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日本の純資産はプラマイゼロ、IMFの新国富論 ドイツはマイナス  黒田日銀総裁:出口戦略開始の合図は金利目標の変更
http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/796.html
投稿者 うまき 日時 2018 年 10 月 14 日 07:39:35: ufjzQf6660gRM gqSC3IKr
 

コラム 2018年10月13日 / 20:05 / 11時間前更新

日本の純資産はプラマイゼロ、IMFの新国富論

Peter Thal Larsen
2 分で読む

[ロンドン 10日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 企業を分析する際に、負債だけをみる人は真剣な投資家とは言えないだろう。しかし、こと国の分析となると、その国の富よりも債務にばかり着目するファンドマネジャーは多い。

国際通貨基金(IMF)は、国家財務の資産側にもスポットライトを当てることで、バランスを取り戻そうと努めている。

IMFが10日公表した世界経済生産の61%を占める31カ国の財政モニター報告書には、驚くべき指摘が並んでいる。公的部門の正味資産の合計額は101兆ドル(約1京1000兆円)に上り、合計国内総生産(GDP)の219%に相当する。一方、公的債務の合計は同94%であり、資産はその倍以上あるということになる。

巨額の借金を抱える日本の場合、負債額はGDPの283%に相当するが、その半分以上を日本銀行を含めた政府機関が抱えている。他の資産も考慮に入れて試算すると、日本の「純資産」はほぼプラスマイナスゼロになると、IMFは指摘している。

一方で、財政黒字を誇るドイツの場合、純資産はマイナスだ。

こうした分析は、完璧にはほど遠い。根拠となっているデータは統一性に欠ける。そして、資産と負債の全体像を把握しようとする中で、公的年金制度の将来的なコストや、地下に眠る自然資源の価値などについては、大胆な推計を用いることになる。また、国有企業や資産は簡単には売却できない。

だがそれでも、国の富をより明確に把握することは、いくつかのポジティブな効果をもたらす。1つには、純資産を増大させる公共投資と、借金で財源を作った補助金の区別が明確になる。また、よりよく資産を管理するよう国に圧力が加わる。

IMFがモニターした31カ国の資産利益率は、2010─16年において平均1.9%だった。これに加えて、GDPの3%程度の利益を搾り出すことができれば、先進国が徴収する法人税と同程度の歳入を手にすることになる。

こうした説明責任に対する政治的な消極姿勢が、公共資産に関する公式データの不備を招いているのだろう。

たがその中でも、一部の国は自ら範を示しつつある。ニュージーランドは、6月までの1年間で純資産が1300億ニュージーランドドル(約9兆4000億円)に達し、GDP比で45%と前年の40%から増加したと発表した。

IMFに背中を押され、他の国も、近くバランスシートの資産側について、より詳細な情報を投資家に提供し始めるのではないだろうか。

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。
https://jp.reuters.com/article/imf-g20-breakingviews-idJPKCN1ML0NF


 


黒田日銀総裁:出口戦略開始の合図は金利目標の変更
竹生悠子、Kathleen Hays
2018年10月13日 22:10 JST
• 物価上昇率が1%程度のため、今のところ現在の金利水準を維持する
• インドネシア・バリ島でブルームバーグのインタビューに答えた
日本銀行の黒田東彦総裁は13日、金融緩和からの出口戦略の開始を知らせる準備が整った際は、金利目標の変更という形で明らかになるだろうと語った。黒田総裁が、将来の出口政策について明確に述べるのは異例。一方、今のところ現行の低金利政策を継続するとも強調した。
  黒田総裁は、日銀が出口に向かうことを知らせる方法について問われ、「2%物価上昇率が達成されたり、達成が近づいたりした場合は当然、金利目標を変更することがありうる」と説明。金利変更が出口戦略の開始の明確な合図になるとする黒田総裁の意図を確認する追加質問に対しては「その通りだ」と話した。インドネシア・バリ島でブルームバーグ・テレビジョンのインタビューに英語で答えた。
  「現時点では、物価上昇率は1%に過ぎず、現行の長短金利水準で金利操作を継続する」とも述べた。また物価の2%目標を達成するためには、賃金上昇の継続が重要との認識を示した。

