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日本経済学者「米国は日本にしたことを中国にもしている」―中国メディア 
http://www.asyura2.com/18/hasan126/msg/696.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 4 月 12 日 16:38:10: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

トランプ米大統領は通商代表部に対し、新たに1000億ドルの追加関税の検討を指示したことを明らかに。中国は「必ず新たな包括的対応措置を用いて敢然と反撃する。代価も惜しまず、必ず国家と人民の利益を断固として守る」と強硬な姿勢を示した。資料写真。


日本経済学者「米国は日本にしたことを中国にもしている」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b590886-s10-c20.html
2018年4月11日(水) 18時50分


米国のトランプ大統領は現地時間5日、通商代表部(USTR)に対し、新たに1000億ドル(約10兆6900億円)の追加関税の検討を指示したことを明らかにした。それに対して、中国商務部と外交部は6日、「必ず新たな包括的対応措置を用いて敢然と反撃する。代価も惜しまず、必ず国家と人民の利益を断固として守る」と強硬な姿勢を示した。央視網が伝えた。

トランプ政権の今回の措置をめぐって、米国の複数のメディアは「米中貿易摩擦が激化」と報道。米国のアナリストや商業界、国民が世界2大エコノミーの間で「貿易戦争」が勃発することを懸念する声を上げている。

米商務省で働いた経験を持つという国際貿易弁護士のマーク・ドナルド氏は、「米国政府の複数の通商法を利用した調査、特に『301条』に基づいた調査は、業界の要求に応じたものではなく、トランプ政権が決定したことで、これまで行われたことがなかった」とした。

そして、「私は、トランプ大統領は通商法を乱用していると思う。米国はもっと慎重に中国との貿易摩擦を処理しなければならない。米国が世界貿易機関(WTO)と話し合う場を設けずに、一方的に『301条』に基づく調査をするというのは、WTOの規定に反している」と指摘する。

米国の通商法という面では、米国政府が鉄鋼とアルミニウムの追加関税に適用することを決めた通商拡大法232条は、特に国家の安全と経済の安全を合わせて考えている。

最近、ネット上では、「貿易戦争」に関する検索が激増している。ドナルド氏によると、「国際貿易に長年従事しているが、一般国民がこれほどまでに『貿易摩擦』に関心を示しているのは今回が初めて」という。輸出に依存している米国の農民や、機械製造業の労働者、株式を持っている米国国民などが貿易戦争を懸念している。ウォール街の企業のトップも例外ではない。例えば、JPモルガン・チェース・インターナショナルのジェイコブ・ フレンケル会長はこのほど、「米中貿易戦争は世界経済にとって最大の脅威」との見方を示した。

■日本経済学者「米国は日本にしたことを中国にもしている」

1980年代、米国と日本の間でも貿易摩擦が起きた。当時、米国は何度も「301条」に基づく調査を武器に、日本に対して貿易構造の改善を求め、日本政府に譲歩し、輸出を自ら制限し、市場を開放し、対外直接投資を増やすよう迫った。そのような歴史を背景に、日本の経済学者は、「米国はまた同じことをやっている」との見方を示す。

通商法「301条」というのは、米国国内の法律で、米国政府はそれを国際事務に適用しようとしている。日本の経済学者は、「それはWTOなどの多国間貿易体系を無視した行為だ。一方の中国はすぐに対抗措置を講じると同時に、WTOのトラブル解決手順に沿って手続しており、中国の反撃は合理的で抑制されたものだ」と指摘する。

日本経済学者は、「グローバル化時代において、世界が連携し、共に繁栄するというのが各国の発展のための共通の認識。各国が共通の貿易規則を遵守するのは非常に重要である」との見方を示す。(提供/人民網日本語版・編集/KN)


 

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コメント
 
1. 中川隆[-9534] koaQ7Jey 2018年4月12日 17:26:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-10165]
トランプにはハニートラップや賄賂が効かなかっただけさ

2018-03-25
中国企業は、かねてからアメリカのハイテク企業の技術を盗み回っていたのは周知の事実だ。中国企業は自らの力で今の地位に成り上がったのではない。中国に進出する外国企業に対して技術移転を強要して技術を盗んでいたのだ。

そして、盗んだ技術でアマゾンやアップルやグーグルの真似をして、アリババやJDドットコムやファーウェイやバイドゥのような「猿まね」会社を作った。

それだけではない。中国は本家アメリカ企業を中国市場から締め出して、14億人に自分たちの猿まね会社のシステムや製品を使わせて成長してきた。

にも関わらず、盗人猛々しくニューヨーク証券取引所で資金集めをして、世界から集金して時価総額を膨らませている。

この現状に、トランプ大統領は「甚大な知的財産の窃盗が起きている」と言った。

知的財産の窃盗で成長したアリババやJDドットコムやファーウェイやバイドゥのような下劣極まりない会社は剽窃の代償を払わなければならないというのがトランプ大統領の考えだ。
https://darkness-tiga.blogspot.jp/2018/03/20180325T1407270900.html#QnHs6tn.google_plusone_ninja_m

