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「福島市の巨大モニュメントにネットで批判『科学的にあり得ぬ』『新たな風評引き起こす』
制作者謝罪、市と扱い協議」 (河北新報 2018/8/12)
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201808/20180812_63020.html
福島市に恒久展示された巨大モニュメントにインターネット上で批判が噴出し、制作者が謝罪文を掲載する事態となったことが11日、分かった。問題視されたのは作品の胸にあるデジタル表示「000」。放射線量を計測する線量計を模したが、「科学的にあり得ない」などと指摘された。
作品は、東京電力福島第1原発事故に着想を得た現代アート。寄贈を受けた福島市の木幡浩市長はツイッターで「現代アートは科学とは異なり抽象化して表現します」などとつぶやきを重ねて理解を求めている。
モニュメントは高さ6.2メートルの「サン・チャイルド」。ヘルメットを外した防護服姿の子どもの像で、放射線不安が解消された様子を表現している。
現代美術作家ヤノベケンジさんが2011年10月に初公した。今月からJR福島駅近くの教育文化複合施設「こむこむ」入り口に展示されている。
批判は今月3日の除幕式以降に相次いだ。自然界には宇宙や大地からの放射線が存在することから「科学的にあり得ない『000』表示が付いたものを設置するのは反対」といった意見がツイッターなどに投稿された。「防護服が必要なほどだったという新たな風評を引き起こす」との声も上がった。
放射線に詳しい菊池誠大阪大教授(統計物理学)も批判した一人。取材に対して「放射線量ゼロでないとヘルメットを脱げない、安全でないように見える点が問題だ。放射線への理解を広げる努力が水の泡になる」と懸念を示した。
ヤノベさんは10日、自身のウェブサイトに「不愉快な思いをさせてしまった。『放射能』に対する知識の正確さが求められていることに配慮すべきだった」などと記載した。
作品の狙いについては、河北新報社の取材に「胸の数字は、原子力災害がない世界という象徴的な意味を込めた」と説明。誤解される恐れも念頭にあったが、「作品全体で希望のイメージを伝えられると思い込んでしまった」と語った。今後は作品の扱いを福島市などと話し合う考えだという。
--------(引用ここまで)----------------------------------
安全デマを流布している御用連中が中心に、この「サン・チャイルド」を批判しているようだ。
覆面御用漫画家もデマアートだと叫んでいる。
https://twitter.com/TatsutaKazuto/status/1028831126586974208
(竜田一人)
「放射線 ゼロで安心 デマアート 寄贈する無知 展示する罪
#サン・チャイルド
19:30 - 2018年8月12日 」
福島にはいまだに高い汚染が残っていること、健康被害でどんどん人が倒れ亡くなっていること、
そういった深刻な現実には目を閉じて、汚染はもう無い、安全だ、風評被害だと叫んでいる
御用連中にとって、否が応でも悲惨な現実を思い出させるこの作品は目障りで仕方がないのだ。
そもそも、何の予備知識もない人が見たら、これは宇宙服を着た少年にしか見えないし、
胸部に表示されている数字も線量とは思わないだろう。
線量ゼロは科学的ではないというのは言いがかりであって、もしゼロ以外の数字だったら、
彼らは逆に「福島には強い汚染が残っていると言いたいのか」とクレームをつけるだろう。
ああ言えばこう言う。
阿修羅掲示板のコメント欄で揚げ足を取ったり、重箱の隅をつついたりする工作員と同じだ。
金の出どころが同じなのだから当然である。
福島が復興をめざすのなら、ごまかさずに汚染や被ばく被害の現実と対峙し、
一つ一つの問題に対し、きちんと対策を取らなければならない。
不都合な真実に目を閉じていても復興から遠ざかるばかりだ。
しかし御用連中にとっては、そんなことはどうでもよい。
なぜなら彼らの本当の目的は福島の復興ではなく、原子力の復興・推進だからである。
それにしても、作者のヤノベケンジ氏が「不愉快な思いをさせてしまった」とすぐ謝罪したのは
何とも情けない。
どんな作品にも人により好き嫌いはあるわけで、不愉快な思いをさせて謝罪が必要なら、
芸術は成り立たない。
すぐ謝るような軟弱な意志で作品を発表するようでは芸術家として失格である。
自分の作品に信念を持たずして何の芸術か。
福島県民もよく考えたほうがよい。
少なくともヤノベ氏は福島の復興を切に願ってこの作品を製作したわけで、安全デマを流布する
御用連中の尻馬に乗って、福島のために本当に骨を折ってくれている人に対し非難を続けたら
どうなるか。
さわらぬ神にたたりなしと、そのうち誰も福島の復興に協力してくれなくなるに違いない。
(関連情報)
「声明文『《サン・チャイルド》設置について』」 (YANOBE KENJI ART WORKS 2018/8/10)
www.yanobe.com/20180810_KenjiYanobe_Statement.pdf
「サン・チャイルドの設置に関する市長コメント」 (福島市ウェブサイト 2018/8/13)
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/hisyoka-hisyo/shise/goannai/shichonoheya/mayor20180813.html
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