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雑感。G20が閉幕
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2018年04月21日 在野のアナリスト
民進と希望の合流で、政策協議が大筋合意となり、24日にも新党協議会を開く方向です。「民主党」は使えないが、「平和民主党」「国民民主党」などは使える、としますが、それだと略称が「平民」「国民」と、華がないというか、消えた国民新なども想起される名前となります。こうしたものは勝手に想像するのが楽しく、私の一押しは『済世民主党』です。済世とは「世を救う」という意味で、略称は『済民』。これは経済の元になった四文字熟語「経世済民」の後半で、そのものずばり「民を救う」の意味となります。「さいみん」と語呂が良くないので、その場合は『済世』を略称としてもよいでしょう。船出から支持率が低そうですが、こちらの語呂は「さいせい」で、響きとしては最適です。
G20が閉幕しました。元々今回は共同声明もなし、前回から日が浅いこともあって重要視されていませんでしたが、国会の同意も経ずに麻生財務相が向かったことで、何かありそうと警戒されていました。気になるのは『各国がすすめた金融緩和を引き締め方向にする時期にきていることを確認』という点です。日本は未だ、はっきりと引き締め方針をうちだしていませんが、この考えで一致した、ということは愈々…と予感させます。
しかし香港ドルの急落、銀行の資金調達コストの上昇、ドル調達コストの上昇など、日本にいると気づきにくいですが、世界では怪しい動きが散見される。例えば、トランプ米大統領が人為的な原油高を引き起こしている、としてOPECを批判しましたが、原油相場は大きく下がらず、むしろそれを牽制する発言でWTIの終値はほぼ横ばいでした。これも市場が暴走している、その一つです。米MMFでは大幅な円売り越しから、中立水準まで一気にもどしましたが、円高どころか円安になった。世界中で市場が暴走しているかのようです。
その原因と考えられるのが、日本では団塊の世代、米国ではベビーブーマー世代の大量退職もあって、過去のトラブルについて経験のない市場関係者が増えたこと。リーマンショックでさえ2008年9月と10年も前であり、その後で中央銀行が大量の資金供給をはじめたことから、危機らしい危機もなく過ごした。その結果、末端の運用担当者は危機に対して鈍感であり、中央銀行への依存体質が染みついている、といえるのです。
今の市場は、そうした危機に鈍感な人々によって引っ張られている、といえます。いざとなれば中央銀行が何とかしてくれる、と。しかし日銀や欧州ECBは緩和中であり、余裕はほとんどない。米FRBとて中立金利は3%と考えており、まだ達していないばかりか、大量の国債を抱えて身動きしにくい。今、危機がおきたら対応が難しいのです。実は、楽観により相場が落ち着いているのは、中央銀行にとっては望ましいとさえ考えているはずです。しかし裏ではおかしなことが、着実に始まっています。経済から発生する世界の不都合な真実、まさに政治が済世を成し遂げるタイミングに来ているのでしょうね。
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