経済コラムマガジン 2018/3/26(979号)米中貿易戦争

中国は巨額の対米貿易黒字を続けてきた。不思議なことに、米国はオバマ政権までこの状態を放って来た。このように長年、この背景にある人民元安の問題を米国が見逃して来たことは異様であった。

度々人民元が異常に安いという話になり、米議会で中国の不当な為替操作を批難する声が起った。しかし中国の為替操作国の認定という動きは、何故か常に腰砕けに終わっている。1ドル=1人民元だった為替レートを、中国は勝手に1ドル=8人民元台まで大幅に切下げて行った。今日は多少切り上がって1ドル=6人民元台を維持している。


本誌は

01/5/28(第209号)「中国との通商問題」
http://www.adpweb.com/eco/eco209.html

以来、人民元が不当に安く維持されていることを何度も問題にしてきた。しかし世界最大の輸入国である米国がほとんど動かないのである。中国は人民元を8元台から6元台に少し切上げるといった、これもお茶を濁す政策で誤魔化して来た。

このような不当な人民元安が続けば、米国だけでく日本の製造業も中国に移転せざるを得なくなると筆者は17年も前から警告してきた。実際、製品の組立といった人手のかかる工程のかなりの部分は中国に移転している。ところがWTOは為替や為替操作には全く関心がない。米国は、トランプ大統領が登場し、ようやくもう一つの中国の大問題である知的財産権の侵害をヤリ玉に挙げたのである(たしかに為替問題の方は、中国人の人件費が上がり理不尽さは以前より小さくなっている)。


中国の不当な為替操作や知的財産権の侵害は米国でも昔から問題にされてきた。しかしどういう訳か、前述のように対抗措置は最後の段階になると腰砕けになった。これは中国による米政界に対する工作やロビー活動の成果と考える他はないとさえ筆者は感じている。実際、米国には親中派人脈がある。例えばクリントン財団に中国人が多額の寄付を行っていたことが明るみになり大問題となった。これが原因でオバマ大統領の2期目の大統領選に、ヒラリー・クリントン氏は対抗馬として出馬しなかった。

これらの様子を本誌は

10/10/25(第636号)「人民元安容認の経緯」
http://www.adpweb.com/eco/eco636.html

から

10/11/8(第638号)「米政府に対するロビー活動」
http://www.adpweb.com/eco/eco638.html

まで3週に渡り取上げた。ところが中国の工作が効かないトランプ大統領が誕生したのである。しかも周囲を対中強硬派で固めた。中国は事の成行きを察知し、鉄・アルミ輸入制限が公表される直前、急遽、米国に特使を2名派遣した。しかしトランプ大統領は、片方には会わないなど冷たく対応している。
http://www.adpweb.com/eco/

経済コラムマガジン 2018/4/9(981号)

今回の米中貿易摩擦騒動の終息は見通しがつかない。今回は「落としどころ」というものが見えないのである。これが今度の米中貿易摩擦の特徴である。

これまでは米中で通商摩擦が起ると、両国のフィクサー的人物が動き事態を収めてきた。例えば清華大学経済管理学院顧問委員会のメンバーが、このロビー活動の役目を担ってきたという。この委員会は中国の対米専門の外交官と米国の要人の交流の場である。この米国側のメンバーに、ポールソン元財務長官やアップルやフェイスブックのCEOなどが名を連ねている。

中国の対米工作専門の高官と「俺は中国に顔がきく」という米国の親中派との間で話をつけてきたケースが多かったと想われる。中国は、今回の鉄・アルミ輸入の制限が公表される直前、急遽、米国に特使を2名派遣した。これら特使の中にも清華大学経済管理学院顧問委員会のメンバーがいたと見られる。ところがこのルートによる対米工作が、トランプ政権には全く通用しなかったようである。


中国は、各国の高官や要人を取込むことに非常に長けている。日本の元総理や政党の党首の中にも、奇妙な親中派的発言を行っている者がいる。まさに彼等は中国の代弁者となっているのだ。

このように米国の政財界にかなり中国は食込んでいる。民主党の政治家だけでなく、共和党にもポールソン元財務長官やキッシンジャー元国務長官のような親中派がいる。また中国との商売で利益を得る経済人は、中国の意向を組んだ発言を行って来た。この点では日本の財界人も同類である。

しかし米国には、一方に中国に強い警戒感や反感を持っている政治勢力が存在している。今日のトランプ政権はこの対中強硬派で固められたと言える。今後、中国に妥協的な意見を言う高官は、トランプ政権内で居場所がなくなると思われる。このような影響もあってか、既にクシュナー氏や娘のイバンカ氏の影が薄くなっている。


トランプ大統領の中国に対する今回の制裁を「保護主義だ」「自由貿易に反し、米国の経済成長率を下げる」と観念論者は批難する。たしかに最初に波風を立てたのはトランプ大統領であった。しかしとても中国は自由貿易の優等生とは言えない。

