圧力容器はペデスタルに載ってるだけって前提条件が無いと
このシナリオは成り立たないし
載ってるだけなら耐震基準の３倍っていう基準には届かないのは明白だし

2000度もの温度の物が流れたら、圧力容器下の構造体は全て溶融してるはずだが
そうなってないのは何でって聞きたいし

そもそも、圧力容器が倒れるほどの隙間は格納容器内には無いし

原子炉は下半分がすでに溶けてなくなっている。
倒壊もへったくれもない。

ぺデスタル全壊どころか、溶融燃料は格納容器の底を抜けて
地下深く沈降している。

沈降した溶融燃料が地下水と接触してできた水蒸気が
敷地のあちこちから噴出しているのは写真でも確認されている。

原子炉内のデブリの状態以前に、
3号機プール水中の使用済燃料の状態でさえ、まだ誰も確認していないことを、
皆さん、忘れている。

3号機プール水中は今もこのザマです。
http://fukushimadisasternote.1apps.com/pool_state_report2.jpg

2015年秋のこの画像が、公開されている最新なのです。

その後、燃料取り出し装置ばかりして、
プール水中の画像が一切公開されていないのですから、
2015年秋のこの状態のまま放置していると考えるのが自然。
少しでも解消されたら画像を公開してる筈！

こう言うと、
「瓦礫が散乱して燃料が覆い隠されたままだと取り出しできないから、瓦礫はほぼ撤去されている」
と思うかもしれないけど、
「昨年秋の燃料取り出し開始を発表した時点で、瓦礫はほぼ撤去されている」と思うかもしれないけど、
https://www.toshiba.co.jp/about/press/2016_01/pr_j1801.htm
を読めばわかるとおり、
東電が「燃料取り出し装置」と呼ぶこの装置は、実質的には瓦礫撤去装置で、
瓦礫撤去は、燃料取り出しが始まってから始められるのです。

瓦礫をほぼ撤去する作業は、
本当は、燃料取り出しが始まってから始められるのに、
まるで、すでに完了しているかのように、
国民に思い込ませて騙すために、
大手マスコミもグルになって「燃料取り出し作業」と呼んで国民を騙しているのです。

本当は、瓦礫が邪魔で燃料の何割かが飛散してるか見えず公害が起きているか否か確認できていないのに、
まるで、燃料が見えてて飛散無しが画像で確認できてて公害が起きてないことが確認できてるかのように、
国民に思い込ませて騙してるのです。

原子炉内のデブリの状態云々を言ってる場合じゃない！
200km圏に住む数百万人が毎日毒を吸わされてるか否かの判断に必須の、
3号機プール水中の使用済燃料の状態を一刻も早く公開させないといけないのです。

そして、燃料の一部飛散済か見せないためにわざと瓦礫を残してることがわかったら、
「いつまで隠し続ける気だ！」と抗議活動を全国に巻き起こして
燃料の一部飛散済か見えるようにさせないといけない。

皆さん、
簡単に見るようになる筈のプール水中の燃料保管場所が未だに見えないまま、だということは、
「デブリはどこだ」どころの騒ぎじゃないのです！