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3年で半減、福島・川俣町山木屋の子ども達、スケートリングも効果無し
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2797.html
2019/02/05(火) 20:03:21 めげ猫「タマ」の日記
2017年3月31日に避難指示が解除された福島県川俣町山木屋(1)の15歳以下の子どもは
2016年2月 91人(2)
2019年2月 47人(3)
で3年で半減しました。2018年4月に同地区で小中学校が再開したのですが(4)、小学校は2019年度は生徒が「0」に(5)、中学校は3年生が3人だけになります(5)(6)。事実上、小学校は1年で廃校、中学が2019年度に3年生が卒業した後は生徒は「0」で、2年で廃校になります。今年もスケートリンクがオープンしたのですが(7)、効果は無かったようです。
川俣町山木屋は2度と「子どもの声が響」く(4)事はありません。復興とは「一度衰えたものが再び勢いを取り戻す事」です(8)。山木屋に衰えた子どもの声が戻る事はありません。復興はしません。
福島県川俣町は阿武隈高地の北部に位置する山村です。福島事故で放射能が飛んで来て町は汚染されました。
事故から8年近くを経て汚染されている福島
※1(9)のデータを元に(10)に示す手法で2月1日に換算
※2 避難区域は(1)による。
図―1 福島県川俣町
図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(11)地域が広がっています。事故8年目になりますが川俣町は汚染されたままです。
事故後5年間(2011年3月から2016年2月)に生まれた赤ちゃんは
男の子 141人
女の子 182人
で女の子が多く生まれています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると統計的に差があるとされる5%を下回る2.3%でした(12)。
通常は男の子が多く生まれるので(13)異常な事態です。福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。
福島県川俣町の綺麗な女性(成人式)
※(14)を引用
図―2 福島県川俣町の綺麗な女性(成人式)
でも喜んでばかりはいられないようです。放射性影響研究所は広島や長崎で遺伝的な影響が無かった根拠の一つに生まれて来る赤ちゃんの男女比(出生性比)に異常がなかったことをあげています(15)。さらには福島事故で設定された避難区域の全てないし大部分が「計画的避難区域」だったのは川俣町の他に飯舘村、葛尾村がありますが、どちらも川俣町と同じように事故後に女の子が多く生まれています(16)。広島や長崎で起きて無い事が福島では起きているようです。
それでも安倍出戻り内閣は「安全」であるとして昨年(2017年)3月31日に川俣町山木屋の避難指示を解除しました(1)。以下に川俣町山木屋の帰還者・避難者数を示します。
帰還が進まない川俣町山木屋
※(2)を集計
図―3 川俣町山木屋の帰還・避難者数
図に示しように帰還は進んでいません。避難指示解除時(2017年4月1日)の対象者は1,154人でしたが(2)、1月1日時点で帰還している方は380人です(3)。
以下に15歳未満の子ども(多分全員が避難中(17))人数を示します。
減っていく山木屋の子供
※(2)を集計
図―4 川俣町山木屋の15歳未満の人口(含む避難者)
図に示す通りどんどん減っています。数値を記載すると
2016年2月 91人(2)
2019年2月 47人(3)
で3年で半減しました。2018年4月に同地区で小中学校が再開したのですが(4)、小学校は2019年度は生徒が「0」に(5)、中学校は3年生が3人だけになります(5)(6)。事実上、小学校は1年で廃校、中学が2019年度に3年生が卒業した後は生徒は「0」で、2年で廃校になります。今年もスケートリンクがオープンしたのですが(7)、効果は無かったようです。
川俣町山木屋のスケートリンクオープンを報じるFTV
※(18)を引用
図―5 川俣町山木屋のスケートリンクのオープンを報じる福島のローカルTV局(FCT)
川俣町山木屋は2度と「子どもの声が響」く(4)事はありません。復興とは「一度衰えたものが再び勢いを取り戻す事」です(8)。山木屋に衰えた子どもの声が戻る事はありません。川俣町山木屋は復興しません。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
川俣町山木屋から子供達が離れていきます。彼らは山木屋には帰還しないようです。やはり、山木屋での子育てに保護者は躊躇していると思います。汚染されているので当然の事です。そして、「不安」なのは他の福島の皆様も同じだと思います。
福島県相馬市産米の全量全袋検査数が13万件を超えました(18)。同市の人口は3万人台なので(19)、市民が食べるには充分なりょうです。同市辺りのお米は銘柄米だそうです(20)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(21)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産米はありません。
他県産はあっても福島産米が無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
※(22)を引用
図―6 福島産米が無い福島県相馬市のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県相馬市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2797.html
(1)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(2)山木屋地区の居住の状況 - 川俣町公式ホームページ(過去分を含む)
(3)(2)中の避難者数一覧(平成31年2月1日現在) [PDFファイル/38KB]
(4)東日本大震災:福島第1原発事故 子どもの声、復興の力 川俣・山木屋小中一貫校が開校 /福島 - 毎日新聞
(5)原発被災地、児童生徒数の減少顕著 福島県内5町村の小中学校、来春は2割減に | 河北新報オンラインニュース
(6)児童・生徒数 - 川俣町公式ホームページ
(7)絹の里やまきやスケートリンク - 川俣町公式ホームページ
(8)復興 - Wikipedia
(9)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(10)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(11)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(13)出生性比
(14)広報かわまた 2019年2月号 - 川俣町公式ホームページ
(15)原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 – 公益財団法人 放射線影響研究所 RERF
(16)めげ猫「タマ」の日記 福島・遺伝的影響資料に「出生性比」が無し
(17)めげ猫「タマ」の日記 福島・川俣町山木屋、学校再開、子供の帰還は「0」
(18)ふくしまの恵み
(19)福島県相馬市ホームページ
(20)特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来
(21)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(22)Webチラシ情報 フレスコキクチ
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