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12日、中国メディアの新華網は、「日本家電が衰退している今、中国メーカーの家電を支持すべき」と主張した。
日本家電が衰退している今、中国メーカーを選択しない理由はない!―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b580847-s0-c20.html
2018年3月15日(木) 6時40分
2018年3月12日、中国メディアの新華網は、「日本家電が衰退している今、中国メーカーの家電を支持すべき」と主張した。
記事は、「サンヨー、東芝、シャープ、パナソニック、ソニー、ダイキンなどは、どれもよく知られたメーカーだが、家電分野ではいずれも衰退しており、市場から撤退したり、中国メーカーに買収されたりしている。そうでないメーカーもシェアを失っている」と指摘した。
その上で、「中には薄利のため伝統的な市場を戦略的に放棄しているとの意見もあるものの、これは日本企業が家電分野で核心的な競争力を失ったことを証明している」と主張。「中国家電メーカーの底力はますます上がっている」と論じた。
記事は、「上海で行われた中国家電世界博覧会に、中国の家電メーカー・格力(GREE)が革命的なエコ技術と製品で参加した」と紹介。「これは日本の専門家の言う『利潤がほとんど出ない』伝統的な家電ではなく、巨大な市場空間のあるマルチ機市場だ」とした。
さらに、「格力のGMVスマートマルチエアコンの発表は、中国家電メーカーが今一度、核心技術で圧倒的優勢に立ったことを意味している」とし、「マルチエアコンでは『低負荷、低効率』が大きな問題で、日本のエアコンメーカーは10年かけても解決できなかったが、中国メーカーが一挙に突破した」とした。
マルチエアコンとは、室外機が1台で室内機が複数のエアコンのことだが、記事は「室内機を1台だけオンにした低負荷運転でも、インバーター圧縮機は依然として頻繁にオンオフを繰り返すため、低エネルギー消耗という利点を発揮できないという問題点があった」としている。
この問題を解決したのが、格力の「GMVスマートマルチエアコン」だといい、「これにより格力の家庭用セントラル空調は、日本メーカーの半分の電気使用量という快挙を成し遂げた」と記事は紹介した。
そして記事は、「中国家電メーカーは世界的な難題に挑戦し、自分に立ち向かう勇気や底力を持っている。中国家電メーカーの底力は独自のイノベーションによって発展するという道を堅持していることからきており、中国企業はすでに全面的に上回っていて、かつて中国人がうらやんだ日本の家電は、すでに中国家電メーカーの後塵を拝している」と主張。「中国の消費者はなお一層、中国家電メーカーを支持し、最後まで中国製品を支持すべきだ」と結んだ。(翻訳・編集/山中)
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