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超円高に市場は警戒…トヨタ「1ドル=105円」想定の衝撃
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/229013
2018年5月15日 日刊ゲンダイ
マーケットは注目(トヨタ自動車の豊田社長)/(C)日刊ゲンダイ
市場に“トヨタ・ショック”が走った。先週9日、トヨタ自動車は2018年3月期の決算を発表。純利益が前期比36%増の2兆4939億円に達し、過去最高を更新した。
「トヨタは、株式市場が開いている午後1時半ごろ決算発表に踏み切ったので、その直後からトヨタ株は急騰しました。ただ、市場が最も注目していたのは今期(19年3月期)の想定為替レートです。円安方向か、それとも円高を見込んでいるのか。為替相場が読みにくい状況だけに、例年より関心度は高かったといえます」(市場関係者)
このところドル円相場は1ドル=109円台で推移している。4月下旬に米長期金利(米10年国債)が約4年3カ月ぶりに節目の3%を突破したことで、「ドル買い円売り」が加速。日米金利差拡大により円安が進行し、一時、3カ月ぶりに1ドル=110円台に乗せた。一方で、円高材料もある。トランプ米大統領は、日銀の金融政策が円安をもたらしていると不満を漏らした。
「今後、トランプ大統領が円安を問題視する発言を繰り返す危険があります。そうなったら一気に円高が進むでしょう」(株式評論家の倉多慎之助氏)
円高か、円安か――。いつになく為替相場は先が読みにくい。トヨタが出した答えは、1ドル=105円だった。
「世界を舞台にビジネス展開するトヨタの想定為替レートは、市場関係者の間で『当たる』と評判なのです」(株式アナリストの黒岩泰氏)
現状の1ドル=109円台と比べて約4円の円高だったため、“トヨタ・ショック”が市場を駆け巡ったのだ。新日鉄住金やJFEは1ドル=110円、ブリヂストンは108円、マツダ、川崎重工、キヤノンは107円想定だ。こうした企業は1ドル=105円になると、為替差損が発生し、業績を直撃する危険性がある。
「トヨタの為替予想は年平均で105円です。現在は109円台なので、ここから先のどこかで102円、103円を想定しないと、年平均105円にはなりません」(倉多慎之助氏)
トヨタ以外にも、ソニーやホンダ、日立製作所、ダイキン工業、オリンパスなど輸出企業は105円を想定している。超円高の襲来を覚悟したほうがよさそうだ。
【ビジネス】円高か、円安か―。いつになく為替相場は先が読みにくくなっていますが、トヨタが出した答えは1ドル=105円でした。 https://t.co/kWgashEtdd #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年5月14日
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