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マンション現役販売員が明かす「短所を隠す」販売テク
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180529-00000004-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 5/29(火) 16:00配信
本当にそのマンションで大丈夫?(イメージ)
多くの人にとって、人生でもっとも高い買い物といえば「住まい」。買う方は、ハズレを引かないように必死になって物件をチェックするが、やはり“その道のプロ”である売り手にはどうしてもかなわない。大手不動産デベロッパーの中堅社員・Yさん(40代)が、マンション販売のテクニックについて明かしてくれた。
「まず、これは基本中の基本ですが、販売員は良いことばかり言っている、と思って間違いないでしょう。目の前にビルがあって、1日に1時間しか日が当たらなくても、『天気の良い日は日が当たって気持ち良いです』と言いますし、よっぽど天気が良くないと見えなくても、『富士山も見えますよ』と言うものです。
交通の利便性をアピールする時は、1日に数本しか該当する電車がなくても、『通勤快速なら○○まで37分です』とか、『乗換なしで××まで行けます』など、“もっとも運が良かった時”の条件で説明します」(Yさん、以下同)
売りたいもののメリットを強調するのは当たり前だが、同時にデメリットを隠すのも彼らの仕事だ。
「自分たちに不都合なことに関しては、聞かれない限り言わないのが鉄則。例えば、渋谷や新宿など、ターミナル駅近辺の物件は、『駅歩○分』と言っても、実際には人が多くてその時間では絶対にたどり着きません。けれども駅から何分かかるか聞かれた場合、公正競争規約として定められた『80mで1分』として換算した数字を伝えます。
また近隣の施設に関する情報を伝えないこともあります。私が携わった物件では、公営ギャンブルの場外発売所、ゴミ焼却所、バス会社の車庫、ゴミ屋敷などの存在を伝えなかったことがあります。要するに聞かれれば正直に答えますが、聞かれなければ“余計なこと”は言わないスタンスです」
不動産契約を結ぶ際には、重要事項説明をする必要があり、「嫌悪施設」については予め伝える必要があるが、物件から嫌悪施設までどのくらい離れていれば説明が必要なのかの判断は、明確な基準がないという。Yさんが、不動産業界で伝説となっているケースのひとつを教えてくれた。
「バブル期に、あるデベロッパーが海沿いのリゾート物件を手がけた話です。パンフレットでは『海まで歩いて○分』と宣伝文句を入れ、海水浴ができることを必死にアピールしたのですが、実はその海水浴場が原子力発電所の真横にあることはまったく触れられていなかったそうです……」
どれだけ必死に隠しても、現地を下見すれば一発で分かってしまうが、「下見するほど乗り気なら、後はこちらのテクニックで何割かは成約までもっていけます」と語るYさん。裏を返せば、高い買い物をするなら、ある程度は自分で気になる点をチェックしなくてはいけないということである。
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