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「<福島第1原発>東電、2月からトリチウム水保管タンクの放射性物質測定」
(河北新報 2018/9/22)
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201809/20180922_63019.html
東京電力福島第1原発で汚染水を処理した後に残る放射性物質トリチウムを含む水について、敷地内で保管するタンクの放射性物質濃度を、東電が今年2月から測定していたことが21日、分かった。「タンクの濃度は調べていない」と繰り返してきた従来の説明と異なり、情報公開に対する姿勢が問われそうだ。
東電は河北新報社の取材に「測っているのは配管でつながった『タンク群』で、タンク一つ一つではない」と釈明。説明の整合性は取れていると主張した。
処理水は配管でつながった複数のタンクにほぼ同時にためる。東電はタンクにためる直前に加え、過去に貯蔵した処理水もタンク群単位で抽出調査していた。
8月末までに59タンク群を調査。1リットル当たりの最大濃度はトリチウムが126万4000ベクレル、ヨウ素129が22.44ベクレルだった。本年度中にさらに100群で測定するという。
東電はこれまで、トリチウム以外の放射性物質の大半を取り除く多核種除去設備(ALPS)の出口で処理水の濃度を計測しているが、タンクは未調査と説明。今月3日の定例記者会見では「政府の要請があれば測定する」との意向を示していた。
処理水の処分方法を検討している国の小委員会が8月末に開いた初の公聴会も、タンクの濃度測定が未実施の前提で進められた。
汚染水は、1〜4号機の建屋に流入した地下水などが溶融核燃料(デブリ)に触れるなどし、1日200トン前後が発生。ALPSを経た処理水は現在、約93万トンが約690基のタンクに保管されている。東電はタンク建設は容量137万トンが限度としている。
------(引用ここまで)------------------------------
ようやく東電は処理後の汚染水の測定結果を白状しましたが、
トリチウムは最大で126万Bq/Lととんでもない汚染です。
6万Bq/Lまでという全く科学的根拠のない危険極まる排出基準を設定したとしても、
このままでは海に流せません。
他の放射性物質も公表しないだけで、大量に含まれているのに違いありません。
(関連情報)
「西尾正道氏講演会 染色体を破壊するトリチウムの排出基準はEUは100Bq/L
日本は6万Bq/L 科学的根拠なし」 (拙稿 2018/9/13)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/312.html
「『トリチウムは極めて危険 官僚はウソをつくな!』 多核種除去設備等処理水の
公聴会で西尾正道先生が怒りの発言」 (拙稿 2018/9/3)
http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/278.html
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