黒田東彦総裁=13日、バリ島
写真:SeongJoon Cho / Bloomberg
原題:Kuroda Says Signal for Exit Would Be a Change in Target Rate(抜粋)

 


黒田日銀総裁:米長期金利上昇が市場の調整を招いたとの見方ある
竹生悠子
2018年10月12日 23:17 JST
• 日米欧の経済状況には変化見られない−黒田総裁
• 黒田総裁は麻生財務相とともにIMF・世銀年次総会に出席
日本銀行の黒田東彦総裁は、米長期金利の上昇がアジアに波及し、今週の金融市場の調整を招いたという見方もあると指摘した。
  黒田総裁は12日、国際通貨基金(IMF)・世銀年次総会が開かれたインドネシアのバリ島で記者会見し、日米欧の良好なファンダメンタルズに変化は見られないとしつつ、金融市場に注目を続けていくことが必要だとの認識を示した。
  黒田総裁と共同で会見した麻生太郎財務相は、米中貿易摩擦について両国に話し合いを呼び掛けた。
  黒田総裁、麻生財務相とも今回の会合に出席。会合では貿易摩擦や新興国市場からの資本流出が繰り返し議論に上った。
原題:Japan’s Kuroda Says Treasury Yields Triggered Market Sell Off(抜粋)


https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-13/PGJDKE6S972801  

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コメント
1. 2018年10月14日 07:46:50 : jXbiWWJBCA : zikAgAsyVVk[1504] 報告
「金利上昇も悪くない」 米銀決算に見るプラス面
JPモルガンのダイモンCEOは金利上昇に「人々が驚いていることに驚いた」と述べた

By Aaron Back
2018 年 10 月 13 日 03:44 JST

――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

***

 米国の大手銀行は12日、世界の終わりではないことをタイミングよく思い出させてくれた。

 金利上昇を嫌気し、ダウ工業株30種平均はここ2日間に1300ドルを超える下げを演じたが、銀行は当然ながら金利上昇の恩恵を受ける。株価が急落する中でも、JPモルガン・チェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴの3行が発表した7-9月期(第3四半期)決算はいずれも、米経済の基本的な強さを示す形となった。

 JPモルガンとシティは利益が市場予想を上回ったほか、不祥事に揺れるウェルズ・ファーゴもコスト削減が寄与してまずまずの内容となった。法人向け融資やクレジットカード融資の金利は預金金利を上回るペースで上昇するため、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げは、大半の銀行にとっては差し引きプラスとなる。JPモルガンはとりわけそれが顕著で、純金利マージンは前四半期の2.46%から2.51%に拡大した。ウェルズ・ファーゴでも利ざやは改善したが、シティは横ばいだった。海外事業の比率が高く、米金利の動向による影響が少ないためとみられている。

 銀行幹部は米国債利回りの上昇を楽観しているようだ。JPモルガンのマリアンヌ・レーク最高財務責任者(CFO)は決算会見で「(利回り上昇は)予想していたことであり、望んでいたことだ」とし、「経済が拡大していれば、長期債の利回り上昇は望ましい」と述べた。

 同行のジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)も、金利上昇に「人々が驚いていることに驚いた」と語った。

 JPモルガンのコア融資は7-9月に前年比7%増と、力強い伸びを維持した。レーク氏は金利上昇が顧客に打撃を与えている兆しは見られないと話している。シティグループの融資は、前四半期の4%増から3%増にやや減速した。

 ウェルズ・ファーゴでさえ、融資動向は懸念されていたほど悪くなかった。ジョン・シュルーズベリーCFOは先月、法人向けの主要な貸し出し先である商業用不動産(CRE)融資と商工業融資がいずれも4-6月期に比べ減るとの見方を示していた。だが実際には、減少したのはCRE融資のみで、ウェルズ・ファーゴは慎重な見方をしていたためだと説明している。

