http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/567.html
Tweet |
浪江町と双葉町と取り違える福井新聞
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2719.html
2018/11/18(日) 19:55:21 めげ猫「タマ」の日記 ※冒頭の欠落部分を補足
「福島第1原発 収束程遠い状況が今なお 論説」との記事で
「立地自治体である浪江町の伊沢史朗町長だ。町の96%が帰還困難区域で<中略>中間貯蔵施設を整備し除染土壌などを受け入れる」
との記述していました(1)。「浪江町」と「双葉町」を取り違えています。
福井県と福島県は同じく「福」で始まる県だけでなく、同じく「原発銀座」ができました(2)。その後に福島の原発銀座は放射能を吐き出し、周囲を汚染しました。
事故から7年8ヶ月以上が過ぎて汚染されている福島
※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で11月1日時点に換算
※2 避難区域は(5)による
図−1 福島県浪江町と双葉町
図に示す様に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(6)エリアが広がっています。事故から7年8ヶ月以上が経過しましたが、福島は汚染されたままです。
福井県の地方紙・福井新聞電子版は11月18日付の福島第1原発 収束程遠い状況が今なお | 論説 」との記事で
「一方でそうした状況を打開しようと、奮闘するのは立地自治体である浪江町の伊沢史朗町長だ。町の96%が帰還困難区域で、産業拠点などの再生計画を推し進めている。その過程で自らの町に広大な中間貯蔵施設を整備し除染土壌などを受け入れることを決断した。」
と記載していました。
「立地自治体」とは「原発立地自治体」と思いますが、浪江町に「原発」はありません(7)。一方で、双葉町には福島第一が立地します(8)。浪江町の町長は「吉田数博」さんで(7)、「伊沢史朗」さんは双葉町の町長です(8)。浪江町は1部で避難指示が解除されています(4)(7)。「町の96%が帰還困難区域」なのは双葉町です(9)。中間貯蔵施設は「浪江町」でなく双葉町と大熊町にまたがって立地します(10)。
以上に示す通り、「浪江町」と「双葉町」を取り違えています。
<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
本記事は本記事は
「立地地域の民の一人として福島を直視し問い直し続けなければならない、そんな思いを強くした。」
と結んでいますが(1)、こんな単純ミスでは全く「思い」は伝わらないと思います。背景には福島への関心の低下があると主もいます。同記事は11月18日午前7:30の配信になっていますが(1)、同日19時頃にも「浪江町」のままで訂正されていません。電子版なので、直ぐに訂正可能なのですが、読者の指摘もないのでしょうか?福島県知事は「風化」の防止を言いますが(11)、「風化」は確り進んでいるようです。これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島の秋の味覚に「柿」があります(12)。福島の柿には複数のブランドがあるのですが(13)、そのうち「みしらず柿」の出荷が始まりました(14)。「みしらず柿」はとても食味がよく、毎年皇室へも献上されています(15)。福島県は福島産柿は安全だと主張しています(16)。でも、福島県郡山市のスーパーのチラシには福島産柿はありません。
※(17)を引用
図―2 福島産柿が無い福島県郡山市のスーパーのチラシ
(=^・^=)も福島県郡山市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。
―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2719.html
(1)福島第1原発 収束程遠い状況が今なお | 論説 | 福井新聞ONLINE
(2)福島の原子力発電所と地域社会 - Wikipedia
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)浪江町 - Wikipedia
(8)双葉町 - Wikipedia
(9)最後の警戒区域再編へ 福島県双葉町、96%が帰還困難 :日本経済新聞
(10)中間貯蔵施設情報サイト:環境省
(11)<震災7年>風評や風化闘い続ける/福島県知事・内堀雅雄氏 | 河北新報オンラインニュース
(12)秋の味覚にして皇室御用達! 「会津 身不知柿」ほか《週刊福島TRIP11/9〜11/13》 | 福島TRIP
(13)福島県ブランド認証産品 - 福島県ホームページ
(14)りんごは甘く 柿は大きく育つ|NHK 福島県のニュース
(15)みしらず柿 | JA会津よつば
(16)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中のくだもの編 [PDFファイル/139KB]
(17)イオン郡山フェスタ店 | お買物情報やお得なチラシなど
論説 福島第1原発 収束程遠い状況が今なお
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/742219
2018年11月18日 午前7時30分 福井新聞
