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地面師被害より数百倍痛い 積水ハウス「お家騒動」の行方
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223709
2018年2月22日 日刊ゲンダイ
63億円詐欺被害の舞台となった海喜館(C)日刊ゲンダイ
「会長と社長の“骨肉の争い”が世間に知られたわけですから。“地面師被害”の数百倍も痛い」と関係者は愚痴る。20日付の日本経済新聞が報じた、積水ハウスの“お家騒動”の件だ。
2月1日付のトップ人事で、和田勇会長(76=現相談役)の退任の実態は「解任」だったとすっぱ抜かれた。
東京・五反田の土地購入を巡って地面師に63億円をだまし取られた責任で、和田氏は取締役会で阿部俊則社長(66=現会長)に退任を求めたが、賛成・反対同数で成立せず。逆に阿部氏から和田氏解任の緊急動議が出され、賛成多数で和田氏は辞任せざるを得なくなったという。
「和田さんの動きがダダ漏れだったから、阿部さんがすぐに反撃できたわけです。勝負は決まっていた」(関係者)
いずれにせよ、住宅会社がお家騒動とは笑えない。
「2兆円企業の積水ハウスにとって、地面師被害で生じた55億円の特損は屋台骨を揺るがすような話じゃない。ぶっちゃけ格好悪いだけです。が、今回のお家騒動は長引く恐れがある。親子ゲンカの『大塚家具』を引き合いに出すまでもなく、騒動が長引くほど、業績や株価にボディーブローのように響いてきますからね」(経済ジャーナリストの岩波拓哉氏)
和田氏は1998年に社長に就任し、当時の売上高1兆3000億円から2兆円企業に成長させた“中興の祖”だ。社長、会長として20年間もトップに君臨し、同社の表も裏も知り尽くしているだけに、社内にも動揺が広がっているようだ。
「そんな和田相談役が日経の取材を受け、会社にダメージを与えることが分かっていながら“身内の恥”をさらした。よっぽど腹に据えかねているのでしょうが、こうなると今後、誰に何を話すのか想像もつかない。予想外の“爆弾”が飛び出してくるんじゃないかと、社内は戦々恐々です。そんなことになったら“風評被害”は55億円どころじゃ済まない」と、中堅社員は肩を落とす。
積水ハウスは一体、どこに「帰っていく」ことになるのだろうか。
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— 新保吉章 (@pat052) 2018年2月22日
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