 また、消費者・法人の双方で、返済に窮している兆候が消えた。JPモルガンとウェルズ・ファーゴはいずれも貸倒引当金を引き下げており、両行がデフォルト(債務不履行)が減ると想定していることを示唆している。シティグループも引当金を少し積み増した程度だ。

 つまり、消費者も企業も極めて良好な状況にあり、大手銀の収益改善をけん引したということだ。金利の上昇が続けば、株価が下がらないという訳ではないが、米経済にとって破滅的ではないということは言えそうだ。


【第47回】 2018年10月13日 三井住友アセットマネジメント 調査部
FRBは今後も利上げを継続するか?米雇用統計から読み解く行方
FRBの利上げの行方は?
米国では引き続きFRBが利上げを継続する可能性があるのでしょうか?(写真はイメージです) Photo:PIXTA
 皆さん、こんにちは。三井住友アセットマネジメント調査部です。毎週土曜日に「ビジネスマン注目!来週の経済、ここがポイント」をお届けしています。

 米国において、GDP統計と並んで重要な経済指標のひとつが雇用統計です。米国の中央銀行に相当する連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を運営するにあたって負っている二つの使命(デュアル・マンデート)が、「物価の安定」と「最大限の雇用」だからです。雇用統計は米国の金融政策の重要な判断材料になるのです。そこで今回は、10月5日に公表された最新の米雇用統計についてまとめてみました。

 雇用統計は、農業を除く40万超の事業所、政府機関を対象とする事業所調査と、約6万世帯を対象とする家計調査の2つのパートからなります。前者の代表的な指標には雇用者数、平均賃金、労働時間等、後者には就業率、失業率等があります。

ハリケーンの影響ありでも力強く雇用は拡大
雇用者数も平均賃金も増加傾向に
 まず事業所調査の雇用者から見てみましょう。非農業部門に属する事業所の給与支払簿に記載された雇用者の数は、前の月に比べ13.4万人の増加となりました。市場が事前に予想していた同18.5万人増を大きく下回りましたが、もともと雇用者数は月ごとの振れが大きいのが特徴です。

 しかも、9月は東海岸を襲ったハリケーン“フローレンス”の影響を受けている可能性が高いと考えられます。事実、家計調査によれば、29.9万人が悪天候の影響による就業不能者とされました(非農業、同統計は未季調、つまり季節調整がかかっていません)。当該事由による10月の就業不能者数の過去10年間における平均は20.0万人ですから、ハリケーンの影響は相当に大きかったといえます。

 このように雇用者数は月次の振れが激しいため、3ヵ月および6ヵ月の移動平均をとると、過去2ヵ月の実績値が合計で8.7万人ほど上方修正されたこともあり、それぞれ19.0万人増、20.3万人増となりました。足元の雇用の基調は月平均20万人前後のペースで増加していると判断されます。米国の場合、失業率を悪化させないために必要とされる雇用の増加数は月間10?15万人程度ですから、力強い拡大と言えるでしょう。

 業種別の動向を見ると、鉱業、建設、製造業からなる財部門は前月比4.6万人増でした。このうち建設は同2.3万人と増分の5割を占めています。大半が非住宅部門ですから、トランプ大統領の財政拡大策の効果が表れてきたと見られます。一方、サービス部門は同7.5万人増と、前月の同23.3万人増から大きく鈍化しました。特に小売、飲食、教育・医療の悪化が目立ちます。もっとも、ハリケーンの影響によるところが大きく、雇用の基調が変化したわけではないと考えられます。

 次に平均賃金は前月比0.3%増となりました。前年比では2.8%増となり、8月の同2.9%増から鈍化しました。昨年9月の賃金がハリケーンの影響で押し上げられたことによるもので、本来なら前年比の伸びは、もう少し高いものになっていたはずです。実際、10月の賃金は、多少の反動により前月比0.1%程度の低い伸びに止まったとしても、前年比の伸びは3%に到達することになります。そうなれば、2009年4月の同3.4%以来の高い伸びになります。

