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金融界は革命前夜 メガバンクも人工知能に仕事を奪われる 20XX年 AIが変える経済地図
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/232142
2018年6月28日 日刊ゲンダイ
写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
人工知能(AI)は今、急速な勢いで普及を始めている。人手不足で苦しむ企業にとっては救世主だが、都心で働くサラリーマンの生活を一変させるかもしれない。
製造業では、AIを使ったスマート工場が人手不足を解消すると注目されている。流通業界は、AIを使った無人店舗(無人レジ)に心血を注ぎ、ローソンはすでに中国で「無人店舗決済」の実証実験を進めている。
金融界も“AI革命”だ。三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行のメガバンクは、昨年3・2万人規模の人員削減を明らかにし、高い人件費による高コスト構造を解消するとした。店舗の統廃合を加速するほか、AIの積極的な導入を検討している。
富国生命は、これまでマンパワーだけに依存してきたコールセンターや審査業務でAIを活用し始めた。
野村証券やみずほ証券はAIを活用したトレーディングで、より的中率の高いトレーディングを目指しているが、日本の証券会社に先立ちAIトレーディングを導入したゴールドマン・サックスは600人いた値付け業務のトレーダーが、いまではわずか数人になっているという。
実はAI革命の影響を受けるのはサラリーマンだけではない。高収入の専門職といわれてきた弁護士や公認会計士、税理士、アナウンサーもAIがとって代わるのではないかとすらいわれている。AIによって人の仕事はなくなってしまうのか。
「仕事がなくなるということよりも、単純作業や面白くないような仕事を機械がやってくれるようになる時代になったということだと思います。ただこれまでそうした仕事をしてきた人たちが今後どうなるのか、という問題はあります。そうした人たちを何らかの形でケアしないと、社会がゆがんでしまうと思っていますし、心配しています。ベーシックインカム(最低賃金保障)などを考えなければならないかもしれません」
こう語るのは、ウィンドウズ95やウィンドウズ98の主任設計者としてインターネット革命の中核を担ってきた中島聡氏だ。現在はXevo会長を務める一方で「週刊Life is beautiful」というメルマガを発信する人気ブロガーでもある。
では、AIの普及で一時的に仕事を失った人たちはどうなってしまうのか。
「日本では、第2次世界大戦後、農村地帯の人たちが都市部に出てきて働くようになり、ホワイトカラーが台頭するようになりました。現在は、AIを使うごく一部の人たちに富が集中しているのかもしれません。たとえば、米国の上位1%の富裕層が、全体の38%の富を握るという状況につながっているのだと思います」
その一方でAIの普及は働き方を大きく変える。
「人がひとつのところに集まらなくても仕事ができるようになるでしょう。バーチャルリアリティー(VR)を利用するような働き方によって、物理的に人は集まらなくても仕事ができる時代が来る可能性があると思います」
これまで東京にいなければできなかった仕事が、地方でも簡単にできるようになる。AIが東京一極集中、過疎化を解消する起爆剤になる可能性は否定できない。新しい働き方の時代はもうそこまでやってきている。(ジャーナリスト・松崎隆司)
金融界は革命前夜 メガバンクも人工知能に仕事を奪われる https://t.co/rovfFgkX7n #日刊ゲンダイDIGITAL
— takamatsuzaki (@takamatsuzaki) 2018年6月28日
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