http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/369.html
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「『住民の被ばく線量の基準の考え方示すべき』審議会で意見」 (NHK 2018/9/28)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180928/k10011648321000.html
福島第一原発の事故のあと、除染の基準になっている1時間当たり0.23マイクロシーベルトという放射線量について、28日に開かれた国の放射線審議会で、委員から、除染で数値がなかなか下がらず、住民の帰還が進まない状況を踏まえ、審議会として基準の考え方を示すべきだという意見が相次ぎました。
国の放射線審議会は福島第一原発の事故を教訓に、除染や食品に関する被ばくの基準などについて議論していて、28日の会合では、事務局の原子力規制庁が再び原発で事故が起きた場合の放射線から住民を守るための考え方の案を示しました。
このなかでは、現在、除染は被ばく線量を年間1ミリシーベルト以下になることを長期的な目標に、1時間当り0.23マイクロシーベルト以上の地域で進められていますが、実際に測定された住民の被ばく線量はこれより低い傾向であることなどを例に、基準が本来意図する目的とはかけ離れて使われているなどと説明されています。
また、事故直後の緊急時から状況が変化していくことを踏まえ、基準の数値が余裕を持って定められていることを説明する必要があると指摘しています。
これについて委員からは、0.23マイクロシーベルトという値について被災地に住民の帰還が進まない状況を踏まえ「0.23は、住民にとって安全かどうかの固定観念になっている」とか、「除染をしても線量が下がらないなかで、0.23が大きな問題として残っている」など、審議会として住民の被ばく線量の基準の考え方を示すべきだという意見が相次ぎました。
審議会では、年内には取りまとめに向けた会合を開きたいとしています。
--------(引用ここまで)-------------------------------------
「安全基準を守れないから基準を甘くする。そうすれば帰還者も増える」
もうメチャクチャですね。
避難者が帰還しないのは、福島に残った家族や友人知人が
被ばくでバタバタ倒れている恐ろしい状況を知っているからです。
政府の安全基準など誰もハナから信用していないので、
どう変更しようと帰還者は増えません。
(関連情報)
「放射線基準の「妥当性」検証 事故から7年で規制委、食品も議論へ (産経)」
(拙稿 2018/2/6)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/394.html
「作家、広瀬隆氏、原子力規制委の更田豊志委員長を「人殺し」と罵倒! (産経ニュース)」
(拙稿 2018/1/21)
http://www.asyura2.com/17/genpatu49/msg/355.html
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