 ともあれ、これで前月比0.3%の伸びが3ヵ月続いたことになり、ここ数ヵ月間で賃金の伸びが僅かながら高まってきました。景気拡大のペースが加速するなか、人手不足感がさらに強まっている可能性を示唆するものです。実際、Amazonの最低賃金引き上げ等、賃上げの報も増えているようです。

 9月の賃金統計は、ハリケーンの影響を受けていると見られますが、自発的離職者の増加や、フルタイムの仕事が得られず、パートタイムの職を選択せざるを得なかった非自発的なパートタイマーの減少など、賃金にとって前向きな動きが強まっていることに間違いはありません。今後、賃金水準の高いビジネスサービスセクターの賃金増加率が高まってくれば、全体の賃金上昇にも一段と弾みがつくと見られます。

失業率は約49年振りの低さ、
労働需給は相当に引き締まってきている
 一方、家計調査の代表的な指標である失業率は3.7%となり、前月の3.9%から大きく低下しました。69年12月に記録した3.5%以来、実に約49年振りとなる低い水準です。労働力人口(労働供給)は増加しましたが、それを上回るペースで就業者数(労働需要)が増えたためです。就業者の内容をみても、正規雇用、パートタイマーともに増加しましたが、正規雇用の伸びがパートタイマーの伸びを上回っています。このほか、週平均労働時間は前月比横ばいの34.5時間でした。天候の影響を受けやすい鉱業や建設の労働時間は減っているものの、他の業種が補ったようです。

 以上が特に注目される指標ですが、労働市場の実勢を正確に捉えるには、これらだけでは十分とは言えません。例えば、職探しを断念して労働市場から退出した人々は、統計上は失業者とならないため、失業率を実態以上に低く見せる可能性があります。こうした問題に対応するためには、労働参加率(16歳以上の生産年齢人口に占める労働力人口の割合)や、労働市場からの退場者も含めた広義失業率、経済的理由によるパートタイマー比率、失業者に占める自発的離職者の割合(自己都合による離職者が失業者に占める比率)、失業期間といった指標にも注目する必要があります。

 ただし、雇用関連の指標の数は多く、互いに異なる動きをすることもあります。そこで、労働市場の状態を総合的に捉えるために、雇用者数や失業率、賃金上昇率など17の指標(※)を構成要素とする労働市場情勢指数を構築しました。米国に12ある地区連邦準備銀行のひとつカンザスシティ地区連銀が公表している労働市場情勢指数と同様の指数です。

 当方で構築した労働市場情勢指数は、2009年10月の▲7.49を当面の底に上昇軌道を辿り、直近18年8月に3.28をつけました。住宅バブルに沸いた07年3月につけた高値2.70を上回り、ITバブル期の01年5月に記録した3.56以来の高い水準です。続く9月は3.08と小幅な低下となりましたが、高い水準を維持しました。労働需給はかなり逼迫してきていると考えられます。

(※)17の指標の内容は、失業率、フルタイム雇用を希望したにもかかわらずパートタイマーとなっている労働者等を含めた広義の失業率、失業保険申請件数、労働参加率、就業率、経済的理由によるパートタイマー比率、自発的離職者比率、長期失業率、失職確率、就職確率、雇用者数、人材派遣業雇用者数、労働時間、賃金上昇率、ISM製造業雇用指数、コンファレンスボード消費者信頼感指数の雇用現状DI、同雇用将来DIです)。

物価は安定、利上げは緩やかなペースで
 労働市場の状況から判断する限り、米連邦準備制度理事会(FRB)は、今後も利上げを継続する可能性が高そうです。利上げの着地点は、中立金利(景気を刺激も抑制もしない景気に中立な金利水準)と見なされる3%がひとつの目処になると考えられます。

 労働需給は引き締まってきていますが、幸いなことに現在のところ賃金、物価の加速度的な上昇にはつながっていません。FRBの金融政策に対する信頼感等から、インフレ期待が落ち着いていることが大きいと考えられます。いずれにしても、急いで金利を引き上げる必要はなく、FRBは中立金利の3%に向けて緩やかな利上げを継続する見通しです。