トランプ大統領が指摘しているように、中国に進出する外国企業に技術移転を強要したり、また進出企業には中国企業との合弁しか認めないという取決めは、明らかに資本の自由の原則に反している。また資金の本国への送金や進出企業の中国からの撤退が自由にならない。これらについて中国は「まだ中国が開発途上国だから」とこれまで言い訳をしてきた。今日の中国経済を見れば、このような話が世界に通じるはずがない。これらに対して「おかしい、理不尽だ」と言える唯一の国が米国ということになる。

少なくともトランプ大統領までの歴代の米大統領はこれらを見過ごしてきた。本誌が指摘してきた「異常な人民元安」と「この中国への進出する企業に対する自分勝手な取決め」はもっと早くから是正されてしかるべきであった。しかし中国は巧みロビー活動によって、これらの批難をかわしてきた。


貿易戦争には勝利者はいないという陳腐な話がある。また自由貿易こそが互いの利益となるという。しかしこれらは間抜けな観念論者のセリフである。自由貿易と言いながら、中国はとんでもなく安い水準で人民元レートを維持してきた。比較優位と間抜けな経済理論があるが(為替が操作されることを全く想定していない)、この人民元安の元では全ての製品の製造を中国で行うことが優位となる。

この常軌を逸した安い人民元レートを維持する方法として、中国は途方もない額の為替介入を行ってきた。このため膨大な米ドルが溜り、中国はこれで米国債を大量に買ってきた。これは米国のためではなく、全て人民元を安く保つという中国の都合である。このメカニズムを理解せず、何を勘違いしたのか当時のポールソン財務長官は中国が米国債を買ってくれていると感謝していた(米国債は中国が買わずともFRBが買えば済む話)。


米国人は米ドルでどの国とも取引が出来るので、元々、為替レートやその変動に無頓着である。これが中国の犯罪的な為替操作を長年見過ごしてきた原因の一つと筆者は見ている。中国に進出している企業(主に多国籍企業)も、対米輸出を容易にする安い人民元を暗黙のうちに容認してきた。むしろ多国籍企業は、安く人民元レートが維持されるよう、米政界にロビー活動を行っていた可能性がある。

日本も同様の為替介入を行ってきた結果、膨大な米国債を保有するに到った。しかし小泉政権時代の為替介入を除けば、日本の為替介入は、原則、異常な円高に対して防衛的に実施されてきた。製品輸出の増加を目的とした中国の為替介入とは大きく異なる。

前述の通り、為替以外でも中国は貿易政策と商取引上で問題が山積している。ところがこれまでこれらの問題点を指摘されても中国は完全に無視してきた。しかしとうとうトランプ大統領が中国の制裁に動き出したのである。ただ筆者に言わせれば、この米国の動きはあまりにも遅過ぎたと感じる。中国は、既に制御不能なくらい異様なモンスターに成長している。
http://www.adpweb.com/eco/




[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

2. 2018年4月14日 19:06:21 : FRF9qiGtZo : gQJ9aZQjpOw[152]
1970年代から80年代の日米貿易摩擦問題。その頃、中国は改革・開放経済の初期段階であった。中国は経済大国になる。手本は日本であった。その日本がアメリカに叩かれている。いずれ中国も同じ運命に立たされる。中国は日本の轍を踏まない。そのことを頭において、今日まで歩んできたのである。

「中国は日本と違い、アメリカの言うがままにならない。」その決意があったのである。

中国は1840年に勃発したアヘン戦争で敗北した苦い経験がある。それからずっと反植民地状態に置かれた。欧米列強に反植民地にされ、同じアジアの日本までもが明治維新でイギリスの支配下に置かれると、今度は中国を侵略してきた。中国では革命が起きて清朝は倒れ共和制の中華民国が誕生するが、それでも弱い中国のままだった。弱い中国は日本との15年戦争で悲惨な目に遭わされた。

第二次世界大戦が終わると対日戦で共同歩調をとっていた国民党と共産党が割れて内戦に。国民は共産党を支援した。その背景には、中華民国になっても中国は弱いままだった国民の不満があったからだろう。それで1949年に新中国が成立するが、国内の混乱は続くばかり。ようやく安定するのは、毛沢東が亡くなって中国政府が文化大革命終結を宣言してからだ。

ケ小平氏が実権を握り、本当の意味で新中国がスタートしたと言ってもいい。その頃、日本経済は飛ぶ鳥を落とす勢いであった。欧米との貿易摩擦が深刻化する。しかし日本は、アメリカに譲歩させられるばかりであった。対米自動車輸出「自主規制」などと称して妥協したが、アメリカにやられたことは誰の目にも明らかだったものの、誰も文句を言わなかったのである。それからだ、アメリカは対日要求を突きつけて日本の経済弱体化を進めていったのである。

これを一部始終見ていた中国。我々は日本のように悲惨な目には遭わない。そう決意したのである。中国には、アヘン戦争から約110年間もの悲惨な歴史がある。その歴史を繰り返さない。だからアメリカと妥協しないのである。中国は、日本の代わりに仇を打ってくれているのである。応援しようではないか。


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