴う20億円の減損処理などで、純損益が119億円の赤字だ。 建築物の地震被害を軽減する免震・制振装置(オイルダンパー)で検査データ改ざんが発覚し、装置交換などに必要な費用として18年9月中間決算に約144億円の引当金を計上したことが主因。交換を要するダンパーは1万本超に達すると試算しているが、工事費の総額や補償費用などは現時点で算定できず、さらなる損失拡大が避けられない情勢だ。 KYBは、データ改ざんや国の基準に達していないことが判明した不正品と、改ざんの有無が不明なものを合わせ、計1万928本の免震・制振ダンパーを交換する方針。今回の引当金は交換品のダンパー製造や交換工事の費用に充てられる。 ただ、このうち3割強を占める制振ダンパーの交換工事では、建物の壁を壊すことが必要になる場合もあり、現時点では費用算定が困難として今回の引当金には必要額を入れていない。 また、交換工事では商業施設の営業休止やマンション住民の一時転居なども想定されるが、その際の補償費用について、会見した加藤孝明副社長は「現時点では全く算定できない」という。 3年前の東洋ゴム免震偽装では、1400億円の特別損失が計上されているが、KYBはその6倍を超える被害件数を抱えている。平時のKYBは年商2000億円程度だが、当面は交換に追われ、しばらく通常営業はできない。 トップシェアとはいえ、その間に顧客は逃げる。上場企業といっても超大企業とは言えないKYBが、最後までダンパーを交換できるのか心配だ。経済ジャーナリストの井上学氏が言う。 「KYBにとってダンパー事業は数%程度の割合でしかありません。圧倒的に自動車分野で占めています。自動車のサスペンションを構成するショックアブソーバーは国内シェア60%を誇ります。つまり、タカタと同じように自動車メーカーからすれば、つぶれられては困る会社なのです。場合によっては、自動車メーカーが支援してでもダンパーの交換はやり遂げるでしょう」 KYBの筆頭株主はトヨタだ。予断は許さないが、少し安心だ。
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