(三井住友アセットマネジメント 調査部 磯合隆)
https://diamond.jp/articles/-/182093


 
トップニュース2018年10月13日 / 09:43 / 1日前更新
焦点:ブラジル大統領選、市場は極右筆頭候補の行動力に期待
Rodrigo Campos
2 分で読む

[ニューヨーク 10日 ロイター] - ブラジルで28日に行われる大統領選決選投票で極右候補のジャイル・ボルソナロ下院議員が勝利し、年金改革や民営化を推し進めるとすれば、同国の資産は一段と値上がりする可能性がある──。投資家の間ではこうした見方が広がっている。

ボルソナロ氏は選挙期間を通じて自らの政策の詳細を明らかにしておらず、女性や人種などに対する差別的な態度も見受けられるが、市場はそれほど気にかけていない。ブラジル国内には、既に深刻な分断化や暴力に見舞われている社会がボルソナロ氏の言辞をきっかけにどうなっていくのかを懸念する声もあるが、やはり市場は深刻にはとらえていないようだ。

XPインベストメンツ(マイアミ)のチーフ新興国市場兼グローバル・ストラテジスト、アルベルト・ベルナル氏は「あまりに二極化がひどいのでブラジルには投資しないと言ってきた投資家は1人もいない。ブラジルに存在する二極化は英国やドイツ、米国とそう変わらない。世界はもっと分断が進んでいる」と話した。

ボルソナロ氏の第1回投票における得票率は46%と予想を上回り、2位の左派・労働党候補フェルナンド・アダジ元サンパウロ市長に約17%ポイントもの差をつけた。

投資家が引き続き恐れているのは、労働党が勝って国家主導型経済に戻り、テメル現政権が部分的に手をつけてきた改革がとん挫する事態だけに、第1回投票でボルソナロ氏がアダジ氏に対して優位に立ったことで、資産価格が上昇した。

ゴールドマン・サックスの中南米経済調査責任者アルベルト・ラモス氏は「重大な危険は労働党の介入主義的政策の復活だが、それが実現する確率はゼロでないにしても乏しくなってきている。(株式)市場が改革は実行されるとの安心感を強めれば、さらに大きく上がる可能性がある」とみている。

ストーン・ハーバー・インベストメント・パートナーズの新興国市場責任者ジム・クレイジ氏は、投資家が最も重要視しているのは年金改革だと指摘。これが実現すると確信しているとはまだ言えず、ボルソナロ氏が当選してどんな政権を樹立するかで分かってくるとの見方を示した。

ボルソナロ氏は、財務相の有力候補と目されるパウロ・グエデス氏に経済政策を任せている。グエデス氏はシカゴ大出身で、同大は経済政策について保守的かつ正統的な考えを持つことで知られる。またボルソナロ氏は、閣僚起用に向けて銀行を主体とするビジネス界の関係者とも接触している。

XPインベストメンツのベルナル氏は、ボルソナロ氏について市場は今のところ、グエデス氏が言及している内容の一部は実行し、より現実的に状況に対応できると好意的に解釈していると述べた。

10日には、グエデス氏が国営企業の年金基金が関係する不透明な資金のやり取りをした疑いで連邦検察当局の捜査対象になっていることが判明し、株価や通貨レアルが下落した。

それでもブラジル資産は上値余地がある、というのが専門家のコンセンサスとなっている。

9月半ばにボルソナロ氏が支持率でしっかりしたリードを確保しているとの世論調査結果が出て以降、ブラジル株や債券、レアルは軒並み上昇。ボベスパ指数は最高値に迫り、レアルの過去3週間の対ドル上昇率は10%を超えた。