【論説】簡易ベストにマスク、手袋…。先月、東京電力福島第1原発の事故現場を視察した際の装備だ。事故後の重装備に比べ、いたって軽装なのが今の現場の様子を物語る。放射線量は激減し、廃炉などの作業効率も格段に上がったとの説明だった。
ただ、貯蔵プールからの使用済み核燃料の搬出が遅れ、溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出しも見通せていないことを忘れてはならない。加えて放射性物質を含む汚染水の保管タンクはほぼ満杯状態で、どう処理するのか判断を下せないままだ。
一方で、立地自治体は住民の帰還を目指し新たなまちづくり計画を描く。背景に、除染で出た土壌や廃棄物などの中間貯蔵施設の受け入れという苦渋の選択があったことも見逃せない。
■2、3号機の谷間を歩く■
東日本大震災の翌日2011年3月12日に起きた福島第1原発事故。本紙では以降、何度となくルポを報じてきた。11年11月の記事には水素爆発による残骸や放射線高線量に緊張が走る様子が生々しく記されている。
7年以上が経過した今、当時のような重々しい雰囲気はなかった。1〜4号機を一望できる、視察地点の定番ともいえる高台では、案内役の東電社員が線量の低下などを強調。安全安心がひときわ印象付けられた。
さすがに、2、3号機の谷間の通路を歩いた際には、これまではなかった視察コースと聞いて胸ポケットの線量計の数値が気になった。この時、ふと頭に「墓のうらに廻(まわ)る」の一句が浮かんだ。漂泊の俳人尾崎放哉の代表作だが、むきだしの鉄骨やがれきが連想させたのだろう。
■林立する汚染水タンク■
しかし、決して墓標ではないのだ。たとえば3号機の貯蔵プールには計566体の使用済み燃料と新燃料が保管されたままになっている。建屋内は線量が高く、無線による遠隔操作での取り出しという「前例のない取り組み」を待っている状態だ。2号機ではデブリ対策として注水を一時停止する試験が予定されているとの報道があり、心がざわつく。事故の収束、廃炉には程遠い現状がある。
一行の乗ったマイクロバスが縫うように走ることを強いられたのは汚染水の貯蔵タンク群だ。構内に約900基、100万トンを超える水量という。デブリを冷却した水や、流れ込んだ地下水を保管しているが、1日約160トンもの量があり、敷地内のタンク増設は20年までしか余裕がないという。
水で薄めれば海洋放出が可能なトリチウムだけが含まれるとしていたのが、それ以外の放射性物質が混入していることが判明。漁業者らの反発を招き処理の行方は見通せない。林立するタンクこそ墓標のように映る。
■決断に「殺されるかも」■
構内の大型休憩所には食堂やコンビニがあり、約4200人の作業員が利用しているという。防護用のカッパやマスクをした作業員が次々に行き交う情景は、にぎわい然とした感がある。原発に至るまでの道路沿いの主なき商店や民家が雑草や雑木に覆われ、寒々とした風景を醸成しているのとは対照的だ。
一方でそうした状況を打開しようと、奮闘するのは立地自治体である双葉町の伊沢史朗町長だ。町の96%が帰還困難区域で、産業拠点などの再生計画を推し進めている。その過程で自らの町に広大な中間貯蔵施設を整備し除染土壌などを受け入れることを決断した。「殺されるかもしれんと思った」のひと言がずしんと響いた。
「福島の復興なくして日本の再生なし」を繰り返してきた国のトップ。片や「原発は重要なベースロード電源」とも言い募る。原発政策への国の立ち位置が見えない中、立地地域の民の一人として福島を直視し問い直し続けなければならない、そんな思いを強くした。
原発銀座の福井新聞の論説。
— 門 祐輔 (@yusukemonkyoto) 2018年11月18日
「福島の復興なくして日本の再生なし」を繰り返してきた国のトップ。片や「原発は重要なベースロード電源」とも言い募る。原発政策への国の立ち位置が見えない中、立地地域の民の一人として福島を直視し問い直し続けなければならない」https://t.co/kWXNXnqvcS
福井県を中心に北陸と近畿地区の将来は、このフクシマと同じ状況になる危険性を抱える。決して他人事じゃない。やはり、#原発いらない !
— サラリーマン やす (@yumesuke69king) 2018年11月18日
→福島第1原発 収束程遠い状況が今なお https://t.co/rEnldxS2Me #スマートニュース
福島第1原発 収束程遠い状況が今なお #SmartNews
— makx2 (@tsakamaki) 2018年11月19日
〈たとえば3号機の貯蔵プールには計566体の使用済み燃料と新燃料が保管されたままになっている。〉
フクイチ事故は終わっていない!
もし、燃料プールに影響のある地震が起きた場合は、
同様の事故が再度起きる!
https://t.co/FHlHt0tbjO
見に来た方がいいかもね
— おだづ (@odatudekunobow) 2018年11月18日
原発ある自治体は
福島第1原発 収束程遠い状況が今なお https://t.co/jwSBLxR7Cx #スマートニュース
「事故は進行中‼️」 福島第1原発 収束程遠い状況が今なお https://t.co/GAUtBab0oX #スマートニュース
— エイユー8379 (@AU_8379) 2018年11月18日
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素50掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素50掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。