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米国の第2四半期のGDPが4.1%も伸びた理由
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2018年07月28日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ
米国の今年第2四半期のGDPが発表になりました。 な、な、なんと実質年率で4.1%の高い伸びになったのだとか。 でも、このブログを熱心にお読みくださっている貴方は、予想通りだと思っていると思います。 だって、以前から高い数値になることが予想されているとこのブログでも紹介していましたから。 では、何故そんなに高い伸び率となったのか? 報復関税のラッシュで貿易戦争となっているのに、何故? 貿易戦争が起き輸出が減少すれば当然のことながらGDPにはマイナスの影響を与える筈なのに。 いずれにしても、トランプ大統領は、この結果を受け、自分の手柄のように言っているのです。
経済成長率が今回高い伸びを示したのは、1回限りのものではない、と。今後も極めて高い伸びが続くとトランプ大統領は言っているのです。 では、エコノミストたちもトランプ大統領と同じ意見なのか? 答えはノー。 つまり、1回限りのものだ、と。 何故かといえば、そもそも今回高い伸びを示した主な理由は2つ。 一つは、大型減税のお蔭で消費が伸びたと。 減税すれば場合によっては消費が刺激されるかもしれませんが、しかし、それによって消費の水準が増大しても、増大するのは1回だけ。 その後も消費を伸ばしたいのであれば、さらに減税が必要となるからです。 それから、今回高い経済成長率となったもう一つの理由は、トランプ関税のせいで、それが実施される前に米国から輸入しておこうという駆け込み需要が起きたことがあるとされています。 日本でも、消費税が上がる直前に駆け込み需要が発生し、一時的にモノがよく売れることがありますよね。 それと同じ。 しかし、駆け込み需要が発生すると、その後には必ず反動減がある、と。 高い伸び率が今後も続くどころか、逆に成長率を押し下げる圧力がかかるとみておいた方がいいでしょう。 しかし、次のGDPが発表になるのはあと3か月後のことで、中間選挙で大騒ぎしている頃。 トランプ大統領は、今回の4.1%の高い成長率を今後も大いに吹聴することとなるでしょう。 騙されてはいけません。 トランプ大統領は、相変わらずいい加減なことばかり言っていると思う方、クリックをお願い致します。 ↓↓↓ 人気blogランキングへ ※リンク省略 |
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