ただ足元の1ドル=3.75レアル近辺という水準は、過去1年平均の3.52レアルや昨年平均の3.19レアルに比べればまだ安い。iシェアーズ・ブラジル上場投資信託(ETF)は今年の高値を15%程度、過去最高値は60%下回っている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」

https://jp.reuters.com/article/brazil-election-assets-analysis-idJPKCN1ML0DP

2. 2018年10月15日 12:04:34 : yzNGKfgg7w : mnbMqsowUzU[1] 報告
2. 2018年10月15日 11:47:48 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1542] 報告
▲△▽▼

>やっぱり日本のメディアは報じない

今時、reuterくらい、普通のリテラシーがあれば見てるのでは?

http://www.asyura2.com/18/hasan128/msg/796.html
日本の純資産はプラマイゼロ、IMFの新国富論


>財政破綻を訴え増税を主張する人たちは、それでもやはり消費増税を強行するのだろうか。IMFレポートをみれば、財政破綻というロジックが使えなくなったことは歴然

財政破綻の心配など、元々、財務省はしていないだろう

それよりも、国家債務の増大による金融不安定性の拡大、その結果としての

金融システムの不安定化と、銀行融資の減少

そして企業投資の減少や正規雇用の減少など、生産システムの空洞化や非効率化がより深刻な問題


あと、消費者視点で言えば、通貨安とインフレリスクの拡大による絶対的な貧困化リスクの増加というのもある

つまり消費税増税が、必ずしも悪いことばかりというわけでもない

[18初期非表示理由]:担当:要点がまとまってない長文orスレ違いの長文多数により全部処理

3. 2018年10月15日 11:55:50 : OO6Zlan35k : ScYwLWGZkzE[1540] 報告
▲△▽▼

ただNHKが水野のような一部の経済人を使って煽っているような
債務リスクは、日本の財政に関しては単なる妄想に過ぎないことは当然だ


もちろん、一方で、産業が脆弱で、浪費的な国民を抱えるポピュリスト国家においては

債務の拡大が悲惨な現実を招くことも、言うまでもないから


いずれにせよ、現状の低レベルで膨大な人類を抱える世界において

底辺層も含めた実質生活水準の維持にとって重要なのは、

未だに生産と消費の効率をいかに高めるかという低レベルの問題だということだ

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20181014
マネー・ワールド
〜資本主義の未来〜
第3集  借金に潰される!?
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初回放送
2018年10月14日(日)
午後9時00分〜9時49分
関連ジャンル
経済

爆笑問題と共にお届けする経済エンターテインメント。第3集はかつてないほど膨らんだ世界の「借金」に切り込む。各国で発行され、金融機関を通じて個人・企業・国家に貸し出された通貨は空前の規模に達し、IMF(国際通貨基金)によれば世界の借金の総額は164兆ドルに上る。日本円にすると約1京8500兆円だ。資本主義の歴史上、大きな危機が迫っているとIMFは警告を発した。
アメリカでは、学生ローンの総額は1兆5000億ドル(約170兆円)に達し、奨学金の返済が滞っている人は、史上最多の690万人に上る。多重債務者が380万人、成人の人口の1割ほどに及ぶ韓国では、政府が一定の条件のもとで個人の借金を肩代わり(減額・帳消し)するという驚くべき政策に踏み切った。背景には、借金の苦しむ人びとを「市場に戻す」、つまり生産し消費する存在に戻す目的がある。
そもそも資本主義において借金は、事業を開始したり拡大したりするために欠かせない、いわば「成長のエネルギー」とされてきた。ところが現在は、経済成長よりも借金が膨らむスピードが早過ぎて、むしろ経済活動の「足かせ」となっている状況だと指摘されている。個人だけでなく、企業も政府も巨大な借金に苦しんでいる。プエルトリコでは、政府が借金によって財政破綻に追い込まれ、医療や教育などの行政サービスが停止状態に陥った。さらに、借り手を求める金融機関のマネーがアジア各地に流れ込み、高い金利に苦しむ人びとが現れる事態も生まれている。
「借金漬け」となった私たちはどうすれば救われるのか? 世界で始まった新たな取り組みから考える。

予告動画 

関連放送
第1集  お金が消える!?
第2集  仕事がなくなる!?
第3集  借金に潰される!?

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