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(回答先: 女川原発1号機廃炉に 東北電力が方針固める 運転開始から35年目(使えぬ古物を切り捨てただけ??) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2018 年 10 月 25 日 12:03:21)
限界近い原子炉を廃炉にするのは安全を考えれば当然。また事故の可能性が消えないなら、その他の原子炉も同様にすべき、と言うのが近隣住民には当然の感覚だろう。
それとも金の稼げる残りの原子炉再稼働に向けてのガス抜きなのだろうか?
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女川原発1号機/廃炉検討は当然の選択だ
https://www.kahoku.co.jp/editorial/20181007_01.html
東日本大震災で停止している女川原発1号機(宮城県女川町、石巻市)について、東北電力が廃炉を検討すると表明した。廃炉となれば、東北電としては初めてとなる。
1号機の状況を考えれば、当然の選択とも言える。最終的な判断はこれからというが、1号機の「余命」からみて、再稼働に踏み切るのは現実的ではないだろう。
1号機は1984年6月に営業運転を始め、既に34年が過ぎている。東北電の原発4基の中では最も古く、国内で稼働する39基のうち8番目の古さだ。
東京電力福島第1原発事故を受けて、原子力規制委員会が定めた新規制基準では、原発の運転期間は原則40年。規制委が認めれば1度だけ最長20年間延長できる。ただ、基準を満たすには、巨額の安全対策費が必要で、ハードルは高い。延長には特別点検もクリアしなければならず、追加投資は避けられない。
規制委による再稼働審査が進む女川2号機は2013年12月の審査申請から5年近くがたち、想定以上に長期化している。再稼働は20年度以降となる見込みだ。
東北電は2号機に続き3号機の再稼働に向けても審査申請の準備を進めている。その後に1号機の再稼働を目指したとしても、残された稼働時間は極めて短いと予想される。東北電は1号機が稼働できる期間とコストをはかりに掛け、廃炉検討に入ったとみられる。
1号機は震災で被災している。タービン建屋地下1階では、高圧電源盤から火災が発生。原子炉建屋の天井クレーンが損傷するなど、経年劣化の問題が浮上していた。出力は52万4000キロワットで、女川原発3基のうち2号機、3号機(ともに82万5000キロワット)より小さく、電力供給面での影響は限られる。
そうした状況を勘案すれば、廃炉は既定路線だったようにも思える。
ではなぜ、最終判断を前に廃炉の検討を明らかにしたのか。「2号機再稼働への理解を促す思惑があるのでは」という臆測が出ている。
2号機再稼働を巡っては、その是非を問う住民投票条例制定を目指す仙台市の市民団体が、県条例制定の直接請求に必要な署名集めを展開している。
再稼働の地元同意を得る手続きでは現在、立地する女川町と石巻市だけが事前了解の対象だ。だが、再稼働審査に合格した東海第2原発(茨城県東海村)では、周辺自治体の了解も必要となった。東北電と宮城県は女川原発再稼働について、県民の声に耳を傾け、周辺市町の同意も得るよう力を注ぐべきだ。
仮に1号機廃炉となれば、長い時間と膨大な費用を要する。その負担は住民にも跳ね返ってくるだけに、幅広い理解が得られるよう丁寧な説明が欠かせない。
2018年10月07日日曜日
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