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赤字会社の元凶は「社長」! 儲かりたいならまず踏むべき8つのステップ〈dot.〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181107-00000061-sasahi-bus_all
AERA dot. 11/8(木) 7:00配信
赤字脱却の8つのステップ
赤字が続いている会社を立て直したい、でも、そのために何からまず手を付けて改革すればいいのかわからない──。こんな悩みを抱える社長は多い。そんな悩める社長の相談に応じて、700社以上の企業の経営改善を指導しているのが、株式会社武蔵野の小山昇社長。 『儲かりたいならまずココから変えなさい!──赤字から最短で脱出する「正しい手順」』(朝日新聞出版)を刊行した小山社長に、経営改革の正しい手順について話を伺った。 * * * 1989年に「株式会社武蔵野」の社長に就任して以来、私は700社以上の会員企業を指導してきましたが、「業績を伸ばす会社」と「赤字の会社」の違いは、極論するとたったひとつしかありません。それは、「社長」の違いです。 会社を赤字にしている元凶は、「社長」です。赤字から脱出して、継続的に利益を出し続けたいなら、「社長が、社内の誰よりもハードワークをする」「社長が、失敗を恐れず、変化を怖がらず、やり方、考え方を変える」「社長が、経験を積み、知恵をつける」ことが条件だと私は考えています。 では、どのような知恵をつけ、どのように変化し、どのように実践すれば赤字から脱却できるのでしょうか。 無策のまま、やみくもに行動したところで、かえって傷口が大きくなるだけです。赤字から脱出するには、次の「8つステップ」を踏んで、段階的に対策を打つ必要があります。 「8つのステップ」は、大きく、次の3つのプロセスに分かれています。 ・ステップ(1)、(2):社長がひとりで改善できるプロセス ・ステップ(3)〜(5):社長と幹部、社員が価値観をひとつにするプロセス ・ステップ(6)〜(8):「儲かるしくみ」をさらに発展させていくプロセス −−−−−−−−−−−−−−−− 社長がひとりで改善できるプロセス −−−−−−−−−−−−−−−− 【ステップ(1)】 社長が営業マンとなって、一番働きなさい 会社が赤字になった理由も、増収増益のヒントも、真実はすべて現場にあります。社長室に引きこもっている「穴熊社長」では、業績を改善することはできません。 【ステップ(2)】 無借金はやめて、銀行からお金を借りなさい 会社は赤字だから倒産するのではありません。倒産するのは、「キャッシュがないから」です。経営で一番大切なことは、「お金を回し続けること」です。したがって社長は、積極的に銀行からお金を借りて、キャッシュフローを改善しなければなりません。 −−−−−−−−−−−−−−−−−− 社長と幹部、社員が価値観をひとつにするプロセス −−−−−−−−−−−−−−−−−− 【ステップ(3)】 「やらないこと」を決めなさい いくつかの選択肢の中から、はじめに「やらないこと」を決め、「やる」と決めたことは、徹底的に勝つまでやるのが中小企業の闘い方です。 【ステップ(4)】 幹部と一緒に「5年で倍増」の経営計画をつくりなさい 今と同じやり方、今と同じ考え方、今と同じ人では、赤字から脱却することはできません。「5年で売上倍増」を実現するためには、「5年連続で毎年15%ずつ」売上を伸ばす必要があります。それを目標とする経営計画を立てるためには、今までの経営を変える必要が出てくるため、「新しいこと」にチャレンジするようになります。 【ステップ(5)】 社員教育を徹底して、価値観をひとつにしなさい 私が社員教育に「毎年1億円以上」投じているのは、社長と社員の価値観を揃えるためです。価値観が揃っている会社は、全社員が「同じ優先順位」「同じ判断基準」で動くため、社長の決定がすみやかに現場に反映されます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 儲かるしくみをさらに発展させていくプロセス −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【ステップ(6)】 「アナログ」と「デジタル」を正しく使い分けなさい 武蔵野が右肩下がりの業界(掃除用品のサービス業界)で売上を伸ばすことができる のは、「アナログ」と「デジタル」を効率的に使っているからです。「お客様から見えないバックヤードはIT化して効率を求め、お客様と接するところはアナログで手間をかける」のが武蔵野のIT戦略です。 【ステップ(7)】 やってもやらなくても同じ「人事・給与制度」を変えなさい 「頑張っても、頑張らなくても評価が同じ」なら、頑張らない社員がまともです。ですから、頑張った社員と、頑張らなかった社員の差をつける制度=「人事・給与制度」が必要です。 【ステップ(8)】 「残業ゼロ」で生産性を上げなさい 今いる人、あるいは、やっとの思いで採用した新卒が辞めないように、「働き方」を変えていかなければなりません。そのためには残業を減らしながら、生産性を上げるしくみづくりが必要です。 −−−−−−−−−−−−−−−− 何があっても潰れない強い会社をつくるには、まず「社長が変わる」こと。そして、社長と社員の「価値観を揃える」こと。「しくみ化」を図って、生産性をさらに上げることが大切です。 それに、改革の順番も大切です。社長が変わりもしないで、いきなり給与制度だけをいじろうとすると、あっという間に会社はもっと悪くなります。 まずは社長自らが率先して変わること。そして幹部、社員と徐々に改革の裾野を広げていくことです。 赤字の社長の多くは、「今のまま経営を続けても、先細りになるだけ」と感じています。にもかかわらず、内心では、「まぁ、なんとかなるだろう」「景気が良くなれば、自分の会社も自然と良くなる」と楽観している。 「まぁ、なんとかなるだろう」で、なんとかなったためしは、過去に一度もありません。ずるずると泥沼に足をとられ、気がついてみたら莫大な赤字を背負い込むだけです。 赤字から脱出し、高収益体質の会社をつくるには、「このまま何もやらなければ、自分の会社は確実に倒産する」と危機感を持って、社長が自ら、率先して、誰よりも汗をかいて働くことです。社長が変わることができなければ、会社を変えることはできません。 (取材・構成/藤吉豊) |
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