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ホンダジェット、日本攻略へ 最新型投入、国内市場拡大に期待
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180606-00000000-fsi-bus_all
SankeiBiz 6/7(木) 7:15配信
記者会見で、航空機事業について説明するホンダの八郷隆弘社長=6日、東京都港区
ホンダは6日、航空機事業子会社ホンダエアクラフトカンパニー(米ノースカロライナ州)が、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の日本での受注を始めたと発表した。丸紅の子会社を代理店に指定し、来年前半の納入を目指す。2015年に発売したホンダジェットは徐々に販売地域を広げてきており、欧米に比べて規模が小さい日本のビジネスジェット市場の拡大につながるかが注目される。ホンダは自社のブランド強化にもホンダジェットを活用していく考えだ。
「上海や北京、ソウル、台北にノンストップで飛ぶことができる。新しい交通手段を確立し、価値を創造したい」
ホンダエアクラフトカンパニーの藤野道格(みちまさ)社長は、東京都内で開いた会見でこう強調した。
ホンダジェットはすでに欧米や中国、中東など60カ国以上で販売されている。日本で売るのは、先月発表した最新型の「ホンダジェット エリート」。航続距離は2661キロと、従来機より約17%向上させた。静粛性や安全性能を強化しており、今年度の価格は525万ドル(約5億7700万円)。
官公庁などへはホンダエアクラフトカンパニーが直接売り込み、個人向けには丸紅エアロスペース(東京)が販売。機体の整備や運用サポートを含めた各種サービスを提供する。先月には、型式証明を国土交通省航空局に申請したという。
ビジネスジェットは、富裕層や企業幹部の移動などに使われる。ホンダジェットは昨年、小型ビジネスジェットとしての納入数で世界一となったが、国土が狭く公共交通機関が発達している日本でのビジネスジェットの保有数は90機程度。米国の約1万3000機と比べると市場は極めて小さく、日本事業の収益化へのハードルは高いのが現状だ。
ただ、丸紅エアロスペースの遠矢源太郎社長は、「国内でのチャーター運行による移動や、主要空港に到着されたお客を地方都市などにお連れする乗り継ぎサービスにもホンダジェットは適している」と、新しい需要を掘り起こす考えを示した。藤野氏は、「欧米などで好評だったことから、日本でも多くの問い合わせをいただいており、かなり需要が見込めそうだと判断した」と説明。販売目標は明言を避けたが、ビジネスジェットの国内市場規模に関しては、「4〜5年で2倍にしたい」と意欲を見せた。
ホンダは2月から放映している企業イメージを伝えるテレビCMに、初めてホンダジェットを登場させた。6日の会見で八郷隆弘社長が「航空機は創業当初からの夢だった」と指摘したように、創業者の本田宗一郎氏は飛行機づくりに強い意欲を持っていたという。国内発売について八郷氏は、「新しいことにチャレンジしている姿を見せ、ホンダブランドを高めていく目的もある」と打ち明ける。(高橋寛次)
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