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談合が在ろうとトンネルが崩れようと、まるで国策の様に強行されるJR東海民間事業の「リニア中央新幹線」。水枯れを招くのみで一切得るモノがない中間通過地域では、もっと反対の声が起きて当たり前、と言う気がするが。
記事では「未着工の静岡」を異端視している印象を与えるが。
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【リニア中央新幹線】リニア工事、静岡県だけ未着工
「駅なし」で綱引き?
https://www.asahi.com/sp/articles/ASL3P6RCQL3POIPE00S.html?
https://news.headlines.auone.jp/stories/economy/economy/11448703?genreid=5&subgenreid=17&articleid=11448703&cpid=10130000
●リニア工事、静岡県だけ未着工…なぜ 原因はわき水?
・経済マネー 朝日新聞デジタル 3/29 13:11
*(画像)定例記者会見に臨む川勝平太・静岡県知事=13日、静岡県庁https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180329000665_commL.jpg
*(画像)リニア中央新幹線のルート https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20180329000661_comm.jpg
*(画像) JR東海の柘植康英社長=名古屋市 https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171213004384_commL.jpg
2027年開業を目指すリニア中央新幹線は、品川―名古屋間で工事が進むが、7都県にまたがる工事区間の中で、静岡県だけが未着工になっている。周辺環境への影響や工事現場周辺の交通対策で地元と折り合いがつかず、協議は平行線が続いている。
「このまま時間を要すると(全体の工期に)遅れが出てくる」。JR東海の柘植康英社長(3月末で退任)は3月7日の定例記者会見で、静岡工区の現状に懸念を示した。
静岡工区は静岡市北部の山中を横切る8・9キロ。山梨、静岡、長野県を貫く全長25キロの南アルプストンネルの中央部にあたる。
着工できない一因は、ここを源流とする大井川の流量減を静岡県が問題視しているためだ。JRの試算では、トンネル掘削でわき水が生じ、川の流量は毎秒2トン減る。対策としてJRは、わき水をくみ上げて、導水路で川に戻し、流量の維持に努めるとしている。
一方、静岡県や農業・工業用水の利水者は、わき水の全量を川に戻すよう求める。朝日新聞の新春インタビューで川勝平太知事は「県内を通らなくてもリニアは通せる」と強気の姿勢を示すが、JRは「流量の減少分とわき水の量が一致しない可能性があり、わき水全量を戻す約束はふさわしくない」と困惑。流量減少対策を盛り込んだ基本協定を結ぶ協議は、妥結のめどが立っていない。
JRにとってもう一つの壁が静岡市だ。市は工事車両が頻繁に行き来する道路の安全対策や利便性の向上を目的として、市中心部に通じる県道のトンネル建設(工事費140億円)を主張する。JRは隣町に抜ける市道のトンネル建設(工事費100億円)と費用の折半を提示したが、市が反発。JR東海は「地元が県道を望むなら、一定の工事費を負担する考えがある」と譲歩した。田辺信宏市長はこれを評価し、「(市側も)びた一文出さないということはない」と話すが、市議の中には「JRの全額負担が筋だ」との声もある。
協議が進まない背景に、「リニア駅」がある。リニア中央新幹線の駅が設置されるのは、静岡を除く、東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、愛知の6都県。川勝知事は「(リニア建設は)県にまったくメリットがない」とJR批判を繰り返す。具体的にどのような地元貢献策を求めるか明言していないが、ある静岡市議は「知事は水問題を交渉の切り札にしようとしているのでは」とみる。
手続き上は地元の同意無しでも着工できるが、「強行すればしこりが残る。勝手にはできない」(JR関係者)。落としどころの見えない綱引きが続く。
(吉野慶祐、大内悟史)
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- リニア発破の騒音・振動確認 大鹿で住民立ち会い(軟弱地盤で崩落は?!) 戦争とはこういう物 2018/3/29 21:18:33
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